コラムの募集

毎月発行している嘉麻市社協だより「えがお」では、みなさんからの「声」を募集しています。テーマは特にありませんので、日常の中で感じておられることなどをぜひお聞かせください。
掲載には、いくつかの条件がありますので、同意された上でのお申込みをお願いいたします。
★原稿について
 ・字数は、800字以内です。
 ・タイトルの有無は問いません。
 ・氏名を必ず記載してください。
★コラム掲載について
 ・コラムとともに投稿者の氏名を掲載します。
 ・掲載する場合には、投稿者に事前連絡いたしますので、連絡先を忘れずに記載ください。
★応募方法
 ・氏名、住所、連絡先を明記の上、E-MAIL、郵送、FAXのいずれかの方法でご投稿ください。

E-MAIL tiiki@kama.syakyo.com
郵送先 嘉麻市岩崎1143番地3 嘉麻市社会福祉協議会
FAX 0948-83-8005

【お問い合わせ先】嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-42-0751

春の訪れ

最近、暖かい日が続いていますね。
先日、夢サイト嘉穂の中庭でつくしを見つけました(*^‧^*)
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遠賀川沿いの土手にも、ビニール袋を持ってつくしとりをしている方を見かけます。
これから少し寒くなるようですが、春はもうそこまで来ています。

今月の一冊

社協だより「えがお」NO.121に掲載している今月の一冊を紹介します。
『そして、生きる希望へ~貧困に立ち向かう子どもたち~』
著者:阿蘭 ヒサコ(あらん ひさこ)/冨部 志保子(とみべ しほこ)
出版社:NTT出版株式会社
今月の一冊
この書籍は、「今子どもたちに何が起きているのか」という現状を多くの人に知ってもらうことを目的に企画され、執筆されたものです。子どもの貧困の問題について、2つの話が収めされています。
「生んでくれてありがとう-貧困のなかで育つ子どもたち」は、父親の家庭内暴力から逃れ、母子家庭になった母子の物語です。母親と弟と暮らすことになった14歳の長女は、経済的に苦しくなった生活を少しでも助けようと仕事で忙しい母親の代わりに家事をすることになります。友だちとも遊びに行くことはなくなり、次第に学校で孤立し、不登校になっていきます。そんな時に、母親が自分を身ごもったことで父親と結婚したことを知り、自分を責め、生きる価値も失いそうになります。母親のすすめで、大学生のボランティアが活動を支える「にじいろ広場」に出会い、おいしい料理を作ったことをきかっけに長女は自分が少しは価値のある人になったように感じます。だんだんと変化が見られ、プロの料理人を目指し、高校進学を決めました。
「シェアライフ-社会的養護からの巣立ち」は、自分の未来が見い出せず、会社を辞めた青年と児童養護施設で育った少年との出会い、交流を描いた物語です。18歳で施設を退所した少年たちは、身近で料理や掃除、ゴミ出しをする様子を見ていないため、仕方がわからず困っていることや、周りに聞いたり相談したりできる人がいないという現実を少年や仲間たちとの交流を通じて青年は知り、自分の未来を見つめなおしていきます。
この2つのストーリーに共通していることは、人生の初期に親との信頼関係が築けなかったとしても、その後の人生で出会った人との交流によって、人との信頼関係を築くことができることです。子どもたちは、深く心に傷を残していますが、その傷は誰かとの安定した絆によって徐々に癒されます。そして、自分はかけがえのない存在であるという自己肯定感を持つことで、自信を取り戻しています。この自己肯定感がベースにあることで、人は自立に向き一歩を踏みだしていけることを感じました。私には関係のない世界で起こっていることではなく、世の中で起こることはどこかで自分とつながっているのだと切に思う1冊でした。

手をつなぐ育成会の交流会

うすい人権啓発センターあかつきで、嘉麻市手をつなぐ育成会の交流会が開催されました。
この交流会は、毎年この時期に開催されています。今年も40名以上の方が参加され、8つのグループに分かれて、鍋を囲んで、交流を深められていました。
鍋はそのグループによって、寄せ鍋、カレー鍋、キムチ鍋に分かれていて、自分のグループ以外の鍋を食べに行く人もおられ、とても和気あいあいとした雰囲気に包まれていました。
みなさん、とても楽しそうな笑顔いっぱいのひと時でした。
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ボランティア情報~障がいを持つ子どもたちの遊び相手

嘉麻市社協が実施している障がい児日中一時支援事業では、まもなく迎える春休みに、子どもたちと一緒に遊んでいただける方を募集しています。
ご都合のよい時間帯だけの参加も可能ですので、ぜひご協力ください。

〇日時 平成28年3月19日(土)~4月5日(火) 午前8時30分~午後5時
    ※日曜日を除きます。またご都合のよい時間帯だけで構いません。

〇場所 嘉麻北日中一時支援事業所(嘉麻市鴨生339)

