8月31日、今日は、ももちパレスで開催された平成28年度福岡県相談支援従事者初任者研修を受講しました。
初日の今日は、まず始めに沖縄大学 准教授 島村聡さんの講義『ケアマネジメント概論』、『障がい児者の地域生活支援』を受けました。
生活課題を幅広くとらえることや制度をはりつけることから抜け出すことなど、ケアマネジメントを行うために大切なことを学びました。
福岡県福祉労働部人権同和対策局調整課 江島玲子さんの『人権研修』では、実態調査からわかり差別の現状や社会モデルで考える視点ついてのお話があり、人権について考えることができました。
最後に、ピアッツァ桜台 前田秀和さんの講義『障害児総合支援法等における計画作成とサービス提供のプロセス』があり、相談支援専門員としてどんな業務をしていくのかを整理することができました。
明日も研修が続きます。
カテゴリー: 地域係
こころの声を聴く会を目指して
8月27日、今日は、第2回目となる認知症家族の会を山田ふれあいハウスで開催しました。
住環境に関するビデオを見た後にお茶を飲みながら、ご家族のことで心配なことや不安なことを話しました。
「もの忘れがひどくなっている」「家に閉じこもりがちなので外出しにくい」「ケンカになってもしばらくしたらそのことを忘れているので、最近は時間を置いて話すようにしている」など日々の介護について思い思いに語られました。
また、会の名前をみんなで考え、「こころ音(ね)の会」に決まりました。心の声を聴いていこうという思いが込められています(*^_^*)
次回は9月24日土曜日13時30分からです。
上臼井下地区・地域調べアンケート
8月30日.7月の中旬より碓井地区地域福祉推進委員の方と一緒に、一人暮らしの高齢者世帯を1件1件訪問して、上臼井下行政区のいいところや好きなところ、生活の中での困りごとや、地域にこんなものがあればいいなということをお伺いするアンケートを行っています。
上臼井下のいいところ、好きなところは、自然豊かなところ、買い物をするところや公共施設が近くにあり便利な立地であることなどがわかりました。また隣近所の日々の関わりや助け合う関係が、一人暮らしの高齢者の方にはとても心強い存在になっており、何かあったときには家族以上に頼りにしていると話される住民の方もいました。
生活の中での困りごとでは、家の中で突然倒れた時やもしもの時の心配事、今は元気に生活しているがこれからのことを考えると不安を感じる方が多いことがわかりました。そして、上臼井下で困ったときに支えあえる仕組みやサービスがあれば安心して生活ができると思うと話す方もいて、今後困ったときに住民同士で助け合える仕組みづくりが必要になると感じました。
アンケートにご協力していただいた上臼井下のみなさん、ありがとうございました!!
漆生東行政区カラオケ会にお邪魔しました(^^)
8月26日(金)、今日は漆生東公民館で月に2回行われているカラオケ会にお邪魔しました。毎回15~20名程の方が参加されているそうです。お部屋にはカラフルな花飾りや可愛い人形がたくさん置かれており、とても賑やかな雰囲気の中、カラオケを楽しまれていました。
漆生東行政区は、昔、婦人会やサロン、老人会に盆踊りと様々なイベントが開催されていたそうですが、高齢化が進み参加する人数が減ったことで、なくなってしまったそうです。行政区を何とか盛り上げていきたいと町内会で考え、こうしてカラオケ会が開かれるようになりました。今では、お菓子やコーヒーを飲みながら、みんなが歌って談笑できる集いの場となっています。
9月からは、本格的に「カラオケ皆唱会(かいしょうかい)」として、活動をされるそうです。漆生東行政区のみなさん、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか(^^)?
