金銭管理と支援について考える

今日は、自立支援センターうすいで行われた特定非営利活動法人ハートフルボイスの職員のみなさんの研修会において、本会事務局長木山が講義をしました。
グループホームや自立訓練施設として精神障がいをもつ方の支援をされているみなさんは、日々、利用者の方の金銭管理で悩みを抱えておられるということで、話をしてもらえないかという依頼をいただきました。
木山から、最初に、地域福祉権利擁護事業の成り立ちと現状について説明しました。
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また、管理と支援について、パターナリズムとマターナリズム、医療モデルと生活モデル等、違いを話し、その境界線を常に意識して、権利擁護事業に取り組んでいることをお伝えしました。また、『支援は車の運転のように』ということ心がけており、速度と距離を大事にしながら、相手のことをしっかりみながら速度を考え、近すぎず遠すぎない距離で関わっていることも伝えました。
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みなさんは熱心に聞かれていました。
最後に、今後、利用者のみなさんの金銭管理支援について、この事業を利用するどうかにかかわらず、一緒に考えていきましょうと話をしました。

アルミ缶換金へ行ってきました♪

今日の夕方から明日は雨の予報でしたので、今日雨の降らないうちにアルミ缶を田川まで持って行きました。毎月恒例の行事になっています。

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みなさんのおかげで、ワゴンの車いっぱいになります(*^_^*)本会では、アルミ缶を換金してチャイルドシートの購入に充てさせていただいています。そのチャイルドシートは、嘉麻市居住の子育て世帯へ貸出しをおこなっています。今は、すべて貸し出し中の状態です。また、購入できるようにこつこつ田川へ運びたいと思います。みなさんのご協力をお願いいたします。

市民後見人養成講座最終日

今日は、平成26年度第2期市民後見人養成講座の最終日でした。
振り返り、総まとめとして、本会事務局長の木山が講義を行いました。
改めて、平成12年度の介護保険制度と同時に、それまでの禁治産、準禁治産制度から成年後見制度に改正され、身上監護に重きを置くようになったこと、そのなかで市民後見人が必要とされるようになった流れ等を復習しました。また、嘉麻市社協が実施している地域福祉権利擁護事業、日常生活自立支援事業、法人後見事業に関してどのように取り組んでいるのかについての説明を受け、そのうえで、支援とはどういうことを言うのか、管理にならないように常に自分に問いかけながら関わっていかなければならないこと、パターナリズムに陥ってないか自己点検する必要があること、私たち福祉関係者は、治療する、正常に近づける医療モデルではなく、そのままのかたちを受け入れ、その方にどんなものが必要なのかを一緒に考える生活モデルの考え方に立たなければならないことなど、これまでの講座でも学んだことを、もう一度確認しました。
それから、申し立て時の問題を考える事例について、各グループで考え、発表しました。解説では、ほぼ100点の答えだと評価してもらいました(^O^)みなさんこれまで学んできたことをしっかり吸収されていました。
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その後は、閉講式を行いました。
始めに、嘉麻市保健福祉部高齢者介護課池田巌課長よりご挨拶をいただき、熱心に受講されたみなさんへのねぎらいの言葉、また今後も活躍してほしいという希望が伝えられました。
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そして、本会会長の村上から、お一人ずつ修了証を授与しました。
会場は拍手と笑顔で溢れました(*^_^*)
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16名のみなさんとこの日を迎えることができて本当に嬉しいです。ありがとうございます。
来年度はフォローアップ講座を予定していますので、今後もよろしくお願いいたします。
また、受講生のみなさんとの出会いを大切に、この事業だけに関わらず、嘉麻市社協が取り組む地域で支えあう活動を広めていきたいと思います。

社協だよりクイズ

本会が発行している広報紙えがおに「社協だよりクイズ」のコーナーがあります。クイズの答えは、その広報紙を読んでいただければ、見つけることができます。                                        正解された方の中から、抽選で、毎月2名の方に千円分の図書券をプレゼントしています。                             読んだ感想も添えて、ぜひご応募ください。

第2回みんなの力で地域を支え合う

今日は、稲築地区公民館で、みんなの力で地域を支え合うフォーラムを開催しました。
第1部では、本会が作成した電子紙芝居を上映しました。成年後見制度を利用しなくてはいけなくなったかまこさんの物語の中で、制度の概要や大切さを説明しました。また、その後は、地域福祉権利擁護事業について資料もとにお話しました。
続いて、第2部では、行政書士で社会人落語家の生島清身さんに『天国からの手紙』という創作落語、講演をしていただきました。落語や楽しい話を聞きながら、相続や遺言、エンディングノートについて楽しく学ぶことができました。また笑うことの大切さも教えていただき、有意義なフォーラムとなりました。
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空き家管理住まいるサービス

