竹灯籠

日赤病院前交差点付近には、地元の有志の方々が集まって準備した竹灯籠が設置されています。3月28日からの3日間は、ロウソクに火が灯され、オレンジの優しい光が揺らめき、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
こちらは、すぐ側のバス停付近の植え込みや人通りが少ない場所にゴミが放置されるなど、みなさんが気になる場所となっていました。そこで、行政区長やボランティア活動を積極的にされている方々が集まって、ゴミがなくなり、さらにはみなさんに喜んでもらえるような場所になったらと考えて、企画されたそうです。
写真はうまく撮影できませんでしたが、たくさんの方が、来場されていました。

コスモス防災訓練

3月24日、原町、中央、大橋の3行政区で運営している自主防災組織コスモスの防災訓練にお邪魔しました。

数カ所で土砂崩れが発生し、山田川も氾濫。322号線が通行止めになったと想定した訓練でした。

昨年の豪雨では、床下浸水の被害が3件あり、いつ起こるかわからない災害に備え、日頃からご近隣同士のコミュニケーションや早めの避難の大切さが呼びかけられました。
消火訓練では、ピノキオ(ピ:ピンを抜く、ノ:ノズルを火に向ける、キ:距離を取る、オ:押す)の手順に沿って、消火器の操作方法を確認しました。

皆さんがそれぞれの役割を知ることで、いざという時に連携して動くことができるよう、訓練することの大切さを実感していらっしゃいました。

あっとふるやまだ第11回

3月19日、山田生涯学習館であっとふるやまだを開催し9名が参加しました。
1年半ぶりに参加したメンバーがおられたため、山田校区で移動販売の仕組みができたことを伝えました。
大刀洗町の視察では、健康体操の集まりからみなさんが楽しめる居場所づくりを行なっている校区や企業と町が一緒にゴミ捨ての仕組みづくりを行なっていること、ボランティアさんが運転する巡回バスなど、いろいろなアイデアから仕組みづくりができていたことを報告しました。
最後に、 Aさんの相談をもとに、みなさんがAさんだったらどんなことに困るか、どんな支えがあったら自宅での生活を続けられるかを考え、意見を出し合いました。
ついつい、どうしたらサービスを利用できるか考えがちになっていましたが、最後は地域で何ができるかを考える意見が出ました。

おしゃべりサロン

3月17日(日)、おしゃべりサロンを開催し、3家族7名が参加しました。前回は男の子ばかりの参加でしたが、今回は偶然にも女の子ばかりで、たこ焼きをたべながらおしゃべりを楽しみました。
親子で材料を量ったり、一緒に混ぜたり、日頃からお手伝いをしている様子が伺えました。

東日本大地震から8年

東日本大地震から今日で8年がたちました。地震が発生した14時46分に祈りを捧げた方も多いかと思います。
東北では原発や住宅など、解決できない課題がまだまだあり、被害にあわれた方々の思いは計り知れません。
わが家では、防災バックの中身を出して、水や非常食の賞味期限を確認したり、家族と避難場所の確認をしました。

平成30年度筑豊ブロック市町村社協連絡協議会公開講演会

3月8日(金)、桂川町住民センターにて筑豊ブロック市町村社協連絡協議会公開講演会を開催し、80名が参加されました。
昨年、兵庫県で精神疾患を持つ長男を、両親が長年自宅で監禁するという事件が発覚しました。監禁は子の人権を踏みにじる行為であり許されることではありませんが、この事件の背景にあったものを紐解き、私たち一人ひとりがしっかり受け止めたうえで、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指していきたいと考えて企画しました。
講師には、日頃から障がいや精神疾患を持つ方々の支援に携わっていらっしゃる飯塚市・嘉麻市・桂川町障がい者相談支援センターの藤嶋勇治さんをお招きしました。
藤嶋さんは、三田市障害者虐待に係る対応検証委員会の検証報告書を引用しながら、父親の言動や行動から、監禁が始まった当時からの家族の苦悩や心の動きを話されました。また、障がい者を取り巻く法律の歴史や専門職でも疑問を抱かずスルーしてきた社会的風潮、支援者の人権意識の希薄さなど、「今だからこそ言えることかもしれないが」と、言葉を一つひとつ選びながら、話してくださいました。
相談を受け支援していく中で、「絶対にやってはいけないことはやってはいけない」という自分の中の正義をしっかり持ち、ご本人の思いややりたいこと、決めたことを実現できるように支援する。福祉サービスという限られた枠の中だけでなく、生活する場である地域というフィールドで、多くの方々が支える繋がりを作っていく。改めて、地域共生社会の実現に向けて、私たち一人ひとりが何をすべきなのかを考える機会となりました。

