南阿蘇支援竹田ベースキャンプ65日目

7月1日、今日は、ゴミ集積所が休みのためボランティア活動はありませんでした。
本日よりセンターの名称が南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンターと変更になりました。
午前中は、訪問調査を行った方々の情報を入力する作業や、各関係団体の方々の連絡名簿の作成などをおこないました。
午後からは、家の周りの塀が倒れているという相談があった方の現地調査や、明日からの活動で土砂を捨てさせていただける場所を確認しに行き、その場所までの案内地図を作成しました。
明日は午後からは雨の心配ありますが活動を行う予定で、竹田ベースからは56名の方が参加予定です。雨で活動が行えていない状況が続いておりましたので、たくさんの方のご協力をお願いいたします。image

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ64日目

6月30日.昨晩は23時過ぎに地震があり、とび起きましたが、南阿蘇村に特に被害はありませんでした。昨日まで続いた大雨も止み、午前中は小降りでした。
災害時に生かしていくために、地区ごとの住宅地図に要援護者を書き込み、久木野、白水の地図を完成させました。
午後からは晴れ間ものぞき、現地調査に2件行きました。先日の豪雨で近くの川の濁流が敷地内に流れ込み、堆積した(10センチほど)土砂を取り除いてほしいというニーズでした。もう1件は、農機具を収納していた倉庫が倒壊し、運び出してほしいということでしたが、梁や柱が太くて長く、裁断をしなければボランティアで移動させられるようなものではなかったため、裁断についてはご本人にお願いし、また連絡をいただくこととし、マッチング班につなぎました。
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明日からは生活復興支援ボランティアセンターも動き出すため、スタッフ会議で体制や運営についてを話し合いました。7月からは気温も上がるためボランティア活動の時間帯について、どうするかということも今後検討していくこととなりました。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ63日目

6月29日、今日は朝から滝のような激しい雨でしたが、午前中6件現地調査に出かけました。ブルーシートを屋根に張ってほしいという相談を受けている方には雨続きで何日も待っていただいているので、これからの予定を伝え、雨漏りの状況を確認するためお宅を訪問しました。玄関先に二階から雨漏りしているというお話も伺い、すぐ対応できないことが心苦しく思いました。なかには、いつ来られてもいいようにと準備をしてくださっている方もおられましたが、晴れて時間ができてからで大丈夫ですよと言ってくださいました。
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午後からも、1件ニーズ調査に出かけました。
明日も雨のためボランティアの受け入れは中止です。7月1日からは曇りの予報となっているので少しでも天気がよくなることを願います。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ62日目

6月28日、今日の南阿蘇村災害ボランティアセンターは、お休みでした。
昨日から降り続いた雨は、時折ゲリラ豪雨のように激しく、たたきつけるように一日中降っていました。
午前中は、ボランティアをしてほしいという連絡があったので、現地調査のため、2軒のお宅を訪問しました。

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土砂崩れで敷地内に泥水が入り、困っているとのことでしたので、天気の良いときに、泥水を取り除くお手伝いをすることにしました。
午後からはニーズ票の整理やボランティア受付用紙印刷などをしました。
明日も雨のためセンターの活動は中止です。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ61日目

6月27日.今日の南阿蘇村災害ボランティアセンターは、雨が降るまで、できる範囲で活動しようと、スタートしました。
崩れ落ちた壁の撤去やガレキの運搬などの作業をしてもらっていたのですが、資材が足りないと言う連絡があったので、現場に向かいました。
限られた時間だからと熱心に作業をされておられ、その姿に本当に頭が下がります。
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その後しばらくすると、ポツポツと雨が降り出し、どんどん強くなってきました。
大雨注意報もでていたため、やむなく、活動を中止してもらうことになり、センターから依頼されたお宅やリーダーさんに連絡しました。
帰ってこられたボランティアさんは、びしょぬれになりながらも、「もう少し頑張りたかったなー」と残念そうでした。
悪天候でボランティア活動ができる日が少なくなっているため、せめて午前中できたら良かったのにと私ももどかしい気持ちでした。
午後からは、軽トラに積んだままになっていたガレキとガラスと瓦を集積所に運びました。
集積所に着くと、大粒の冷たい雨が降っていました。大勢の係の方が寄ってこられ、親切に積み下ろしの手伝いをしていただきました。集積所は、1日中外での作業となるため、今日は、とても寒い中過ごされています。
いろんな場所、いろんな立場で、復興への熱い思いがつながっていることを感じました。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ60日目

6月26日、南阿蘇はおよそ1週間ぶりに良い天気となりました。
昨日の夕方に、急遽ボランティアさんの受け付けを行うことが決まり、竹田ベースキャンプからのボランティアさんが当初の予定通り受け付けは行われなかったこともあり、ボランティアさんの数は少ない状況でした。
本会職員は、まず消防隊職員の方が屋根のブルーシート張りに使用する土嚢づくりを行った後、1名は昨日に引き続いて地図に要援護者世帯の落とし込み作業を、1名は新たに相談のあった方のご自宅を訪問しました。
長野地区は、先日の大雨によって、土石流が発生し、川沿いの家屋や田畑などにとても大きな被害が出ていました。Fさんのご自宅もその川の近くにあり、庭にも土砂が堆積している状況でした。そして再び雨が降ることをとても心配されていました。そのため、まず応急処置として、雨が降る前に土嚢を積んで、土砂の流入を防ぐこと、その後、すでに流入している土砂を取り除くことにしました。
他の地区で活動されているボランティアさんが不足している状況があったため、そちらの手伝いを行った後、センターに戻って来られていたボランティアさんと他社協のスタッフの方と共に、土嚢50袋を作って、Fさん宅に持っていき、家の周囲に置いていきました。
しかし、50袋では足りなかったため、明日100袋を追加で持って伺うことになりました。
屋根へのブルーシート張りや土砂の撤去など、雨による被害に関する相談が増えてきています。
明日の午前中くらいまではなんとか天気がもってくれる予報ですので、ぜひ多くの方に協力をいただきたいと思います。
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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ59日目

