サロンの再開に向けて

ある行政区から、以前は花見や盆踊りなどの行事を行なっていたが、いろいろな事情で行わなくなった。最近、空き家が増える一方で新築の家も増え、ますます地域の繋がりの大切さを感じるようになり、ふれあい・いきいきサロンを再開したいと思うようになったとの相談を受けました。
助成金の申請や運営方法などを一緒に考え、できるだけ早い時期に始めようということになりました。
人が集まれば、様々な意見や思いがあり、うまくいかないこともありますが、みなさんが楽しんでもらえるような集まりになるといいなと思います。

価値観

Aさんは、生活保護の最低生活費を少し上回る年金を受給されており、毎週生活費をお届けするお手伝いをしています。
ギリギリの生活費の中で、可愛がっている猫のエサ代が家計を圧迫しており、今以上に負担が増えるのは厳しく、猫が増えないように話していました。
今日は、10連休の過ごし方が気になって訪問すると、なんと子猫が3匹増えていました。
Aさんの生活を考えると、とても困った状況なのですが、Aさんは「かわいいでしょう」と、とても愛おしそうに頭を撫でられました。
Aさんの価値観を大切にしながら、今後どのように生活していくのか、一緒に考えていきたいと思います。

こどもの日

ゴールデンウィークも残すところあと1日になりました。今日は天気が良く、風にたなびき元気に泳ぐ鯉のぼりを見かけました。
私が住む地域の放送では、おくんちの呼びかけがありましたが、住んでいるのにどこであるのかも知らず、地域を知る難しさを感じました。
この連休中は、日頃は忙しく先延ばしにしていた片付けや気になっていた本を読んだりと有意義な時間を過ごせるように心がけましたが、徐々にだらだらとなってしまいますね。
明日は、気持ちを切り替えたいと思います。

総合相談のお知らせ

5月の心配ごと相談のお知らせ

5月8日(水)と5月22日(水) の13時〜15時
に稲築住民センターにて行われます。
心配ごと相談員が困りごとの相談に応じます。予約の必要はありませんが、先に相談されている方がいらっしゃる場合はお待ちいただく場合がございますので、ご了承ください。
家庭のことや人間関係のことなど、誰に相談すればいいの?と悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひご利用ください。

あっとふるやまだ①

2019年度になって初めての「あっとふるやまだ」を開催し、5名が参加しました。
地域のみなさんに協議体の趣旨を理解してもらい、たくさんの方に参加してもらうためにはどうしたらいいのか、また協議体での話し合いをどのように進めていくのかを話し合いました。
参加者のお一人から、知人の1人暮らしの女性が、高いところに収納しているものを取りたくて、たまたま訪問した郵便配達員さんに、手伝ってもらった話を聞き、困ったときに頼める仕組みづくりが必要ではないかとの声が上がりました。しかし、作業を手伝ってくれる人は見つけやすいが、相談を受け付けたりマッチングしたりする役割の担い手がいないため、参加した方がご存知の企業や人に、協力してもらえないか、また協議体に参加してもらえないか相談してみることにしました。
あっとふるやまだでは、今後支え合いの仕組み作りについて考えることにしました。

熊本地震から3年

熊本では、3年前の今日前震が、2日後の16日に本震が発生し、震度7を観測した熊本地震が発生しました。
今日の新聞に仮設住宅の話題が掲載されていました。仮設住宅について調べてみると、昭和22年の災害救助法により制度化されたそうです。地震や豪雨、台風など大きな被害が発生するたびに建設されています。災害が起こるとまずは体育館や公民館などに避難しますが、プライベートな空間の確保が難しく、住宅を確保するまでの間は仮設住宅に入居される方がいらっしゃいます。
仮設住宅から住宅の再建に向けて、生活を立て直したり、孤立化を予防するために新たなコミュニティで地域活動を行ったり、衣食住だけでなく、仕事やローンなどの家計の問題や孤立、健康など様々な課題解決に向けた支援が必要になります。
日頃から、一つひとつの相談に真摯に向き合い、解決に向けて協働した支援を行っていなければ、災害などの非常事態に、対応できないでしょう。
改めて平常時の行動に、責任を持って行動したいと思います。

藤の花

先日、地域の方から藤の花が咲いたので見においでと声をかけてくださったのでお邪魔しました。Aさんは、足腰の痛みがあるものの、ゆっくり時間をかけながら庭の手入れを楽しんでいらっしゃいます。
満開まであと一歩といった感じでしたが、花の香りと蜂のブンブン飛ぶ音を聞きながら、清々しい時間を過ごしました。

入学式

今日は、市内の小学校の入学式でした。残念ながら空は雨模様。せっかくの桜も散り、桜の木の下での記念撮影は、かないませんでした。
新一年生は、ご両親や先生方、上級生や地域の方に温かく迎え入れられ、素敵な入学式を過ごしたことでしょう。
明日からは大きなランドセルを背負い、通学する姿が、あちらこちらで見られることでしょう。

桜の儚さとともに

権利擁護事業で訪問しているお宅の近所には、立派な門が残った空き地があります。
小高い丘の上にあり、道も細いことから、「個人のお宅だったのかな」とあまり気にかけていませんでした。
ご近所の方と一緒に、散り始めた桜を眺めていたところ、ここには昔病院が建っており、この門から患者さんやお見舞いに来るご家族を迎え入れていたことを教えてもらいました。

山桜が点在していると思っていたのも、人の手で植えられていた桜で、草木が生い茂った山の斜面をよく見ると、伸びきったソテツも並んでいました。
今にも朽ちそうな桜の幹ですが、今年も綺麗に咲き誇り、その下を猫が気持ちよさそうに歩いています。炭鉱住宅が並び、たくさんの人が生活していた時代を想像し、時の流れの儚さに思いを寄せました。

平成30年度の締めくくり

今日は日曜日でしたが、平成30年度最後の1日でした。
本年度も、多くの方々と出会い、一緒に悩み考えながら、たくさんのことを学ばせて頂きました。難しい相談にうまくいかないこともあり、自身の力量不足を痛感しながらも、その瞬間を精一杯努力し、少しずつでも「あなたに相談して良かった」と思ってもらえるよう、真摯に向き合う事が大切だと感じています。
今後も、困った時は相談してもらえる社協になれるよう、職員一同努力していきたいと思います。新年度からもよろしくお願いいたします。