食料支援について考える

本会では、生活に窮し食べるものもないという方の今日を支えるため、フードバンク事業を行なっています。先日、ある機関から事業内容についての問い合わせを受けました。食品ロス対策について調べるなかでこの事業を知ったそうです。事業を始めるきっかけとなったAさんとの出会いや寄付の受付に関する取り決め、賞味期限の管理方法などを説明しました。
最初は、お米しかありませんでしたが、今は社会福祉法人などの協力により、レトルトや麺類なども充実しています。相談者の困りごとに応じて、日用品や赤ちゃんの紙おむつなども準備しています。
フードバンクは、次の手立てにつなぐまでの応急的手段として有効性を感じており、フードバンク事業と食品ロス対策が、うまく合致すればと考える一方で、保管方法や賞味期限の管理、提供の必要がある人への受け渡し方法など、考えなければならない課題もたくさんあり、簡単にはいかないなと思いました。