南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ75日目

今日は天候次第でボランティアさんの受け入れを行うことにしていましたが、朝8時の時点で雨足が強くなり、断続的に降り続くという予報であったため、受け入れは急遽中止となりました。竹田ベースキャンプからはすでに出発していたため、車中で中止を伝えることとなりました。悪天候のため、当初の予定が変更となり、私は、レントハウスのビニールシートの張り替えニーズをRQ 九州さんの協力を得て解決できるように、依頼者の日程を伝えるなどの調整を行いました。このニーズは、天候がよければ7月15日にセンターからお願いするボランティアさんとRQ 九州さんとで役割分担し対応します。その後は、午前、午後と高森町社協の方と2人でニーズ調査に行きました。内容は、倒壊したブロック塀の解体と運搬、敷地内に流入した土砂の撤去と運搬などでした。調査を終えてからは、昨日ローラー調査で訪問した際に尋ねられた震災関連死に関する弔慰金等の情報をお伝えするため、その方のお宅を訪問しました。南阿蘇村が作成している生活再建に向けた被災者支援に関するお知らせを手渡しました。明日は、火曜日のためボランティアの受け入れはありません。水曜日は天候もよくなりそうなので、多くボランティアさんのご協力をお願いします。

南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ74日目

今日の南阿蘇村は、朝から小雨が降り続くあいにくの天候でしたが、ボランティアさんの受け入れと活動は、予定通り行われました。竹田ベースキャンプからは、18人が活動しました。朝は、マッチングを担当し、ボランティアさんを送り出してから、私は竹田ベースキャンプから入った方とペアを組み、長野地区のローラー調査に入り、27軒を訪問しました。長野地区は今回の水害でもっとも被害が大きかったところで、地震で出なくなった水がようやく復旧した矢先の水害でまた水が出なくなり、本当に困っていると、お会いできた12人全ての方が言われました。お会いできた方には、ペットボトルの水を手渡しました。センターに戻り、訪問票の整理、地図への落とし込みを行いました。明日も南阿蘇村は雨が降る見込みですか、予定通りボランティアさんの受け入れは行います。雨が降らないことを願っています。

南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ73日目

昨日からの雨は早朝まで降り続いていましたが、その後予報を覆し、良い天気となりました。
ボランティアさんの活動は当初の予定通りありませんでしたが、東下田地区、中松3区の2地区を6班に分けて、担当地区内を一軒一軒まわって困りごとや状況を聞いてまわるローラー調査を行いました。
本会職員は竹田ベースキャンプを通じて、岡山県から参加された企業のボランティアさんとともに中松3区の38軒のお宅を訪問しました。
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中松3区は倒壊している家屋は少ない状況で、ご自宅で生活されている方も多く、13名のかたから話を伺うことができました。
この地区では昭和28年に、川が決壊して、家が流されるなどの大きな水害が起きたことがあるそうで、先日の大雨によって、田畑の法面や畦道が崩れるなどの被害が生じたこと、そして今後大雨が降り、再び大きな被害がでるのではないかと不安を感じている方がたくさんおられることがわかりました。。
また、もうボランティア活動はしていないかと思ったと話される方や、他の被害の大きかった地区と比べると、被害は小さいので、ボランティアさんの力を借りずになんとかしようと思ったという方もおられました。あらためて、一軒一軒訪問して話を伺っていくことが大切であることを実感しました。
明日の予報はくもりとなっており、活動も再開される予定です。みなさまのご協力をお願いいたします。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ72日目

7月8日、今日の南阿蘇村は1日雨が降り続きました。 予定していたローラー調査(一軒一軒訪問して状況や困りごとを伺う)も雨による土砂災害の危険性を考慮して中止となりました。 そのため、本会職員は、これまでボランティアさんが活動したお宅を地図に落とし込んでいく作業を行いました。 また、今日唯一の活動にボランティアさん2名と他社協の職員の方たちとともに伺いました。動かなくなってしまった車を動かすというもので、5名で対応したこともあり、活動自体は15分程度で終わりました。 明日も雨の予報となっており、ボランティアさんの活動は中止となっています。
下の写真は、竹田ベースキャンプを通じて活動に参加されている嘉麻市のTさんが昨日持ってきてくださったものです。
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Tさんは全国を回って、各地の道の駅やお寺で、熊本・大分へのメッセージを書いてもらったそうです。「一日も早い復興を応援しています」「私たちも水害にあった時、いろんな人に助けてもらいました。できることで応援しています」など、心温まるメッセージがびっしりと書かれています。
この寄せ書きは、センターの事務所内に掲示されています。本当にありがとうございます。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ71日目

今日の南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンターは予定どおり行われ、40人のボランティアさんにご協力いただき、5件のニーズに対応していただきました。そのうち、竹田ベースキャンプからのボランティアさんは、28人でした。

私は、阿蘇広域消防の職員さんに同行し、昨日からの継続作業のブルーシート張りのお手伝いをしました。

今日は、昨日終えることができなかった2階部分の屋根にかかっているブルーシートの張り直しだったのですが、業務の都合上、2名の職員さんしかくることができず、作業にも大変な苦労があったと察します。