相談から学ぶ

相談を受けているAさんの金銭管理をする中で、介護保険料の滞納をどのように支払っていくのか検討していました。以前同様のケースにかかわった際、未納が2年を超えた場合には時効となり、2年を超えた分は追納ができなくなることや介護保険サービスを利用する際には、滞納期間に応じて償還払いや自己負担割合が3割負担に引き上げられることを知っていました。今回、社協内でスーパーバイズを受ける中で、時効で発生する不利益について指摘され、もう一度保険者に確認してみると、給付制限について正しく理解できていなかったことが分かりました。
相談を受ける中で、自分自身が知らなかったことを調べたり学んだりすることで、新たに相談に来た方の力になれると実感できました。

平成30年度 福岡県日常生活自立支援事業関係職員研修会

3月25日、平成30年度福岡県日常生活自立支援事業関係職員研修会に参加しました。長崎県大村市社会福祉協議会事務局次長の山下浩司さんから、初期相談受付とアセスメントの方法について学びました。日常生活自立支援事業は、金銭管理をするサービスではなく、本人に寄り添いながら本人が望む生活ができるように、福祉サービスの利用を支援する事であり、金銭管理は優先ではない。権利侵害を可視化したり、失敗する経験も大切にしながら、どうするかを一緒に考えることが大切だと学びました。
午後からは、2つの事例演習を行いました。事例発表を聞いた後一問一答を繰り返しながら、本人のイメージ像を深めました。ベースにある障害や病気の特性を理解したうえで支援していくことや先入観にとらわれず、時には時間をかけ本人の判断力や理解力を探ることなど、事例を通して様々な気づきがありました。
自分が専門員だったら、どう課題を設定し、どのようなアプローチ手法を使って目標に近づいていくのか、想像しながら学ぶことができました。

2018年度貧困問題・生活困窮者支援ソーシャルワーク全国実践フォーラム

2月23日、日本社会福祉士会が主催する2018年度貧困問題・生活困窮者支援ソーシャルワーク全国実践フォーラムに、職員2名で参加しました。
午前中は、生存権保障を支える~ソーシャルワーカーだからこそできること~をテーマに、明治学院大学の新保美香さんが話されました。ケースワーカーとしての経験を交えながら、貧困の捉え方や社会的孤立、地域福祉、生活困窮者自立支援制度の相談支援員に求められる倫理や基本姿勢、ソーシャルワーカーに求められていることを学びました。
午後からは、生存権保障の現場の今~当事者とソーシャルワーカーを支える視点を考える~をテーマに、ホームレス支援に携わる宮澤進さん(独立型社会福祉事務所NPOほっとポット)、豊島区くらし・仕事相談支援センターの主任相談支援員小林聖子さん、性的マイノリティに関するソーシャルワーク教育を実践されている沖縄大学の加藤慶さんから、日頃の活動について話を聞いた後、それぞれの分野からソーシャルワークをどうとらえ、実践しているのかを学びました。
改めて、相談を受ける者としての責任の重さを感じるとともに社会福祉士の倫理綱領の大切さを痛感しました。

あっとふるやまだ⑩

2月19日、山田活性化センターで山田校区の協議体を開催しました。
木城、筑紫、尾浦第一行政区の移動販売の進捗状況や三菱第一行政区で開催したミニ協議体について報告しました。
三菱第一行政区では、2月26日(火)に地域の人が集まっておしゃべりをしようということになり、そこに移動販売車にも来てもらうことになっています。協議体参加者からは、行政区単位で話し合った方が具体的な話し合いができ、仕組みづくりがしやすいとの意見が上がりました。また、今後協議体に参加してほしい人や仕組みづくりに協力してくれそうな人を紹介し合いました。
現在、下山田から参加している人が少ないため、いつどこで誰が誰に声をかけていくか、協参加したメンバーで協力することになりました。また、メンバーからある病院で地元のお店が移動販売を実施した事例が紹介され、山田校区でも実践できないか考えていくことになりました。