事務局長対象の新地域支援事業勉強会にて

6月15日、今日は、県社協主催の事務局長対象の平成28年度介護保険改正に伴う新地域支援事業に関する勉強会に参加しました。
事務局長の木山が、「新地域支援事業における社協の取組について」をテーマに嘉麻市社協の取り組みを話しました。
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まず最初に、県内でもこの事業に対する考え方が分かれていて、サービスの補完をする社協や無関心な社協があるけれど、新たな時代に対応できる社協になるための転換期にきていると考え、地域アセスメントや協議体勉強会に取り組んでいることを説明しました。
その後、それぞれの社協の進捗状況や今後の取り組みについて話し合いましたが、次々といろんな意見がでて、あっという間に時間が過ぎました。
今日は、県内5ブロックの事務局長対象勉強会の最終日でした。それぞれの地区で話をさせていただいたことで、いろんな意見を伺うことができました。
今後の取り組みにいかしていこうと思います。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ48日目

6月14日、今日の南阿蘇村災害ボランティアセンターは、集積所がお休みのため、運搬以外の困り事のお手伝いをしました。
本会の職員は、竹田市社協と豊後大野市社協の方とグループで、沢津野地区、長野地区、乙ヶ瀬地区のお宅を一軒ずつ訪問し、お話を伺いました。
家が全壊したFさんは、避難所で生活されていますが、牛の世話をするためにお昼だけ自宅に帰ってこられているそうです。家は解体され、納屋で過ごされていました。
本当に大変だったよーと本震のことを話してくれました。寝ていたら大きな音とともに、天井が落ちてきたそうですが、ベットとダンスでたまたま隙間ができ、ケガがありませんでした。真っ暗の中、懐中電灯のかすかな光と助けに来てくれた方の声を頼りに家の外に這い出しだそうで、九死に一生を得たき、これからも頑張らなねと言われていました。
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南阿蘇村災害ボランティアセンターに寄せられる困り事の内容が少しずつ変わってきています。
これからは、ガレキの片付け等が終わられた方、避難所から戻られた方の困りごとを教えてもらうことが大切になってくると感じました。

南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ46日目

6月12日、今日は、雨のため、立野サテライトの活動は中止、南阿蘇村災害ボランティアセンターは屋内活動一件のみでした。
なので、午前中は、車輌整備やニーズ票の整理、パソコン入力などを行いました。また、今日は、避難所となっている本田技研工業体育館で新所地区サロンが2ヶ月ぶりに開催されたので、南阿蘇村社協の方と一緒に伺いました。
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震災以降、避難所やアパート、親戚の家などみなさんバラバラに暮らしておられるため、久しぶりに会われたことをとても喜んでおられました。
新所地区は、地震による土砂災害の被害もあったそうで、土砂が家の中に入ったYさんは、2時間もの間、胸まで土砂に埋まったまま助けを待ったそうです。真っ暗な中、気をしっかり持って寒さに耐えたこと、阿蘇大橋が落ちた音が凄かったことなどを伺いました。家族や近所の方のことを思い出しながら、生きる希望を諦めなかった姿勢に心を打たれました。
午後からは、その新所地区のニーズ調査を行い、ニーズ票を作成しました。住まれていない家が多く、雨音が聞こえるほどの静けさがありました。
明日は、天気が回復していくことが予測されるため、センターを開設します。

益城町災害ボランティアセンター11クール2日目

5月31日、今日は、実際にボランティア活動されている現場にマッチング班のスタッフが交代で行きました。
晴天に恵まれた中、どの現場も懸命に作業されています。ボランティアのみなさん、何とか終わらせたい、あと少しと思うと、休憩することをついつい忘れそうになりますと話されていました。
今日は、暑かったので、リーダーさんに1時間おきには声をかけていただくようにお願いしました。
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また、ボランティアさんにガレキの集積を頼まれた方に話を伺うと、「家族で何とかできないかとやっていたが、終わらなかったので、申し訳なかったが今回お願いした。30人くらい来てくれたので、あっという間に終わってビックリした。」と話されました。半壊した自宅を改修して暮らしていくことを決められたそうで、片付けできたことを感謝され、生活を立て直していく力をもらったとのことでした。
最後に、「九州の繋がりは深いね、福岡で何かあったら絶対助けに行くけんね」と優しい言葉をかけられ、暑さが吹っ飛んだ時間でした。