それでも慎重かつ手際よく、お互いに声を掛け合いながら作業を進められ、若い二人の消防士さんがとても頼もしく思えました。IMG_0327

また、今日は、嘉麻市の方から南阿蘇にすてきな贈り物をもってきていただきました。詳しくは、明日のこのブログで紹介いたします。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ70日目

南阿蘇村に来るようになって、今日で70日目となりました。長いようでアッと言う間の日々であったと感じます。村内から周囲を見渡すと雄大な山並みに囲まれ、豊富な水源と清流、まさに自然との共存、共生の地だと思います。image

中でも標高913メートルの夜峰山は、南阿蘇村河陽に位置し村の人たちにも馴染みの山ですが、今般の地震と水害で爪でかいた様に山肌が削り取られています。

今日活動したお宅は、豪雨時に床下一面に流入した土砂の撤去でした。家の方の話だと大雨が降るたびに夜峰山の土砂崩れを警戒して避難指示が出されるそうで、シンボルの様な山に対する複雑な心境が察せられました。

15人のボランティアさんが床下に入り土砂を掻き出す人、出された土砂を運搬、廃棄する人、土砂で汚れた床を拭く人などに分かれ、狭所での作業にもかかわらず手際よく進められていました。

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その他、明日入所説明会が行われる長陽地区の仮設住宅56軒の清掃や使えなくなった家財、家電の処分など7件の活動ニーズに対して41人のボランティアさんにご協力をいただき、その内26人が竹田ベースキャンプからのボランティアさんでした。

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また、阿蘇広域消防によるブルーシート張りの活動など、予定していた全てのニーズに対応することができました。ありがとうございます。

明日もボランティアセンターは予定どおり行います。ご協力をお願いいたします。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ69日目

今日の南阿蘇村は、昨日に増して気温が高く、炎天下の作業となりました。

通常は、火曜日と金曜日はゴミ集積所がクローズのためにボランティアセンターも休止していることもあって、今日は30人の募集に対して5名のボランティアさんに活動していただくこととなりました。

先月の豪雨で近くの川が氾濫し、土砂が家の中まで流入しその量は大人の膝に高さまでだったというお宅の庭の土砂を撤去する活動ですが、3日間継続してるものです。人数が少ないということもあり、私も同行させてもらって土砂かきをしました。

最終的には2トントラック4台分になり、庭全体に堆積していた土砂すべてが取り除かれましたが、トラックが入らないところの作業は、中継地点を作って積み込まなければならかったり、水を含んだ黒土は粘土状になって作業の効率と体力を奪うものでした。

明日も床下の土砂の撤去や畳の処分など水害によるニーズへの対応が主になると思われます。水分を十分にとっていただきながら無理をせずに行っていただきますようお願いいたします。

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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ68日目

今日は、30℃を超え真夏のような暑さの中、35人のボランティアさんが、8件のニーズに延べ45人の活動を行っていただきました。そのうち、竹田ベースキャンプからのボランティアさんは、24人でした。

ベースキャンプからのボランティアさんは、午前8時30分頃には到着され、9時前にはマッチングを終え活動に必要な資材などの準備が整っていました。

ニーズの大半は、先日の大雨で発生した土砂災害によるもので、土砂の撤去や使えなくなった家財などの処分です。しかし、食器や家財を処分する際には、付着した泥を洗い流さなければ集積所で受け入れてもらえないため、土砂の中から引きあげたものを一つ一つ丹念に洗われていました。

北海道から来られた方や東京から実家のある大分に帰省されて参加された方など、熱い思いとパワーのおかげで、8件のうちに7件が完了しました。ありがとうございます。

明日はゴミ集積所はお休みですが、土砂の撤去は活動が可能なため、35人の方のご協力を求めています。

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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ67日目

7月3日、今日の南阿蘇は予報では曇りでしたが、雨が降ったり、やんだりと不安定な天気が続きました。
時折強い雨が降ったりと、活動を行えるか不安でしたが予定していたニーズ全てを行うことができました。
本会職員は、ボランティアさんを送り出した後、午後からは一件の現地調査を行いました。先日の大雨で家の前の道路が、土砂で寸断されるほどの被害があった地区で、道路は通れるようにはなっていますが、家の敷地内にはたくさんの土砂がある状況でしたので、土砂を取り除く作業を行うことにしました。
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その後、活動を終えられて戻って来られたボランティアさんの、活動報告書の対応や、明日以降のニーズ整理、連絡調整などを行いました。
明日は天候も回復する予報で、竹田ベースからは27名の方が活動予定です。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ66日目

7月2日、今日の南阿蘇は陽が差してきているかとおもいきや、時折雨が落ちてきたりと不安定な天候でしたが活動を行うことができました。
本会職員は、朝からボランティアの受付や、マッチング、グルーピングなどを行いました。気温、湿度も高く、ボランティアさんには、水分補給や、休憩をとりながら無理のないよう活動を行うよう注意を呼び掛けました。
午後からは現地調査に3件伺い、新規ニーズとして受付を行いました。
その後は、戻ってこられたボランティアさんの報告書の対応や、マッチングシートの作成などを行いました。
また、お昼前に戻ってこられたボランティアさんが少し休んで昼からも活動しますよと、声をかけていただき、本日予定していたニーズを全て活動することができました。
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明日は、竹田ベースからは56名の申し込みがあっていますが、まだまだたくさんのボランティアさんを必要としておりますのでご協力お願いします。