協議体を中止します

毎月、地域のみなさんが集まって、自分たちの困りごとや心配なことを話し合い、解決できる仕組みをづくりをおこなってています。今月は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、全て中止することになっています。次回の開催につきましては、改めてご連絡いたします。

台風第19号災害義援金箱を回収しました

先日、昨年の10月16日から各庁舎及び市内のスーパー等12ヵ所に設置のご協力をいただいていた、台風第19号災害義援金箱を回収させていただきました。今回、回収させていただいた義援金の総額は74,953円となりました。
なお、この義援金につきましては、後日中央共同募金会に送金し、その後、義援金の募集を行っている都県の被災状況に応じて、配分されることとなっています。
みなさんのご支援ご協力、誠にありがとうございました。

冷蔵庫に入れられた段ボール箱の中には

一人暮らしのAさんは、いつも「娘に連絡するが全然電話に出ない。帰っても来ない」と寂しそうに話されます。しかし、先日Aさんの自宅を訪問したところ、娘さんから素敵な贈り物が届いていました。
Aさんは、未開封の段ボール箱を冷蔵庫に入れたままにしていたため、一緒に中身を確認すると、小分けされた手作りのおかずがたくさん入っていました。
1つ1つチャック付きのポリ袋に詰められており、おかずの名前の他、電子レンジで何分温めたら良いかまで書いてありました。
また、お金を用途ごとに仕分けるためのクリアポケットも一緒に入っていました。
遠く離れていても、父親を想っているということが贈り物を見て伝わってきて、Aさんも嬉しそうでした。

いざという時に

先日、1人暮らしのAさんが、体調を崩し受診したところ、治療が必要な病気が見つかり、急遽入院することになりました。貴重品以外は着の身着のままだったため、着替えやタオルなどが揃いませんでした。幸いなことにレンタルが可能な病院だったため、最低限のものは揃いましたが、いざというときのために日頃からの準備が大切だと痛感したそうです。
お一人暮らしの方は、2〜3日分の衣類や下着、タオルや歯ブラシなどをバックに入れて準備しておきましょう。また、日頃から使う眼鏡や携帯電話の充電器、保険証や薬などは、すぐに準備できるよう、メモに書き起こしておきましょう。

住い探しの難しさ

最近、市営住宅や賃貸アパートを強制退去になったとの相談を受けることが増えました。
住まいを見つけるとなると、保証人や緊急連絡先の確保、仕事が安定しているかなどを求められることがほとんどです。しかし、本会に相談に来られる方の中には、家族や親戚とのつながりが途絶え、収入も不安定で、すでに消費者金融の借り入れや携帯電話の未払い等があり、保証協会の審査に通らない方もおられます。
市内に空き家はたくさんありますが、家賃保証や万が一のトラブルも想定され、貸す側のリスク管理も重要視され、住まい探しのハードルはとても高いと感じています。
極限状態に陥る前に、相談につながることができるような方法を、考えていきたいと思います。

人生の教訓

先日お会いしたAさんは、人生の教訓として、3つのことわざを大切にされているそうです。
1つめは、「人を呪わば穴二つ」。人に悪いことをしようとすると、自分の身にもそれが返ってくるという意味です。
2つめは、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざ。これは、知識や徳を積んだ人ほど謙虚であるという例えです。
3つめは、「一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う」で、一人の行いが、他の人の行動を駆り立ててしまうとの意味があるそうです。
Aさんから「これはあなたも覚えておいた方がいいよ」と教えてもらい、今回意味を調べてみました。
地域に出ていくと私にとっては人生の大先輩ばかりで、人として大切なことを教えていただくことも多々あり、とても勉強になります。

ひきこもり家族の会

寄ってこハウスでは、自宅中心の生活を送る家族をもつ方々が集まって、普段語ることのできない思いや気持ちを共有する家族の会を、月1回行っています。秘密厳守や相手を否定しないなどの決まりをつくり、コーヒーやお茶を飲みながら、自由に話し合っています。同じ思いを抱える方がいらっしゃいましたら、かまひきこもり相談支援センター(42-0751)まで、お問い合わせください。

嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」休止のお知らせ

嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」は毎月第4土曜日に開催しており、3月28日に行う予定でしたが、会場の都合上、休止をいたします。

同会は、認知症の方を介護しているご家族が集まり、今抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互いに考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話してみませんか。

来年度は曜日を変え、毎月第3水曜日の13時30分より行います。ぜひご参加ください。

年金日までどう過ごす

数年前からセンターで相談を受けているAさんは、年金をうまく使うことができず、周囲の人へ助けてもらっていました。時にはお金を借りることもあり、少しずつ金額が嵩み、返済が難しくなっていきました。ついには、病気も重なり、どうして良いのか分からなくなったそうです。Aさんと一緒に何が原因なのかを考え、金銭の管理をサポートしてもらうことにしました。
今後は、次の年金まで、どうやって生活するのか、いろいろな方法を探っていきたいと思います。