振り返りから学ぶ

令和元年度 生活困窮者支援に関する研修会
に参加しました。
午前中は、大分大学福祉健康科学部講師の川村岳人さんが、「社協が生活困窮者支援を行う意義や役割」をテーマに話されました。
育ってきた環境や経験によって、人それぞれに価値観は変わるため、自分の価値観で善悪の判断をしてはいけないことや自己責任論を追求するのではなく相手に寄り添った支援が大切であること、さらには、社会の中に居場所や役割りを見つけ、生きていく意欲が持てるような支援が必要であることを学びました。
午後からは、「社協の強みを活かした生活困窮者支援のあり方について」をテーマに、本会のかま自立相談支援センターと福智町社会福祉協議会から事例を発表し、4つのグループごとに支援方針を話し合いました。
少ない情報の中から、様々な着眼点で課題が整理され、私自身が見えていなかった課題や援助方法に気づくことができました。複合的な課題を抱え切迫した状況で出会い、様々な機関の協力を得ながら、一つひとつの課題を解決したケースでしたが、今研修会を通して、客観的に振り返ることができました。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの感染者が多数確認され、ついには市内の小中学校も来週の早い時期に、休校が決定しました。卒業式を前に、また春休みを前に突然のことだったため、特に小さなお子様のいらっしゃる共働き等のご家庭では、1カ月をどう乗り切ろうかと、困惑されていることでしょう。私も子を持つ親として、不安や心配が先立ち困惑しているのが現状です。
今できることは、こまめにうがいや手洗いを心がけて、睡眠や栄養を十分に確保し、不要不急の外出を控えることだそうです。ご家族内でも声をかけ合いましょう。

法律相談のご案内

法律相談では、弁護士が借金や相続、離婚などの問題について相談に応じてくれます。次回は令和2年3月19日(木)、稲築住民センターで開催します。時間は、13時~16時です。
事前予約制で、先着順となっていますので、お早めにご予約ください。
お問い合わせ:嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751

急な入院に備えて

先日おじゃましたAさんの家には、入院時に必要な服や日用品などがキャリーバッグの中に詰めてありました。
キャリーバッグの外には、「私が入院した時に読む本」と書かれたものや持ち物のチェックリストが準備されていました。
Aさんは、「子どもや自分が困らないように準備しているんです」と話されていました。
私も支援のなかでBさんの入院に立ち会ったことがありますが、数日前にBさんが「いつでも入院できるように」と準備したボストンバックがあり、対応がスムーズにできました。
AさんBさんのように、日ごろから荷物をまとめて置くことは、大切なことだと感じました。

血流の改善で痛みが緩和

4月から事務所が山田ふれあいハウスに移転するため、少しずつ事務所の片付けを行っています。先日、重たい段ボールを抱え上げた際に、右の肩甲骨の下あたりに激痛が走りました。
日頃の運動不足や筋力の衰えを感じている話を地域の方にしたところ、毎朝行っているという棒体操を教えてもらいました。
肩幅程度の長さの棒を使い、上下や左右に動かします。強い痛みがあれば無理をせず、ゆっくり動かします。棒の代わりにタオルを使うのも良いそうです。試しに3分程度やってみると、背中がじんわりと温かくなり、血が巡っていくのを感じました。痛みが完全におさまったとは言い切れませんが、肩甲骨のあたりが軽くなったように感じます。
興味がある方は、一度お試しください。

あっとふるやまだ⑩

2月25日、あっとふるやまだを開催し8名が参加しました。
3年間地域づくりを考えてきた基礎メンバーが、前回の協議体でマッピングした地図を見ながら、気づいたことや疑問点、課題について話し合いました。
行政区が複雑に入り混じっているエリアがあり、情報がスムーズに行き渡っているのか?集会所が2カ所あり広い行政区なので、市民が集まる機会をどう調整しているのか?バス停(市バス)までの道のりや距離はどうなのか?など、生活をイメージした質問がたくさん出ました。その中で、地図の色分けだけでなく、より詳しく話を聞き取る必要があるとの意見がありましたので、今後のミニ協議体や地域アセスメントにいかしていきたいと思います。

ミニ協議体を開催

尾浦第一公民館でミニ協議体を開催し、10名が参加しました。
地図に1人暮らしの高齢者宅の他、空き家や災害の危険がある場所などをマッピングしながら、みなさんの自宅から避難所までの経路を確認しました。
また、災害時に避難所に持って行きたい物を考え、その中で個人で準備するものと公民館に揃えたい物を整理しました。