さて、子育て情報紙『こども目線♡かまっぴ♡20号』の発行に向けた編集会議がいよいよスタートしました。
今日は、どんな内容を掲載するかについて話し、ヘアカット・アレンジ、冬のあったかレシピ、メディアとの付き合い方などを掲載することにしました。
メディアとの付き合い方については、わからないことが多かったので、嘉麻市教育委員会の稗田さんにを取材し、いろいろと話を伺いました。
来週の編集会議は、17日(月)11時~13時(会場寄ってこハウス)を予定していますので、関心のある方は下記まで連絡ください。
嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751
投稿者: kamasyakyo
イベント情報~嘉穂特別支援学校アート展~
今年で18回目となる嘉穂特別支援学校アート展が11月26日(水)から12月1日(月)にかけて、イオン九州(株)穂波店で開催されます。
児童・生徒のみなさんが日ごろの学習の中で制作したろうけつ染め(※)や共同制作など約200点が展示されます。入場は無料ですので、ぜひご来場ください。
※ろうけつ染め・・・溶かしたろうで、布に模様を描いたもの
開催期間:平成26年11月26日(水)~12月1日(月)午前9時~午後9時(最終日は午後3時まで)
会場:イオン九州(株)穂波店 1階ふれあい広場(住所:飯塚市枝国長浦666番地48)
今月の一冊
11月1日に発行した社協だよりえがおNo.105で紹介した今月の一冊を、このブログでも改めて紹介したいと思います(^^)♪
『治りませんように べてるの家のいま』
著者/斉藤 道雄 出版社/みすず書房
べてるの家は、1984年に設立された北海道浦河町にある精神障がい等をもつ当時者の地域活動拠点です。生活共同体、働く場としての共同体、ケアの共同体という三つの性格を持っていて、精神科病院とも連携しており、100名以上の当事者が地域で暮らしています。
この本は、著者であるジャーナリストの斉藤氏が10年以上にわたり、べてるの家を取材し、そこで暮らす人々のこと、生活するなかで大事にされていることなどが綴られています。
べてるの家では、自分の病状や苦労を語るミーティング、当事者研究を何よりも大切にされており、本の中で、「話をすることでみなさんは『苦労』を取り戻す」と表現されています。読み進めるうちに、これまでは保護され代弁される存在としてしか生きられなかった患者としての人生を抜け出して、一人ひとりの悩み、自らの抱える生きづらさ、苦労を語る言葉を取り戻すことを目標にしているということが分かります。また、『苦労』を取り戻して言葉にすることで、同じ場所で生活する仲間とつながり、共有し、支え合う姿が描かれています。
他にもこの本には、精神科医療を見つめなおすようなことにも触れられており、治す治療をするのではなく、本人にスポットライトをあてて自然体でいられるような医療を大事にされていることが書かれており、それは私の考えを見つめなおすことにもつながりました。自分の価値観を押しつけていないか、相手の思いを心で受け止めているか等、普段の生活を振り返ることができました。このスペースでは書ききれない程たくさんのメッセージが詰め込まれている一冊です。 (みぞくち)
炭鉱の資料
今日は西岩崎にお住いの永光さんという方から「日鉄稲築炭鉱のボタ山の写真があるよ」とご連絡をいただきました。
ご自宅を伺うと、永光さんは、机の上いっぱいに写真や資料を並べて待ってくださっていました。毎月社協だよりの『炭鉱の記憶』も読んでくださっていると聞き、とても嬉しかったです♪
日鉄稲築炭鉱のボタ山は初めて見ました。当時永光さんは三井山野炭鉱で通気補修の仕事をされていたそうで、仕事の内容も少し教えていただきました。
炭労新聞も見せてもらい、永光さんが石炭政策転換要求大行進の運動に東京まで行かれた時のこと等も伺いました。
今後の『炭鉱の記憶』で紹介できるよう、またじっくり話を聞かせていただく予定です★
碓井小学校で
今日は、碓井小学校4年生の3、4時間目の授業で、福祉についての勉強が行われ、おじゃましました。
稲築地区の長尾さんという方は視覚障害をもっていて、児童のみなさんに、目が見えないことは情報の障害であるということや歩行の方法には白杖を持つことや盲導犬と歩くこと等の種類があることを説明されました。ガイドの方と一緒に歩くという方法もあり、その時に、ガイドする人は、連れて行くのではなく、一緒に、共に歩くということを強調されました。
また、ガイドする時に注意する声かけ等についてのお話があり、その後は児童のみなさんが二人一組でアイマスクをつける人とガイドする人に分かれて体験をしました。
他にも長尾さんからは、不自由と不幸は違い、不自由だと思ったことはあるけれど不幸と思ったことはないということが伝えられ、児童のみなさんは、真剣に聞いていました。
ホームレス支援物資募集中
今朝はとても寒い朝でしたね。日中も陽のあたる場所ではぽかぽかしますが、日蔭にいると風がとても冷たく、少しずつ冬に向かっているのだなと感じさせられました。
路上で生活する方たちにとっては、「寒さ」は体調を崩すだけでなく、命を落としてしまう危険性もあります。
そこで、今年も越冬支援物資を募集し、路上で生活する方たちに届けたいと思いますので、市民の皆様のご協力をお願いいたします。
◎募集する物資◎
・毛布 ・男性物衣類(セーター、トレーナー、パーカー、ジャンパー、ダウンジャケット等) ・男性用下着(パンツ、シャツ、ズボン下) ・手袋、軍手 ・マフラー
※衣類は選択したもの、下着は新品に限ります。また、スーツや背広、ウールコートはご遠慮ください。
◎募集期間◎
平成26年11月4日(火)~12月17日(水)
◎受付場所◎
稲築住民センター(岩崎1143番地3)、山田ふれあいハウス(上山田502番地6)、嘉穂老人福祉センター(大隈町1183番地1)の社会福祉協議会事務所
災害ボランティアセンター連携研修会
11月1日は、九州ビルで開催された災害ボランティアセンター連携研修会に参加しました。
この研修会は、各地域の青年会議所と市町村社協とが、災害時に円滑な連携が図れるよう推進することを目的として開催されたものです。
第一部は、「災害ボランティアセンターが担っていく事とは?」をテーマにパネルディスカッションがあり、新潟からお越しになった長岡青年会議所の水澤元博さん、中越防災安全推進機構の河内毅さん、にいがた災害ボランティアネットワークの李仁鉄さんがパネリストでした。
中越大震災からの振り返りやそれぞれの団体の強みと弱み、災害ボランティアセンター内での協動などの話があり、平常時からのつながりが災害時に大きな力を発揮することを学びました。
第二部は、日本青年会議所九州地区福岡ブロック協議会の弘中國太郎氏から、青年会議所の活動の紹介や、社協と青年会議所の協定締結に向けた取り組みについて話がありました。
第三部は、福岡防災研究会の宮崎祐輔さんとパネリストをされていた李仁鉄さんが講師をされ、水害を想定したワークショップを行いました。
今回の研修会に参加し、被災地、被災者の支援ニーズが年々多様化している中、いざというときのために、違うノウハウを持った人が連携し、お互いに助け合える関係づくりをしていくことが大切だと感じました。