今日から6月。そろそろ梅雨入りの時期が近づいています。例年であれば、田植えを終えた田んぼが広がり始めている時期ですが、今年はまだまだのようです。ご近所の方に話を聞くと、今年は水不足で田んぼに水が張れず、遅れているとのことでした。
毎年梅雨入りを鬱陶しく感じていましたが、災害が起きないことを願いつつ、恵の雨が降るといいなと思いました。
投稿者: ogawa
かま権利擁護センター
今日は、大牟田市社会福祉協議会から3名が、かま権利擁護センターの視察に来られました。
大牟田市では、50件の法人後見を受任し、70件ほどの日常生活自立支援事業の基幹社協として活躍されていらっしゃいます。
判断能力はあるものの、難病等の理由で銀行に行けない方からの相談を受けるようになり、本会が実施している独自事業の話を聞きに来られました。
身寄りがない方の支援やお亡くなりになった方の支払いなど、お互いどのように支援しているのかを情報交換しました。
複雑なケースは特に、担当者だけで抱え込んでしまうと、見えなくなることもあります。今後も、相談できる関係を続けていくことができればと思います。
今月の1冊
以前参加した研修会で、講師から紹介された1冊で、少し前にドラマ化され、テレビで放送された「健康で文化的な最低限度の生活」を読んでいます。福祉関係者や医療従事者であれば、誰もが知っている日本国憲法25条の一文がタイトルになっています。
大学を卒業した新人公務員が福祉事務所に配属され、生活保護を担当するケースワーカーとして、生活に困窮した方々を支援していく中で、「生活」に向き合う日々が綴られています。
生活保護には法律やルールに則って様々な義務があり、感情だけでは支援できないことや複合的な課題を抱える方への支援が思い通りにいかず、悩んだり焦ったりしながら、成長していくエピソードが描かれています。登場人物の発言に違和感を感じたり共感しながら、漫画なので読み進めやすいように感じます。最後のページには制度のポイントや豆知識がわかりやすく記載されています。7巻まで発行されており、まだ続くようです。ぜひ、ご一読ください。
あっとふるやまだ②
5月28日、筑紫集会所で山田校区協議体を開催し13名が参加しました。
平成28年の勉強会や29年度の協議体に参加されていた方で、昨年度はオレンジサロンを開催することになり、日程が重なっていたため参加できなかった方が、「今月から協議体を第4週目に変更してくれたから参加できるようになったよ」と久しぶりに来てくれました。また、筑紫集会所で初めて開催し、新たに6名が参加されました。
協議体の目的ややっと実現した移動販売が人手不足で新たな受付を中止していることなどを説明しましたたのちに、昨年12月に筑紫行政区で行ったアンケート調査の結果を見ながら、気づいたことや地域の課題を話し合いました。
筑紫行政区は営林署が管理する山に囲まれており、台風時には危険を感じる方が多くいらっしゃることや空き家が多いこと、筑紫線の市バスの路線図や市バスの運行状況について確認しました。
また、自分たちの5年後10年後に生活を思い浮かべながら、困りごとや解決の仕組みづくりについて、意見交換を行いました。
庭の草
最近、庭の木の剪定や草取りの相談が増えています。
本会には、地域に住む協力会員さんが、お互い様の気持ちで、ちょっとした困りごとを手伝ってくれる支えあい事業がありますが、相談を受けたワーカーによって、聞き取り方やコミュニケーションの取り方、価値観が異なり、判断に迷う事が多々あります。
相談する方々は、一番困っていることや目の前にある困りごとだけを相談されますが、実際には他にも課題があったり、本当は周囲の人だけが困っていたりれすることもあり、相談を受ける側の技量が問われているのだと思います。
また、支えあい事業だけでなく、地域のみなさんが自分の困りごととして考える協議体でも考えていく必要もあります。
解決するための仕組みづくりは簡単ではありませんが、考えることが大切さに気付かされました。
天神行政区でミニ協議体
5月23日、天神行政区でミニ協議体を開催し、10名が参加しました。
協議体や山田校区の仕組みづくりについて説明した後に、フリートーク形式で自由に意見を出してもらいました。サロンなどに参加していない方々の生活状況や困りごとを把握するためにどのような活動を展開したら良いのか、買い物に困っている人を募って買い物を代行したり、一緒に買い物に行くことができないか、最近毎週水曜日に豆腐の移動販売車が回っていることや山下行政区に赤村から野菜を売りに来ている人がいることなど、情報を共有したり、手立てを考えたりすることができました。
また、行政区内に土砂崩れが起きると陸の孤島になってしまうエリアがあり、組内内で声をかけあったり連絡網を作ることができないかなど、活発な意見交換が行われました。
行政区内には長年住んでいる方が多く、Aさん、Bさん、Cさんと個人名もたくさん飛び交いました。仕組みができるまでにはたくさんの時間がかかりますが、5年後、10年後の生活を思い浮かべながら地域のことを考えることができました。
気になるAさん
昨年の豪雨の後に出会ったAさん。山の斜面に自宅があり、裏の住宅からせり出した草木の葉がAさん宅の雨どいに落ち、困っていると話されていました。数日前に屋久島で降った大雨のニュースを見て、Aさんのことが気になり訪問してみました。
昨年よりもさらに草が伸び、雨どいに腐葉土になった葉が溜まっていました。大雨になる前に解決できる方法を探したいと思います。
山田地域福祉推進委員会
第32回山田地域福祉推進委員会を開催し、8名が参加しました。
委員としての役割を確認した上で、みなさんに自由に発言してもらいながら、山田校区で暮らしていくために必要なことや不安に感じていることを話し合いました。
山下行政区に赤村から野菜等を売りに来られていることやカーブーツサルビアが名称を変えて地元の商品を売る場に変わっていることなど、新しい情報を共有することができました。
また、参加者のお一人から、これからの季節は犯罪が増える傾向にあり、隣近所の声かけや見守りの体制づくりについて提案がありました。
法律相談のお知らせ
法律相談を下記の通り行います。弁護士が借金や相続、離婚などの問題について相談に応じてくれます。
記
5月16日(木)13時〜16時
稲築住民センター
事前予約制で、先着順となっていますので、早めにご予約ください。
嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751