朝から雨が降ったりやんだりしていて、すっきりしない天気でしたが、ふと空を見ると虹がかかっていました。
雨の日は、気分も落ち込みがちですが、「綺麗な虹が見られるかもしれない」と思うと、雨も悪くないなと気持ちも晴れました。

嘉穂・鞍手地域のひきこもり支援者と情報交換しました

1月28日(火)、飯塚総合庁舎で開催された、令和元年度ひきこもり支援者等ネットワーク会議に参加しました。
 嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所のひきこもり相談会で家族支援アドバイザーをされている元当事者の方からは、平成14年から相談会で家族に生の声を届けてきたことや家族から質問を受けてきたことなどの取り組みが発表されました。今年度で相談会が終わることになり、今後は当事者の声を伝えていく方策を模索されているそうです。
 福岡県立大学准教授の四戸智昭さんからは「ひきこもり家族支援再考」というテーマの中で、「人は他者から褒められたいと思う承認依存がある。その欲求を満たすにはあるがままに認めることが大事」との話があり、家族だから当たり前に思ってしまうこともあるけれど、お互いに褒めたり認め合うことの大切さについて気づきました。四戸さんのブログでは、元当事者の方がひきこもりサバイバーとして書いたエッセイを紹介しているそうです。
 最後に、市役所健康福祉課や自立相談支援機関、障がい者基幹相談支援センター、若者サポートステーションから取り組みの発表があり、ひきこもり支援には丁寧にかかわることが必要だという声があがりました。
 今回、嘉穂・鞍手地域のひきこもり支援に関わる関係機関の参加があり、ひきこもりの相談窓口が増加していることを実感しました。一方で、ご本人やご家族だけで悩んでいるのではないかとの思いもあり、その方々とつながっていくにはどのようにしたらよいのかなあと改めて考える機会になりました。
 

令和元年度 災害時における他機関連携のためのセミナーに参加

1月27日、福岡県社会福祉協議会が主催した「令和元年度 災害時における他機関連携のためのセミナー」に、職員2名で参加しました。
午前中は、一般社団法人九州防災パートナーズ代表理事の藤澤健児さんが、「災害時の『連携・協働』とは」をテーマに、午後からは、社会福祉法人榛東村社会福祉協議会の高山弘毅さんが、「スムーズな協力体制につなげるために~災害時における他機関連携について~」をテーマに話されました。
地域には、普段から困りごとを抱えながら生活している人がたくさんいらっしゃいますが、災害が発生すると災害による困りごとも増えます。ご近所での助け合いが、災害により機能しなくなってしまったところに、ボランティアさんの力を借りて、被災した方が生活を再建し、自立を目指していくことになります。
支援PやJBOADなどの活動や災害ボランティアセンターを立ち上げた各社協の運営方法を紹介しながら、行政や社協だけでなく、NPOや市内外の支援組織とどのように連携を図り、協働して困りごとに対応していったのかを話されました。
改めて、情報共有や平常時からの顔の見える関係づくりの大切さを学ぶことができました。

嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」 1月

1月25日(土)、稲築住民センターにて嘉麻市認知症家族の会「こころ音(ね)の会」を開催し、3名が参加しました。
今回は、初めて市外在住のAさんが参加され、みなさんで情報共有を行いました。普段参加している方と介護を行っている環境が似ていることから、共感する事も多く、「初めて介護の悩みについて本音で話すことができました。また機会があれば、ぜひ参加したいと思います」との感想がありました。
今後も、新しく参加をしてくださった方々に継続的に参加してもらえるような会を築いていけたらと思いました。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話してみませんか。

たぬきじゃないような

昨日、小高い丘の上にあるAさんのお宅に伺いました。帰りの挨拶をしていると、裏庭に向かう不思議な動物を見つけ、後を追いかけてみました。Aさんは「たぬき」と言われましたが、たぬきとよりもすらっとして、猫とも違うような気がします。
すっきりしない気持ちで、帰ってきました。

嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」会場変更のお知らせ

嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今抱えている悩みや不安を話して、解決に向けて一緒に考えていく場です。毎月第4土曜日に山田ふれあいハウスで開催していますが、都合により会場が変更になりましたのでお知らせいたします。
変更は以下の通りです。

日時:令和2年1月25日(土)13:30~14:30
場所:稲築住民センター 2F会議室

嘉穂ますます会⑨

1月20日(月)第9回協議体「嘉穂ますます会」を下牛隈公民館で開催し、10名が参加しました。
はじめに、デマンド運行型バスの説明会に参加されていない方がいたので、利用方法などを確認しました。メンバーからは、サロンで出前講座を行って10名程度が利用登録をしたと話があり、今後は利用した方の話を聞き、良かったことや困ったことなどをまとめていきたいとの声があがりました。
また、来年度は、困っている方と出会えていないため、地域アセスメントに取り組んでいこうということになりました。次回、アセスメントの方法などを話し合いたいと思います。

(次回のお知らせ)
日時2月17日(月)13:30~
場所:足白公民館
どなたでも参加できます。お気軽にお越しください。

受援をテーマにした災害対策本部設置運営訓練

1月21日(火)、碓井住民センターで行われた、嘉麻市役所主催の受援をテーマにした災害対策本部設置運営訓練に参加しました。
受援とは、他の機関や団体から人的・物的資源等の支援や提供を受け、効果的に活用することです。大規模災害では、防災対応の内容・量も拡大するため、被災した地方公共団体単独での対応は難しく、応援とその受け入れが重要となってきます。この訓練では、市の災害対策本部の各対策部に時間の経過とともに状況が付与され、その対応を協議して、必要に応じて応援機関と連携を行うというものでした。
今回は、応援機関という立場で参加し、発災初日~3日の段階で、ボランティア等のニーズがあった場合を仮定して各対策部と連携して対応を行いました。ニーズによっては、社協だけで対応ができない場合もあり、その際は、他の応援機関や対策部から助言をもらい対応しました。
大規模災害が起きた際に積極的な連携ができるように、日頃からネットワークづくりを行うことが大切だと思いました。

おしゃべりサロンを開催

1月18日、おしゃべりサロンを開催し、2家族3名が参加しました。前回のサロンで、不登校に悩む方がおられたことをきっかけに、学校を休みがちなお子さんを育てるお母さんに声をかけ、少人数で開催しました。
講師は、同じ悩みを持ち子育てをしている原田恭子さんです。フラワーアレンジメントをしながら、子どもの幼少期のエピソードや不登校が始まったきっかけ、教師とのやり取りを振り返り、「そうそう、わかる」「そんな考え方もあるんだ」と、それぞれの経験を交えて話すことができました。
原田さんは、学校に行かせようと必死になり、子どもとぶつかってばかりいた頃が一番つらかったかもしれません。今思うと自分の行動を後悔することもあります。周りの理解も得られず、「なぜ、どうして」思うことがありました。そんな思いを抱えながら子育てをしている人たちと、つながる場があればいいなと、今日のサロンを振り返られました。