益城町災害ボランティアセンター11クール1日目

今日から5日間、熊本県益城町災害ボランティアセンターへ福岡県社協からの派遣で運営スタッフとして活動します。
福岡県内の社協職員が4月末から交代で運営支援にあたっていて、今回は11クール目になります。本会の他に、筑紫野市社協、行橋市社協の職員さんと同じチームです。
今日は、初日ということで引継ぎを受けるため、7時に益城町災害ボランティアセンターへ到着し、マッチング・グルーピング班の引継ぎを受けました。
また、ボランティアさんと行うニーズ調査にも同行しました。惣領地区には、活断層が通っていて、その筋が今でもはっきりわかるくらいご自宅や道路に甚大な被害が出ていました。
ご自宅におられた5名の方にお話を伺うと、仮設住宅への引越しや、これからどうしたらいいのかなどみなさん今後の生活に不安を抱えていることを話してくださいました。
「住み慣れた地域で暮らしたい」という思いを大切にしながら何ができるのかを考えていかなければと感じた初日でした。
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益城町災害ボランティアセンターは、県外のボランティアさんの受入をしています。
わからないことなどありましたら、本会のボランティアセンターの職員にお問い合わせください。
かまボランティア・市民活動センター
0948-42-0751

遠賀町民協視察研修

5月25日、今日は、遠賀町民生委員児童委員協議会が、視察研修にお見えになりました。
事務局長の木山が、気軽に相談してもらえるよう昨年から6つのセンターを作り、出会いを大切にしていることやこれから地域で求められること、ちょっとした困りごとに協力されている民生委員さんの取り組み事例などを説明しました。
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また、今は支援がない無援社会ともいえるので、支援のある社会にしていきたいことを話すと、みなさん真剣にうなずかれていました。
最後に、会長さんから挨拶があり、遠賀町で私たち民生委員も地域づくりに協力していきたいと話されました。
これからの地域づくりについて、意見交換もでき、お互いの取り組みを学ぶことができた時間となりました。

筑紫女学園大学へ

今日は、筑紫女学園大学の福祉課教育法の講義におじゃまし、嘉麻市社協の地域福祉活動について報告させていただきました。
高校福祉課教員の養成課程の科目ということで、意欲のある学生さんの熱気が伝わってきました。
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社協に寄せられる相談や今年度のテーマ、組織体制、事業の立ち上げなどを説明する中で、社協ワーカーとしての思いを伝えました。
また、お話する機会をいただいたおかけで、相談件数は増えているが、困ったと自分から言えない方とは出会えていないことなど、本会の活動を振り返ることができました。貴重な時間をありがとうございました(*^^*)

山田の小富士 帝王山へ

5月20日、今日は、木城帝王山の美化環境保全会の活動を見学させてもらいました。
会のみなさんは、安心して山登りできるようにと、登り道や頂上付近の草刈り、急傾斜のとこへエコ階段の設置など、暑い中、熱心に取り組んでおられました。
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帝王山は、山の姿が富士山に似ていることから、山田小富士とも言われています。また、標高214メートルで気軽に登れるため、人気があるそうです。
一緒に山登りさせてもらいましたが、30分くらいで頂上に着き、山田地区の景色が見渡せました。空気が澄んで、清々しかったです。

会のみなさんは、1人でも多くの方に山登りを楽しんでもらいたいと話されていました。特に新緑の美しい5月は、オススメだそうです。ご都合のつく方はぜひご検討ください(*^‧^*)

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ22日目

5月19日、竹田ベースキャンプからは45名の方が参加され、南阿蘇ボランティアセンターの活動人数は計60人となりました。
道路の状態を見ていると、小さい道路から大きな道路まで、いたるところに亀裂が入っています。
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これから田植えの季節になりますが、水が漏れる等で田に水を張ることが出来ないといった困りごとも出てくるのではないかと懸念しています。
時間が経ち、気付くニーズもまだまだたくさんあると思うので、これからも活動を続けていきたいと思っています。

山田地区の勉強会

5月18日、今日は、山田地区の協議体についての勉強会をしました。地域の課題を出し合い、解決法をグループワークで考えてみました。そして、地域資源である山田地区の良いところ探しをしました。昔話をしながら歴史を振り返ったり、季節折々に咲く花のオススメスポットを伺ったりして、あっという間に時間が過ぎました。
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途中で終わったので次回もこの続きをしていくことになりました。次回は、6月22日13時30分から山田ふれあいハウスで行います。山田地区の方、ぜひ、ご参加ください(*^^*)