在宅介護者の集い「こころ」定例会 令和2年11月

11月12日(木)、在宅介護者の集い「こころ」定例会を開催し、7名が参加しました。
参加したAさんが、知人のひとり暮らしのBさんが最近車に乗るのをやめて、家に閉じこもりがちになっていることを話されました。Aさんは、Bさんを何かサービスに繋げてあげたいけれど、どこに相談したらよいかわからず悩んでいたそうです。意見交換をする中で、介護経験のあるみなさんが「〇〇に相談をしたら介護のことに詳しい人がいるよ」などと助言している様子を見て、みなさんのノウハウを地域のみなさんの悩み事の解決に活かすことができるのではないかと感じました。

次回は、12月10日(木)、13時より稲築地区公民館で開催します。現在介護をしている方や興味のある方はぜひお問い合わせください。
お問い合わせ:0948-43-3511 嘉麻市社会福祉協議会

生活する場所

約2年前に自立相談支援センターで支援を行い、その後権利擁護センターや様々なサービスにつながることができたAさん。入退院を繰り返しながら在宅で生活をしていましたが、病気の進行しており、ひとりで生活することが難しくなったため施設入所することになりました。
在宅から施設へと生活する場所は変わりますが、今後も権利擁護センターで支援を行いながら、Aさんらしい生活ができるようにサポートができたらと思います。

仕事の組み立て方

先日、本会が実施している法律相談の対応をする際に、弁護士の先生とお会いする機会がありました。
その中で、仕事の組み立て方の話を聞きました。先生もみなさんから様々な相談を受ける中で、内容を整理をするために、ToDoリストを作成し、緊急性や重要性などを細かくわけて、優先順位を考えているそうです。
先生の話を参考にして、仕事の組み立て方をもう一度見直そうと思いました。

11月心配ごと相談のご案内

11月の心配ごと相談は、以下の日程で開催します。
2名の相談員が、地域のみなさんが生活する上で抱えている悩みや困りごとの相談に応じます。
相談は無料で事前予約の必要はありませんので、お気軽にお越しください。
また、先に相談されている方がいらっしゃる場合はお待ちいただくことがありますので、ご了承ください。

開催日時
11月4日(水)13:00〜15:00
11月11日(水)13:00〜15:00
11月25日(水)13:00〜15:00

※開催場所については、4日は碓井地区公民館、11日・25日は山田ふれあいハウスです。

講義・擬似体験を通して

10月31日(土)、山田市民センターで「地域共生社会をめざして」と題して行政職員・社協職員等研修会を行い、26名が参加しました。
午前と午後に分けて、それぞれ社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会保護者会会長の下山いわ子さん、アクシスエボリューション代表の田中伸一さんに障がいを持ったお子さんを育てる中で学んだことや感じたことの講義をしていただきました。
講義の中では、擬似体験を通じて障がいを持った方の見え方、聞こえ方、感じ方等を体験する事ができました。体験してみて初めて気づく事が多く、ほんの一部ではありますが障がいを持った方の生活のしづらさを肌で感じる事ができました。
今回の研修会は、今まで「障がいを持った方への寄り添った支援」と言葉では言っていたけれど、きちんと実践ができていなかったと実感する機会となりました。
これからは、今回学んだことを活かして、もう一度寄り添った支援について考えて実践をしたいと思います。

目標を持つこと

先日、自立相談支援センターで関わっているAさんから近況報告の電話がありました。新しい職場で仕事を始めて1カ月が経ち、少しずつ仕事にも慣れてきたとのことでした。
Aさんが、少しずつお金を貯めて引っ越しをするという目標に向かってがんばっている姿を見て、私も明確な目標を持ってがんばろうと思いました。

一夜城

先日、嘉穂地区の施設に訪問をした際に、ふと山の方を見渡すと一夜城が建っていることに気づきました。今年は、公園内でのイベント等はなく、今月末まで夜間にライトアップされるのみとのことでしたが、昨年の一夜城まつりで大隈城山校のみなさんにリングプルを寄贈していただいたことを思い出しました。

嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」10月

10月21日(水)、山田ふれあいハウスで嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」を開催し、2名が参加しました。
参加したAさんは、先月父親が入院したけれど、コロナ禍のためなかなか会うことできないと話されました。また、父親が高齢のため、これから、自分がひとりになった時を考えると、老後の事が不安であるとの思いを吐露されました。
 BさんもAさんの状況に似ている部分があり、不安に思うことがあるとのことであったため、今後は認知症や介護に関することだけでなく、介護をする方の今後の生活についても意見を出し合って考えていく事になりました。

なつきちゃんにし⑦

10月15日(木)、稲築保健センターでなつきちゃんにしを開催し、7名が参加しました。
今回は、地域福祉計画策定にあたって社会福祉課から2名が参加されたため、稲築西地区の社会資源や課題について改めて意見を出し合いました。
その中でも、地域のリーダーとなる人が不在であることが大きな課題であるとの意見がありました。地域のアンテナ役やリーダー役となる人をこの協議体の中で見つけたり、今参加しているみなさんにリーダー役を担ってもらい、しくみづくりにつなげていければと思います。

なつきちゃんひがし⑦

10月15日(木)、平東公民館でなつきちゃんひがしを開催し、10名が参加しました。
今回は、災害時や平常時の声かけや見守りの状況について話し合いました。参加したAさんは、日頃の声かけをしている中で、「組内のBさんをここ数日間見かけない」と行政区長さんと民生委員さんに相談をしました。警察や消防に通報して中に入ってみると、Bさんが座り込んで動けなくなっており、あと少しでも発見が遅れていると命に関わる危険性があったそうです。その後、Bさんは、ヘルパーなどの様々なサービスにつながる事ができ、現在も元気に暮らされています。
今回の話を聞いてて、AさんがBさんの事を気にかけていたように、地域の中でのアンテナ役の人を見つけていくことが大切であると感じました。