教育支援資金について

先日、お子さんの高校進学に伴う費用について相談を受け、教育支援資金の貸し付け手続きを進めているところです。
教育支援資金とは、一定の所得以下の世帯に対して、学校教育法に定められた高等学校や大学などへの進学や通学に必要な費用を貸し付けるものです。生徒本人が借り受け人となり、卒業して6か月後から返済していただきます。保護者は連帯借り受け人となり、債務を共に担っていただきます。様々な条件もありますので、進学等の費用でお悩みの方は、本会にご相談ください。

高齢者の運転について考える

2月7日、飯塚記念病院で行われた認知症地域医療連携協議会に参加しました。
改正道路交通法の内容や飯塚市、嘉麻市、桂川町の運転免許返納者の現状を聞いたのち、グループに分かれて、自由に意見交換を行いました。
消防、行政、施設、病院、ケアマネ、社協など、それぞれが携わっているケースを通して、感じていることや思いを話しました。
命に関わる事故が起こるリスクを考えると、車を運転すべきではないと思う一方で、交通機関に乏しい地域では、買い物や通院など生活に直結する課題もあり、簡単にはいかないと考える人が多くいました。そのなかで、安心して免許証を返納できるよう、支えあいの仕組みづくりや社会資源の充実を、行政に求めるばかりではなく、みなさんで考えていかなければならないとの意見を聞き、地域づくりに取り組む社協として、とても心強く感じました。このような考え方が地域に広がればいいなと思います。

2月の心配ごと相談のご案内

2月の心配ごと相談は、以下の日程で開催します。
2名の相談員が、地域のみなさんが抱える生活上の悩みや困りごとの相談に応じます。
予約の必要はありません。
先に相談されている方がいらっしゃる場合、お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。相談は無料です。

開催日時
2月12日(水)13:00〜15:00
2月26日(水)13:00〜15:00
※開催場所はいずれも稲築住民センターです。

ご利用の際は、直接稲築住民センターまでお越しいただき、1階の本会事務局までお声かけください。

身近な人が亡くなったら

先日、日常生活自立支援事業を利用している方の家族が亡くなられました。突然のことにどうしていいかわからず、途方に暮れるAさん。本会が発行する広報紙えがおNO.159号の暮らしのコーナーで紹介した「身近な人が亡くなった後に、しなければならない諸手続」を参考にしながら、手続きを進めることにしました。14日以内にしなければならないことも多くあります。Aさんの気持ちに寄り添いながら、お手伝いしたいと思います。

生活支援体制整備事業の意見交換会に参加

2月4日(火)、クローバープラザで開催された、令和元年度生活支援体制整備事業に関する意見交換会に参加しました。
 はじめに、宝塚市社会福祉協議会常務理事 佐藤寿一さんから「社協が生活支援体制整備事業に取り組むために必要な視点とは」との講演があり、社協の取り組みも生活支援体制整備事業も住民主体の視点が大切であることを再確認しました。
 次に筑紫五市生活支援コーディネーター情報交換会の報告があり、自分の地域にあった展開方法を考える場になっており、横とのつながりで事業への効果も出てきているとのことでした。地域住民の方々や行政、他機関、色んなつながりをつくっていくことが事業展開にもつながるのだと感じました。
 最後に、筑豊圏域の生活支援コーディネーターの方々とグループワークを行い、困っていることなどを話し合いました。市町村によって状況や課題は違いましたが、同じ思いを持つ同士がいるということで心強く感じました。
 

稲築地区福祉推進員ブロック別懇談会を開催

稲築地区福祉推進員ブロック別懇談会を開催し、1から5ブロックまでのすべての日程が終了しました。
懇談会では、福祉推進員として活動するなかで感じている悩みや思いなどを話してもらいました。
参加した方からは、「近所に、夜間に外出して自宅が分からなくなった方がいて、普段から気にかけるようになった。何度か一緒に散歩したこともある」との話がありました。
他の方からも同じような経験があるとの声が上がっていました。
地域の方々が困ったときに、積極的に声をかけていることが分かり、頼もしく感じました。
各ブロックで話し合った内容は、2月に開催する定例会で福祉推進員のみなさんと共有し、これからの活動について考えたいと思います。

広報紙えがお161号を発行

広報紙えがお161号を発行しました。
嘉麻市社会福祉協議会の事務所移転に伴い、代表番号等が変更となります。P3の詳細をぜひご覧ください。
その他、下記のような内容を掲載しています。
嘉麻市社会福祉協議会ホームページからもご覧になれます(^^)
http://kama.syakyo.com/kouhou.htm

表紙・・・瑠璃色(稲築志耕館高等学校2年生 橋爪さん、松本さん作)
p2・・・児童虐待を少しでも減らしていくためにできることは…シリーズ④
p3・・・嘉麻市社協の事務所 山田ふれあいハウスに移転、在宅介護者の集い リフレッシュ事業参加募集
p4・・・嘉麻市社会福祉協議会 正規職員を募集します!!
p5・・・住み慣れた地域で暮らしていくために、令和2年度 協議体の開催日時及び会場
p6・・・成功体験が自信に、子どもたちに芽生える思いやりの気持ち
p7・・・病気やケガなどもしもの時に備えて……、成年後見Q&A
p8・・・法人運営INFORMATION、ボランティア情報、空き家管理住まいるサービス
p9・・・2月・3月・4月の総合相談、ご案内、指定葬祭場紹介
p10~11・・・香典返し・寄附、会員会費お礼
p12・・・ふるさとへの手紙、社協だよりクイズ、編集後記

第13回福岡県生活支援コーディネーター連絡会

1月29日(水)、苅田町パンジープラザで開催された、第13回生活支援コーディネーター連絡会に参加しました。
公益財団法人さわやか福祉財団の阿部かおりさんの講義では、協議体を進めていく上で、まずは、自分たちが知っている情報を整理し、社会資源を見える化することの大切さを改めて感じました。また、社会資源を種類ごとに色分けして、資源の情報が書いてあるカードを作成することで整理がしやすいとの話があったため、参考にしたいと思います。
グループワークでは、協議体の進め方について話し合いました。それぞれの市町村で現状や課題は様々でしたが、中には、方向性を変えた事による成功例などもあったため、行き詰った場合には、違う視点を持って取り組むことの大切さを学びました。

あっとふるやまだ⑨

1月28日、三菱第一集会所で山田校区の協議体を開催し、13名が参加しました。
行政区のみなさんには、地図に空き家や1人暮らしの高齢者、災害の危険がある場所などをマッピングしてもらいました。
完成した地図を見ると、空き家が集中していることや一人暮らしの高齢者宅が多いこと、災害時に配慮する要援護者の把握できていないことがわかりました。今後は、三菱第一行政区でミニ協議体を開催し、居場所づくりや災害に備えた勉強会を行うことになりました。
また、他の行政区から参加しているみなさんには、所属する行政区で地域アセスメントを行うにあたり、どのように進めたら良いのかを一緒に考えました。
まずは、サロンを開催している行政区から、実施してみることになりました。