社会福祉法人による社会貢献事業 大阪府視察1日目
大阪府では、全国に先駆けて地域貢献事業に取り組んでおられ、大阪府全体で「大阪しあわせネットワーク」を展開されています。嘉麻市でも社会福祉法人の地域貢献活動を推進していくために、今日と明日の二日間で、大阪府社会福祉協議会の取り組みを学びに来ています。
今日は、社会福祉法人から50名近くの方が出席された、豊能ブロックの事例検討会に参加しました。
コミュニティソーシャルワーカーから提供された事例をもとに、グループで感じた事や質問、施設で行ったケースを話し合いました。
事例を整理する上で、いつ、どの時点がポイントになるかを整理し、本人の気持ちを大切にしながらも、スピード感を持ってサポートする事が大切だと感じました。明日は大阪府社会福祉協議会で、制度の仕組みを学びます。
千手地区のときめき学習
8月23日、今日は、嘉穂小学校に通う千手の地域の子どもたちが八丁峠の石畳の道を歩き歴史を学ぶ、ときめき学習が開催されたので、一緒に勉強させていただきました。
これは公民館事業の一つで毎年夏休みのこの時期に行われているそうです。
まず、千手の公民館に集合し、公民館長の方から、八丁峠の歴史について子どもたちへの説明がありました。筑前(嘉麻市方面)から太宰府・博多を通らずに筑後(朝倉・久留米)・肥後(熊本方面)に通ずる最短距離の道で中世からある八丁越えの道は、豊臣秀吉が大隈の益富城に入った時に通ったことで知られています。江戸時代の初めには、参勤交代の道として使用されていました。そして、その中に石畳区間が585m現存していて、そのうち204mが嘉麻市指定史跡として定められています。
説明のあとは、実際に子どもたちと、地域の方、ボランティアの方などで、峠に向かい、石畳の道を歩きました。
険しい所もあり、子どもたちも「きつい」と言いながら頑張って登っていました。暑かったですが、空気がとても美味しく、川には透き通った水が流れていて、自然の豊かさも感じました。
この八丁峠石畳を守っていくために、「大力八丁超え守る会」のみなさんが草刈りや掃除などの保存活動をされていることも学びました。本当に石畳がきれいに残っていて、ここをずっと歩いていたんだ…と歴史を身近に感じることができた時間でした。
南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター17日目
今日の復興支援ボランティアセンターには、24名のボランティアさんが来てくださり、予定していた5件のニーズすべてを完了することができました。本会職員2名は、ボランティア受け付けとニーズ調査を担当しました。地震発生から4ヵ月が経過する中で、今すすめているニーズ調査は、当然日々入ってくる新規ニーズの現況確認もありますが、それとともに、これまで1,300件を超える相談の中で、完了に至っていない相談が、今どのようになっているのかを再確認し、ニーズを積み残さないことと、ローラー調査に回った地区の方々の生活状況や困りごとなどを定期的に把握し、生活支援につなげていくことにあります。今日は2班に分かれて、袴野、沢津野、黒川地区を回りました。この地区は、地震によって今も水が出ず、家屋被害も甚大で、住民のみなさんは避難所での生活を余儀なくされているため、人の生活感や生活音がなく、時が止まっているような感覚になりました。今回、偶然、避難所から畑仕事や酪農仕事に帰って来られていた方とお会いしました。お二人の方から、もうすぐ仮設住宅への引っ越しが始まるが、顔なじみの方々と一緒なので心強いとのお話があり、あらためて、つながりを継続することの大切さ、そのための支援の必要性を再確認することができました。明日は、火曜日のためセンターはお休みです。8月24日(水)は室内清掃、ゴミ捨て、木材、鉄筋、瓦の撤去、運搬等の3件のニーズに、26名のボランティアさんが必要ですので、多くの皆さんのご協力をお願いいたします。
南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター16日目
今朝は、空気が少しひんやりし爽やかでしたが、日中は気温がぐんぐん上がり、活動するボランティアさんも大変だったと思います。今日も立野サテライトを含めて58名のボランティアさんが活動してくださり、5件のニーズを完了することができました。本会職員2名は、今日もボランティア受付・ニーズ班、ローラ班と分かれて活動をしました。ボランティア受付では、継続して来てくださっている顔馴染みの方も多数おられた他、断水している地域の方々に飲んでもらえればということで、飲料水を持って来られた方もあり、本当に感謝です。ニーズ調査には、新規を含め河陰・長野・栃木の3軒を訪問しました。その1軒の方は、4月16日の本震で築150年を超す母屋が倒壊し、家族3人で建物の下敷きになったそうですが、真っ暗な中たまたま携帯電話が手にとまり消防を呼ぶことができて、運良く全員ケガなく救出されたと話してくださいました。倒壊した家屋は、今後業者に解体してもらう予定とのことで、その中でボランティアさんに手伝ってもらえることはないかとの事でしたので、安全を確認しながら内容を詰めていくことになりました。ローラ調査で訪問した方は、震災後から何もする気にならず人と会うのも億劫と言われ、これからは、生活に根差した支援が必要であると思いました。明日は立野サテライトの活動はお休みですが、復興支援ボランティアセンターには土砂撤去・納屋の片付け・ブロック塀の撤去運搬等4件のニーズがあり、26名のボランティアさんが必要ですので、ぜひご協力お願いします。