日頃からの意識

先日、Aさんのお宅に伺い話をしていると、少しぎこちない表情をしていました。どうしたのか尋ねると「家に人が来ることはあまりないので緊張しています」と話されました。
私たちは、生活状況を知ることやできるだけ話しやすい環境で話してもらうことを目的に、自宅を訪問することが多くあります。また、「入って入って」と言い、リラックスした様子で話される人が多いこともあり、私自身、自宅を訪問することは相手のプライベートな空間に入るということであるという意識が薄れつつあることに気づかされました。
自宅を訪問することや話を聞くことを通じて、相手の生活エリアに入らせてもらっているという意識を日頃から忘れずにいようと感じたひと時でした。

第35回 嘉穂地域福祉推進委員会を開催しました

8月27日(火)、嘉穂老人福祉センターで第35回 嘉穂地域福祉推進委員会を開催し、7名の委員が参加しました。
 まず、委員会選出の本会評議員の選出について協議し、1名選出されました。
次に、委員会の選出母体について話し合い、嘉穂地区にある社会福祉法人の施設から委員を選出できないだろうかとの意見が出ました。
 事務局より昨年及び今年の嘉穂地区での災害ボランティアの活動について報告した後、委員のみなさんと意見交換しました。委員からは「昨年の西日本豪雨で被災された家に行政区のみなさんで手伝いに行った」という話があり、地域とのつながりが強いことが嘉穂地区の強みだなと感じました。
今後も、委員のみなさんと地域づくりについて考えていきたいと思います。

白い糸

Aさんの足首にはいつも白い糸が巻かれていて、何かのおまじないかな?と気になっていました。
先日、「これは何か意味があるんですか」と聞くと、転ばないようにと願いを込めながら糸を巻き、毎月31日には新しい糸に変えていることを教えてもらいました。
転ばないことを目標にしているAさんですが、このおまじないを続けることで、歩行にも気をつけるようになっているそうです。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」 8月

8月24日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、3名が参加されました。

 参加されたBさんが、8月初旬に体調を崩された話をされました。「認知症の家族を介護するにしても、病院に面会に行くにしても、自分の体調をきちんと整えることがまずは大切だという事を改めて感じた」と気持ちを話されていました。
 暑い日が続きますが、来月もみなさん体調を崩さずに集まって話ができたらなと思いました。

 嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今か抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話ししてみませんか。

次回の日時は以下の通りです。
日時:9月28日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス

夏休み最後の週末

図書館に寄ると、夏休み最後の週末を迎えた小学生が本を借りにきていました。「宿題は終わった?」と声をかけると、元気な声で「3日で終わらせたよ」と答えてくれましたが、近くには、懸命に宿題に取り組んでいる子や自由研究のテーマを探す子の姿があり、人それぞれでおもしろいなと感じました。

ご注意下さい

先般、熊本県共同募金会の名前を利用した詐欺と思われる事案が発生しています。特定の個人に対し、支援金7,000万円の給付を受けるための手数料として、2000円または700円を熊本県共同募金会の現金口座に振り込むよう働きかけるメールが送られているものです。同様の事案がありましたら本会宛にご連絡ください。

ふるさとへの手紙

先日、ふるさとへの手紙の寄稿に協力してくださった方から、「えがお見たよー」と連絡がありました。
親戚にも配りたいとの話があり、とても喜んでもらえたようでした。
ふるさとへの手紙を書くことで、知人から久しぶりに連絡が来て嬉しかったとの声を聞くこともあり、広報紙が関係をつなぐ大切な役割も果たしているのかなと感じました。

本会では、広報紙を読んだ感想やご意見などを募集していますので、ぜひご連絡ください。

心配ごと相談のご案内

2名の相談員が、地域のみなさんが抱える生活上の悩みや困りごとの相談に応じます。
予約の必要はありません。
先に相談されている方がいらっしゃる場合、お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。相談は無料です。
開催日時 8月28日(水) 13:00〜15:00
開催場所 稲築住民センター

中篭公民館ラジオ体操

先日、中篭公民館で行われているラジオ体操におじゃましました。
毎年夏休みになると、朝7時から集まってラジオ体操を行っているそうです。参加した子供達がじゃんけんをして、勝った人がその日のリーダーとしてみんなの前でお手本になったり、シールを貼る係をつとめます。
今回、リーダーになった新潟県から祖父母の家に泊まりに来ている女の子は、1年生の頃から参加していて、今年で6年目になるそうです。
子どもからお年寄りまで、和気あいあいと体を動かされており、笑顔溢れるラジオ体操でした。世代を超えた交流ができる夏休みの恒例行事として、今後も続いていってほしいなと思いました。

盆踊り

地域を回っていると、昔と今を比較する言葉をよく耳にします。盆踊りもその一つで、以前は行政区の子どもから高齢者がたくさん集まって盛大に盆踊りをしたり、初盆のお宅を回っていました。今は、盆踊り自体を取りやめたり、合同で実施する行政区もあるそうです。
私が住んでいる地域では、初盆のお宅が一堂に集い、文化保存会が中心となって盆踊りが開催されました。行政区独自で受け継がれている唄と踊りがありますが、継承できなかった唄もあり、その数は徐々に減っているようです。
会場には、里帰りをした知人や親戚と顔を合わせ、懐かしみながら会話をする様子が、あちらこちらで見られました。
改めて、地域行事に参加することの意義を考えさせられました。