公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート福岡支部が開催した20周年記念シンポジウム「地域における成年後見制度〜20年のあゆみとこれから〜」に参加しました。
はじめに司法書士の藤江美保さんが、成年後見制度の改正を振り返りながら、会設立前からのリーガルサポート福岡の活動について話されました。
本人を中心としたチーム支援やどのような状況であっても本人が決定できるようなサポートが大切であることを共有しました。
次に、厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 成年後見制度利用促進室 成年後見制度利用促進専門官の川端信子さんが、地域連携ネットワークと中核機関(成年後見制度利用促進の取り組み)について、説明されました。
成年後見制度を利用する側と、支援する側が考える制度の必要性と利用促進の課題について触れられ、「権利擁護支援の地域連携ネットワークづくり」の大切さについて話されました。中核機関や協議会の役割を学び、行政や社協、地域に求められているものが何なのかを、学ぶことができました。
最後のパネルディスカッションでは、弁護士会、社会福祉士会、司法書士会、行政、社協の方々が、それぞれが所属する活動の現状報告や課題等について話されました。
なつきちゃんにし⑦
11月21日、山野第一公民館で第7回なつきちゃんにしを開催し、13名が参加しました。

第1層、第2層協議体の役割について説明したあと、全体会の報告をしました。
その後、移動や買い物、見守り、自主防災組織について話し合い、メンバーからはさまざまな意見が出されました。
参加していたAさんは、免許返納後を想定して、バス移動をしているそうです。バスを利用してみて、市バスから西鉄バスに乗り換える際に時間が空いていること、荷物を持ったまま、バス停まで歩くことや待つことに対する不便さを感じているとのことでした。
また、山野第一行政区の運営委員会には、地域のことをよく知る人がたくさん集まるとの話がありました。
今後の協議体では、誰がどんなことに困っているのか、地域をよく知る方たちとつながって調査を進め、地域づくりを考えていきたいと思います。
(次回のお知らせ)
日時12月19(木)13:30~
場所:山野第二公民館
どなたでも参加できます。お気軽にお越しください。
なつきちゃんひがし⑦
11月21日(木)、平東公民館にて第7回なつきちゃんひがしを開催し、21名が参加しました。
今回は10月に行った第2層協議体全体会の報告をして、今後の協議体の進め方について話し合いました。
報告をした嬉野市での取り組みの中で、最初に地域アセスメントを重点的に行ったことについて、実際に実態を調査することは大切だと思うという意見が多くでました。調査を行う際には、組長さんに協力してもらい、気になる方達をリストアップしていくのが良いのではないかとの声もあがりました。
また、不安に思っていることについては、災害が頻繁に起こっていることにみなさんから不安の声があるため、自主防災組織の結成についても詳しい話を聞いてみたいと前向きな意見が出ました。
今後は、今回出た意見をもとに、行政区長さんと民生委員さんを中心に地域のみなさんに協力してもらい地域アセスメントの準備を進めて行きたいと思います。
次回は、12月19日(木)10時より、鴨生町公民館で開催します。ぜひご参加ください。

寄り添うとは
1ヶ月以上前に、負債があり生活が苦しいと相談に来たAさん。課題を整理した上で、分割での借金返済や支出の見直しなど、Aさんの生活を維持しながら、お金を借りず解決できる方法を提案しましたが、Aさんが納得できる方法ではなく、連絡のつかない日々が続いていました。
そのAさんが、疲弊した様子で来所されました。金策に奔走したそうですがうまくいかず、途方にくれたそうです。Aさんがどんな1ヶ月を過ごし、どんな思いで訪ねてきてくれたのか、想像することしかできませんでした。
私たちは、相談者の話を聞くなかで、課題を明らかにするために、時には言いづらいことも言葉にしなければならないことがあります。相談者の言う通りに動くことが、受容することではないと感じた相談でした。
役員会を開催
11月19日、かま福祉ネットワーク委員会の役員会を開催しました。
委員会の役割や目指す地域づくりについて整理した後、来年度の会の進め方について話し合いました。
堅苦しい雰囲気ではなく、自由に意見を言い合えるように座席を工夫したり、会費の設定額を見直すなど様々な意見が出ました。1月に開催する委員会で、方向性を明らかにしていきたいと思います。
嘉穂ますます会⑦
11月18日(月)第7回協議体「嘉穂ますます会」を夢サイトかほで開催し、9名が参加しました。
今回、初めて参加された方がいたので、協議体について説明した後、今までの振り返りと全体会の報告をしました。また、第1層協議体と第2層の協議体の役割について説明し、今後の進め方について話し合いました。
高齢者相談支援センターから、デマンド運行型バスが1月初旬から嘉穂地域で施行運行が開始する予定で、12月17日(火)に説明会が開催されると話がありました。また、行政区や隣組、ふれあいいきいきサロンなどで依頼があれば出前講座も実施されるとのことでした。メンバーの一人から、事前登録制なので、家族で登録したいとの意見がでました。
今後は、デマンド運行型バスを利用した方の話を聞いて、意見を取りまとめていくことになりました。

(次回のお知らせ)
日時12月16日(月)13:30~
場所:千手いこいの家
どなたでも参加できます。お気軽にお越しください。
朝の冷え込み
ここ数日間は、朝の冷え込みが厳しくなり、つい肩に力が入り、背中を丸めて歩いてしまいます。今朝は、近所の田畑に霜が降り、朝日が当たった草が輝いていました。

Aさんに「今日も霜がすごいですね」と声をかけると、先週末に初霜が降りて以降、毎日見ているそうです。
寒さは好きではありませんが、澄んだ空気とキラキラした草花が見られるのは、この時期ならではかもしれませんね。

嘉麻い隊うすい⑦
11月15日(金)、飯田公民館で嘉麻い隊うすいを開催し、8名が参加しました。
はじめに、全体会の5つの協議体の発表と嬉野市のごましお健康くらぶ事業について報告しました。また、第1層協議体と第2層協議体(嘉麻い隊うすいが位置づけられている)の役割について、メンバーのみなさんと確認しました。
メンバーから、バスの到着時刻と出発時刻の間が10分しかなく、お店の開店前に出発するので買い物をすることができないと話がありました。誰が、いつ、どこで、どんなふうに、困っているのかを具体的にわかれば解決方法をみんなで考えることができるかもしれないとの意見が出ました。
飯田行政区にあるNPO法人が、資源ごみの回収を行う仕組みを区長や区民の方々と話し合いを進めているそうです。坂がある、遠いなどの理由から指定された場所まで持って行くことが難しい人たちがいるかもしれないとの声が聞かれ、場所については打ち合わせを重ねながら決めていくとのことでした。
<次回>
12月20日(金)13:30~
昭嘉公民館
どなたでも参加できます。
在宅介護者の集い「こころ」定例会 2019年11月
11月14日(木)、山田ふれあいハウスで在宅介護者の集い「こころ」定例会を開催し7名が参加されました。
3ヶ月ぶりに参加したAさんに話を聞くと、心臓が悪く、ずっと入退院を繰り返していたとのことでした。昨年、長年介護をしていた奥さんを亡くしてからは、一人暮らしをしていて、今年に入ってから体調を崩しがちになったそうです。奥さんの介護をしていた時は、自分が病気になるわけにはいかないとの思いを持って臨んでいましたが、介護が終わった後でも、自分の身体のことに気をつけなければいけないと感じたそうです。
参加したみなさんも、Aさんの話を聞いて、体調には気をつけなければならないと改めて実感されました。
次回は、12月12日(木)13時より、稲築住民センター2階会議室で開催します。ぜひご参加ください。
