嘉麻い隊うすい⑨

12月18日(金)、笹原公民館で嘉麻い隊うすいを開催し、7名が参加しました。
初めて参加された方がおられたため、協議体について説明した後、前回までを振り返りました。
笹原行政区ではコロナウイルス感染症が怖くて、サロンなどで集まりたくても集まることができず、地域の交流する機会が減ったと感じているとのことでした。ラジオ体操を通して地域の見守りを行っている他の校区の取り組みを紹介したところ、音楽を流すことで周囲にアピールしながら、集まれる方からやってみようとの意見が出ました。今後も地域の交流の場づくりや地域の見守りについて考えていくことになりました。

かま自立相談支援センター

かま自立相談支援センターでは、生活に窮する方々の相談をお受けしています。生活上の悩みや経済的な困りごとなどについて、相談支援員が一緒に課題を整理し、どうしたらいいか考え、解決に向けてサポートしていきます。
・病気になりこれからの生活が心配・仕事をしたいけど働けるか不安。仕事がなかなか決まらない。・家計のやりくりができず、公共料金などが支払えない・借金があって生活が苦しい。収入がないので家賃が払えない。・悩みがあるが相談先が分からない。・子どもがひきこもっている。自分も高齢で、将来が不安。など、生活上のさまざまな悩みを抱える方は、一人で悩まずに、まずはセンターにご相談ください。電話での相談は、24時間365日対応しています。
TEL 0948-43-4751(直通)かま自立相談支援センター

記録の大切さ

日々、生活に関する相談をお受けし、その方の目標に向かって課題を解決できるよう支援しています。なかには複合的な課題を抱えた方も多くおられ、先日、Aさんの支援に携わる関係機関で、支援内容を共有する会議が行われました。忙しさにかまけて、記録の整理が不十分だったため、聞き取った記憶はあるもののどこに書き留めたかわからず、記録の大切さを痛感しました。限られた時間で、要点をわかりやすく記録するには、日々の積み重ね以外にはないと感じた瞬間でした。

初雪

今日は九州の一部で雪が降り、福岡では初雪となりました。
嘉麻市でもちらちらと降っており、少し早いのかなと感じていましたが、昨年が極端に遅かっただけで今年は例年並みなのだそうです。
寒さが一層強くなり、本格的な冬の到来を感じるとともに、今冬はたくさん降るのかなと少し心配になった一日でした。

在宅での介護を続けたい

先日開催した、在宅介護者の集い「こころ」定例会では、9ヶ月ぶりAさんが参加されたため近況報告をしました。Aさんは今年から進学を機にお孫さんと一緒に住むようになり、夫の介護をする際に手伝ってもらえるようになり助かっているとのことでした。また、Aさんは今年で在宅介護9年目であり、自分の年齢や体力を考えても、10年間介護をしたら節目として、夫の施設入所を考えていると以前から話されていました。しかし、お孫さんと一緒に暮らすようになり、介護の負担が少し減ったことで、「孫が卒業するまでは、在宅での介護を一緒に続けたいと思います」と力強く宣言されている姿がとても印象に残りました。

相続と相続放棄

 成年後見制度を利用し、本会が保佐人としてかかわっていたAさんが亡くなられ、相続人の調査を行ったところ、相続人と連絡がとれました。甥や姪は突然の連絡に驚かれつつ、Aさんの思い出話や遠方に住むため疎遠になっていたと話されました。生前の様子を伝えながら、相続について話したところ、引き継ぎたいと思いつつも相続放棄をした方がよいのかと迷われる親族もおられます。相続放棄の申し立ては、相続の開始を知って(被相続人が亡くなったことを知った日)から3ヶ月以内となっていることから、どちらかに決めなければなりません。相続人の意思を伺いながら、手続きを進めていきたいと思います。
 

大掃除にもコロナの影響

高齢者のみなさんに、大掃除についてたずねると、「短期間に集中して掃除をする体力がなくなった」「脚立や椅子の上に立つ高い場所での作業が怖くなり、電気や換気扇、窓拭きなどの掃除ができない」との話しを聞きました。
Aさんは、昨年まで離れて住む娘さんに手伝ってもらっていましたが、今年はコロナの影響で簡単に行き来ができず、自分ができる範囲で、少しずつ掃除をしているそうです。「今年はお正月も静かだよ」と寂しそうにされていました。

冬場の脱水症状にご用心!

今年はコロナウイルスの影響で、マスクを着用して過ごす日が例年より多くなりました。マスクを長時間していると呼吸で口周りが湿り、喉の渇きに気づきにくくなるということで、特に撥水性の強い市販マスクの使用時は注意が必要です。
脱水症状は夏に限ったものではありません。マスクが手放せない状況の中、これまで以上に意識してこまめな水分補給を心がけたいと思います。

成年後見制度利用促進実践研修会

12月9日(水)、クローバープラザで開催された令和2年度成年後見制度利用促進実践研修会に参加しました。
研修会では、成年後見センター・リーガルサポート赤坂協同司法書士事務所の藤江美保さんから、意思決定支援や金銭管理、死後事務について話を聞きました。権利擁護とは、ご本人の意思決定を支援するものであり、価値観や宗教観、思考などによってそれぞれ違うため、意思表示をできない方のケースの場合は特に、関係者としっかり話し合うことが大切であると学びました。
グループワークでは、3つのテーマごとに後見活動の中で感じている悩みや判断に迷う場面などを共有をしました。たくさんの事例を聞きながら、「もし自分だったらどうしただろう」と考えさせられることもたくさんありました。

ふれあい・いきいきサロン グーの会

グーの会の方から「寄せ植えをするから、おいで」とお声をかけてもらい、参加しました。
訪問すると、葉牡丹やパンジーなど色とりどりのお花を植えられており、「黄色がいいかな」「赤を入れたいね」などと会話も弾んでいました。今日参加できなかった方には、寄せ植えを届けるそうです。お昼は10月桜を鑑賞しながら、外でお弁当を広げ、楽しい食事になりました。
今年は、4月から6月までコロナの影響で開催できませんでしたが、今年最後のサロンがみんなで出来て良かったねと話され、来年もみんなで元気に会いましょうと声をかけられていました。