嘉麻市社協では、現在、空き家となっている6軒の家屋を所有者の方と契約を結び管理する「空き家管理住まいるサービス」を実施しています。昨日は、そのうち2軒の基本サービスを行いました。月に一度、基本サービスとして、通風、通水、敷地内外のチェック、郵便物の確認等を行います。今回も職員1名と協力者1名で、庭の枯葉などを片付けていると綺麗な梅の花が咲いていました。花粉症も気になりますが春を感じながらの作業となりました。(^^♪

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音楽の時間♪

今日は、嘉麻北日中一時支援事業所で子ども達が音楽を楽しみました。
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タンバリンやマラカスを手に、リズムに乗って楽しみました。曲に合わせて、トライアングルを鳴らすのですが、タイミングが難しいようでした(^_^;)♪
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みんな、電子ピアノに興味津々です。子どもたちは、音楽の時間が好きです。また、次回が楽しみです(^O^)

フォーラムの準備

今日は、日曜日に開催する「みんなの力で地域を支え合うフォーラム」の準備で、会場となる稲築地区公民館に行ったり、配布資料や参加者名簿の作成などを行いました。
今回のフォーラムは、第1部では、本会が作成した電子紙芝居「かまこさんのお悩み解決~成年後見制度って?」を、第2部では、講師に行政書士で社会人落語家の生島清身さんをお招きし、遺言知識を深める創作落語「天国からの手紙」を行います。成年後見制度や遺言などは堅苦しいイメージがありますが、楽しく学ぶことができたらと考えています。当日の参加も可能ですので、ぜひご参加ください。

日時 平成27 年2 月22 日(日)13 時~15 時30 分
会場 稲築地区公民館(嘉麻市岩崎1141 番地)
内容・電子紙芝居 成年後見制度って?
  ・創作落語 「天国からの手紙」
    行政書士・社会人落語家 生島清身(天神亭きよ美)さん
参加費 無料
主催 嘉麻市・嘉麻市社会福祉協議会
参加申し込み 嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751

民法入門学習会5日目

今日は、民法入門学習会を開催し、主に相続を勉強しました。
司法書士の加藤さんから、遺言や遺留分についての説明をしてもらい、その後は事例検討をしました。
成年後見人が相続人になる場合や死後事務を考えるなかで、民法がどのように関わってくるかを理解することができました。

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講座11日目★

今日は、11日目となる市民後見人養成講座でした。
まず、福岡家庭裁判所飯塚支部書記官の垂山周平さんから、家庭裁判所の役割について講義していただきました。
初めにDVDを見て後見活動の概要についてを学びました。その後、家庭裁判所の組織、機能などについての説明を受け、成年後見と裁判所の関係について学ぶことができました。また、後見等開始審判申立事件の流れや裁判所が行う情報収集の話や後見人に選任されたらどんな仕事をどのようにしなければならないのかも教わり、これまでの講座の復習もすることができました。
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次の講座は、北九州市社会福祉協議会権利擁護・市民後見センター「らいと」所長の河原一雅弁護士に、成年後見人の心構えについてお話いただきました。
講義の前に4つのグループに分かれて事例検討を行いました。事例に出てくるAさんにはどんな問題があり、どのように方針を立てて関わっていくのかを話し合いました。河原さんからは、いろんな視点でAさんの生活を支えることができるように解説がありました。後見人は、本人の状況をしっかり把握し、生活全体をコーディネートしなければならないという話もありました。また、どこを誰にお願いするかを考えていくということから、改めて後見人としてネットワークを築いていく重要性を感じました。誰のための支援なのか、本人にとってよりよい支援とはなにかを常に考えながら、本人自らによる意思決定を支援する努力が必要だということを学びました。
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最後の講座は、NPO法人ちくほう共学舎「虫の家」事務局長の髙石伸人さんから、「いま、当時者支援について考える」というテーマでお話いただきました。無縁社会の闇についてや低下するいのちと人とのつながりについて等、現在の社会の状況についてお話がありました。その現在の社会で今よく使われている言葉「支援」について話をされ、ついつい私たちはパターナリズムになっていないかということを投げかけられました。パターナリズムは個人の行為の自由を干渉するもので、自己決定権を侵害してしまうとのという話に加え、私たちは支援しようとするとき、支える側は強者、支えられる側は弱者、と自然に思い込んでしまっている、そのことを自覚しておかなければならないということを強調されました。支援とはこういうものだという定義などなく、直面する困難に規定され、「聴く、頷く、手伝う、守る、闘う、立ち尽くす」などいろんなことがあるという話もありました。また、支援が目的とならにように、あくまでも、いのちや人権、自由、平等、共生、自立、平和などの実現のための支援であることを話されました。
そして、自由を奪い干渉することはしない、でも、「あなたのことが気になるんです」ということを言い続けることが大切だ(立ち入らず、立ち去らず)という話を聞き、改めて支援とはどうあるべきなのかについて考えさせられました。市民後見人ということだけでなく、今後地域の中での支えあい活動に関わっていただきたい受講生のみなさんと共有することができた貴重な時間となりました。
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次回は、24日(火)、いよいよ最終日です。振り返り、事例検討、閉講式を行う予定です。