〇内容 障がいをもつ子どもたちの遊び相手、宿題の補助など

〇備考 動きやすい服装や時間帯によってはお弁当、飲み物をご準備ください

〇お問い合わせ、お申し込み先 かまボランティア・市民活動センター 電話0948‐42-0751

ひなまつり

今日はひなまつりの日です(*^_^*)
2月の中益サロンでみなさんが挑戦されたひな飾りが完成したのを見せていただきました。
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細かく切ったりボンドで丁寧に貼ったりと、とても手の込んだものです。
お内裏様とお雛様の表情がとても可愛らしいです(*^_^*)写真に撮って、中益公民館に記録として展示しようと話をされていました。

神幸サロンで少し早めの雛祭り(*^^*)

昨日は、山田地区の神幸友愛サロンにおじゃましました。
みなさんは、ひなまつりの歌を元気よく歌われていました♪
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昼食は手作りのちらし寿司や酢の物など、とても美味しそうでした。「手の込んだ料理が食べれて嬉しい」「みんなで食べるからさらに美味しい」といった感想を話してくださり、賑やかな時間が流れていました(*^_^*)

広報紙えがお121号発行しました

今日は、社協だよりを発行しました。
2月11日に開催した記念式典の様子や職員自主勉強会でおこなった水俣へのフィールドワークなどを掲載しています。
下記からダウンロードできますので、ぜひご覧ください。

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http://kama.syakyo.com/kouhou.htm

表紙・・市民のみなさまのおかげで法人設立10周年を迎えました
p2・・・10周年記念式典第一部
p3・・・10周年記念式典第二部~生きているだけですごいんだ~居場所の力~
p4・・水俣病は終わっていない~公式確認から60年経った今も~
p5・・新しい地域支援事業を考える、嘉麻市社協のブログ、社協だよりクイズ
p6・・生活支援ボランティア養成研修、ボランティア募集情報
p7・・・今月の一冊、炭鉱の記憶、4月の総合相談
p8・・・法人運営インフォメーション、山田ふれあいハウス閉館時間のお知らせ、指定葬祭場紹介
p9・・・寄付・香典返し、会員会費のお礼、成年後見Q&A
p10・・・ふるさとへの手紙、出前講座のご案内、編集後記

福祉のまちづくり研修会

夢サイトかほで福祉のまちづくり研修会を行いました。
福岡刑務所分類審議室福祉専門官の中川典子さんと法務省福岡保護観察所飯塚駐在官事務所上席保護観察官の北川皇史さんから、「刑務所を出所した方が、地域の一員として生活していけるように…」〜深めよう司法と福祉の連携〜をテーマに講義して頂きました。
中川さんからは刑務所内の受刑者の生活や刑務所から見た地域の課題について、北川さんからは更生保護の仕組みや現状を、わかりやすくお話しして頂きました。
お二人の話を聞き、私自身の日頃の生活に引きつけて今回のテーマを考えることができました。
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「誰もが安心して暮らせるまちづくり」の「誰もが」の中に刑余者やホームレスの方、相談しにくく見えにくいDVや虐待などの問題を抱えておられる方々などが含まれているのか、私自身がきちんと見ようとしているのか、考えているのかを問いかけながら、日々の活動につなげていきたいと思います。

「HKT47~社協のセンターは君だ!~」

第1分科会では、まず初めにアイスブレイクとしてグループ決めを兼ねたゲームと、自己紹介を行いました。
次にグループワークを行い、ポストイットに自分が目指す社協職員像を書き、模造紙に貼り付けていきました。そのあと、それぞれ書いたものをカテゴリ分けし、グループ毎に発表をしました。
2日目では、目指す社協職員像に対して、今の自分ができていないことや足りないことをグループごとに話し合いました。
次に、筑後市社会福祉協議会の宮原喜美恵さんに、若手の時代に何に悩み、悩みとどう向き合っていったか、地域課題へ向かう力を高めていくために地域の人との出会いを大切にし、地域の中で”熱”をもらってモチベーションを高めていったこと、ぶれてもいいので自分なりの「福祉観」を持っておくこと、ぶれない理想を持って地域や人に向かっていくことが重要であるというお話をいただきました。

また、新発田市社会福祉協議会の川瀬聖志さんからは、新潟県内若手社協職員の集い(通称 ジャスティス)を始めとした「つながり」についての話がありました。新潟県内社協職員のつながりの現状について、若い社協職員の出会いの場が不足しているなら、必要なことやものを当事者で考えて創ろうと考えたことがジャスティスの設立のきっかけであったこと、つながりを作ることによって一人ひとりの強みを集め、仲間と共に学び高めあうことが重要であること、今後は中堅職員の集いを創っていきたいと考えていること、固定概念にとらわれずに多様性を活かして創造性を高めていくことが重要なことであることなどについてお話をいただきました。

その後は、宮原さんと川瀬さんからの話を踏まえ、理想に近づいていくためにどのようなことに気を付けるべきか、どうしていくべきかについて話し合いました。
最後に、グループ毎にスローガンを書き、これからどこを目指していくのか、どうありたいのかを発表しました。

様々な社協の若手の方々と意見を出し合い、刺激をもらえたことで、自分にとって目指す場所が少し見えてきたように思えます。これから理想のワーカーを目指して努力を重ねていきたいと感じました。

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