6月25日、南阿蘇は昨日からの雨が降り続きました。
本会職員は昨日に引き続き、活動状況の地図への落とし込み作業を行いました。全ての地区の地図を完成させたのち、それに災害要援護者台帳の情報を、移し込んでいきました。
また、新規相談のあった2軒のお宅(中松地区、黒川地区)を訪問しました。その途中には、これまでの数日間の雨で、以前通った時よりも土砂崩れが広がっている箇所やこれからまた崩れるのではないか心配な箇所がいくつもありました。
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センターでは当初の予定では、明日まで、ボランティアさんの受け付けは行わないことになっていましたが、中止の間に活動できなかったニーズもたくさんあり、久しぶりに晴れるとの予報がでているため、受け付けを再開することが決まりました。
明後日からはまた雨の予報となっていることから、できるだけ多くの方にご協力いただいて、活動が進めればと思います。
なお、竹田ベースキャンプについては、明日まで受け付けは行われません。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ58日目

6月24日、今日の南阿蘇は朝からとても強い風が吹き、雨が降ったかと思えば、陽が差したりと、不安定な状態でした。
本会職員は、ニーズ班に入り、これまで活動して完了したお宅などを地図へ落とし込んでいく作業をしました。
また、午後からは新たに相談を寄せられた方を状況確認のために訪問しました。
一軒目の方は、石垣が崩れて、大きな石が道路に転がり、隣の方の通行の邪魔になっているため、他のところに移してほしいという相談でした。家は二階部分が瓦の重みでつぶれてしまい、孫、ひ孫さんと慌てて逃げ出されたそうです。今も雨が降り込む倉庫で生活をされていて、今晩の雨を心配されていました。
また、2軒目の方は、地震でできた家の裏の地割れが、先日の大雨によって、崩れ、床下に土砂が流入していました。
ようやく家の中の片付けの見通しがたちそうかなと思っていた矢先に起きて、避難していても雨でまた崩れるのではないか心配だと話されていました。
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夕方からは激しい雨が降ったり、止んだりを繰り返していて、明日にかけても大雨が予想されています。
これ以上被害が拡大しないこと、天気が回復して、ボランティアの活動が再開できることを願っています。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ57日目

今日の南阿蘇村災害ボランティアセンターは、今にも雨が落ちてきそうなどんよりとした朝を迎えました。当初の予定どおりボランティア活動の受け付けは休止でしたが、ブルーシート張りのニーズがたまっていることから、日向市消防職員会議の皆さんにお願いすることにしました。

昨日の活動で土嚢を使い切っていたので、本会職員と中津社協職員さんとの二人で活動に間に合うように約30袋を準備しました。

その後、本会職員は5人の消防士さんに同行し、午前2件、午後1件のブルーシート張りの活動を終えました。正午前ごろから激しい雨が降り出し、屋根に上る消防士さんの足元も滑りやすく、非常に悪いコンディションの中でしたが、慎重にかつ手際よく作業を進められていました。

状況に合わせて、ブルーシートの張り方も柔軟に変えていく中でとても印象的だったのが、一人の発案に対して、全員に意見を求め、ほかに良い案がないか、あるいは理解が共通のものなのかを確認したうえで作業にかかられていることでした。

経験や年齢に関係なく全員に聞くことによって、効率的で安全な方法を取り入れ、全員が同じ目標に向かおうという「チームワークの条件」のようなものを感じました。

この3日間、消防のみなさんの活動に同行させていただき、私たちの仕事においても大切なことをたくさん学びました。ありがとうございました。

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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ56日目

早朝、震度4の揺れで目を覚ますと、道路を叩きつけるような雨と雷で嵐のような状況でした。こうした悪天候のため、南阿蘇村災害ボランティアセンターの活動は休止となりました。

しかし、断続的に降り続く豪雨による雨漏りがひどく、屋根のブルーシートを張りなおして欲しいという相談が数件入り、本会職員は日向市消防職員協議会の方と二人で現地調査を行いました。直ぐにでもやってもらいたいというお気持ちは十分に伝わってくるのですが、雨だけではなく時折吹く強い風で危険が伴うことを理解していただき、明日以降の活動にさせてもらいました。

他の1件も同様に、部屋一面にブルーシートを敷きつめ、その上にいくつものバケツが並べてあり大変な状況でしたが、降り止まない雨のために活動は延期させていただきました。

阿蘇大橋が崩落した黒川を見に行くと、数日間の雨が濁流となり水しぶきを上げながら激しく流れていました。もうこれ以上の被害がこの地に訪れないことを心から願います。

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