2月から、かま自立相談支援センターで支援しているAさん。コロナの影響もあり仕事がなかなか見つからず、やむを得ず生活保護を受けることになりました。仕事探しをしている時に担当してくれたハローワークのナビゲーターさんが、今でもAさんの希望に沿った求人情報があると連絡してくれます。Aさんには病気があり公共交通機関の利用が難しく、移動手段が徒歩に限られていることから、就職のハードルは高いと感じていますが、ナビゲーターさんの応援に励まされ、再就職を目指しています。
緊急事態宣言は解除されても求人情報は減っており、仕事探しに悩んでいる方々の相談が増えています。給付金や貸付だけでは解決できない状況が差し迫っており、相談員としての姿勢が問われていると感じます。気持ちを引き締め、一つひとつの相談に丁寧に向き合いたいと思います。
サロン活動
先日、ふれあい・いきいきサロンの代表者の方にお会いした際に、コロナ禍のため、いつからサロン活動を再開すべきか悩んでいると話されていました。しかし、その一方でお休みしている間に、サロンについて考える時間が増えたため、様々なアイデアが浮かんできたそうです。
どのようなアイデアが浮かんだのか、とても楽しみですが、まずは一日でも早く、以前のようにみなさんがサロン活動を楽しまれている場に、おじゃまできるようになればいいなと思いました。
職場見学
先日、Aさんと無料職業紹介所に求人登録をしている市内の社会福祉施設に見学に行きました。実際に、働いている様子を見ながら、仕事の内容などを詳しく説明してもらいました。
見学することで、働くイメージがつきやすいなあと感じました。
給付金の使い方
今日は、本会で金銭管理を手伝っている利用者さんから、特別定額給付金が入金されたとの連絡が数件ありました。みなさん、数日前から給付金の使い道をあれこれ考え、悩まれていました。欲しかったものを購入したい人、生活費に充てるため通帳に残したい人など様々です。
家計に余力がない方もいらっしゃいますが、考え方は人それぞれ。改めて、その方の価値観を大切にした支援ができたらいいなと思いました。
法律相談のご案内
法律相談では、弁護士が借金や相続、離婚などの問題について相談に応じてくれます。次回は令和2年6月4日(木)、山田ふれあいハウスで開催します。時間は、13時~16時です。
事前予約制で、先着順となっていますので、お早めにご予約ください。
お問い合わせ:嘉麻市社会福祉協議会 0948-43-3511
ボランティア活動の再開
公園の美化活動をしているボランティア団体の代表者の方が、ボランティア活動保険に加入したいと来所されました。3月から新型コロナウイルス感染症の影響で活動を自粛していたそうですが、公園の近くを通るたびに、季節の花が咲き、整備されているのを見かけていました。
今月から、少しずつ活動を再開するそうです。近くを通るときには、公園の花たちを楽しみにしたいと思います。
マスクをいただきました
先日、市内にあるNPO法人キャンパスから、マスクをいただきました。このマスクは、キャンパスに通所しているみなさんの手作りだそうです。最近は、お気に入りの生地で作ったマスクをオシャレに着けている方が増えています。
いろいろなマスクがあり、好きな柄の一枚を楽しく選ばせてもらいました。ありがとうございました。

道端であいさつ
先日、民生委員さんとお会いした時に、「今はコロナの影響で高齢者のお宅を訪問できないけれど、車で出かけた際に道端で高齢者を見かけたら、車の中から声をかけている」と話されました。
あいさつを交わす程度だとは話されていましたが、みなさんの様子も確認できる、良い取り組みだなと思いました。
社協だより「えがお」
先日、Aさんに「えがお」をお渡しすると、Aさんが「加入している団体に配りたいから20部持って来てきて欲しい」と話されました。お届けすると、楽しみに待っている人がいるから、次号も届けて欲しいとのことでした。
楽しみに待ってくださる方がおられることを嬉しく思い、次号(8月号)への励みになりました。
気持ちの変化
本会で成年後見人として支援しているAさんは、脳梗塞や認知症を患っていますが、ご近所さんやヘルパー、訪問看護師にサポートしてもらいながら、在宅生活を続けていました。数ヶ月前からは、病状の悪化もあり、入院生活を続けています。
新型コロナウイルス感染防止のため、面会できない日が続いていましたが、先日久しぶりにお会いすることができました。以前は「長年過ごしてきた自宅で最期まで生活したい」と度々話されていましたが、「病院では、毎日お風呂に入れるようになり、常に誰かに見守ってもらえるので、安心して過ごせて良い」と、気持ちの変化を話されました。
今後はどこで生活をしていくのか、Aさんにとって1番良い方法を一緒に考えていきたいと思います。
