今日は、水俣フィールドワーク2日目。いろんな場所に行きました。
最初に行った水俣湾埋立地には、慰霊碑とたくさんのお地蔵さんが海に向かっていて、あたたかな表情の中にせつなさを感じました。
それから、熊本県環境センター、市立水俣病資料館へ。患者さんに寄り添ってこられた医師、原田正純さんのパネルもたくさんあり、本質は現場にしかないとの言葉に考えさせられました。
その後、語り部杉本肇さんの講話を聞きました。水俣という地名がついているために受けた偏見や水俣病と戦ったご両親のエピソードを伺いました。
心が揺さぶられるお話を、ぜひ嘉麻市でも聞きたいと思い、講演の依頼をしました。11月18日の支えあいのまちづくりサポーター養成講座にに来ていただくとこを了承していただきました。
それから、胎児性水俣病患者さんのために作られた乙女塚に行きました。胎児性患者が多発した昭和30年代、流産を繰り返した方が多かったそうです。ひっそりとたたずむ乙女塚に心がしめつけられました。
2日間にわたるフィールドワークで、今の仕事にひきつけながら、たくさんのことを感じることができました。
カテゴリー: 地域係
水俣でのフィールドワーク
今日は、10周年記念事業事前学習のフィールドワークを水俣で行いました。
初めに、水俣病原点の地である百間排水口を見学し、その後、水俣病歴史考証館に行きました。
考証館では、たくさんの資料を見せていただき、水俣病の歴史を振り返りました。また、職員の永野さんから、水俣病の患者であることをなかなか言えなかったことや、今、なお、声に出せない複雑な思いを抱えておられる方が多いことも伺いました。
次に、社会福祉法人さかえの杜「ほっとはうす」におじゃましました。ここは、水俣病の患者さんや障がいを持つ方が働き、集い、交流する場です。ちょうど宗像中学校の生徒さんが来られていて「水俣病から宝物を伝えるプログラム」で6名の方から話を伺いました。
水俣病の辛い経験だけではなく、今を生き生きと過ごしておられること、同じ病気で困っている方を思いやる気持ちも語られました。
人と人がつながることの大切さと支えあうことの尊さを教えていただいた貴重な時間となりました。
在宅介護者の集い定例会
今日は、午後1時から山田ふれあいハウスで在宅介護者の集い定例会を開催しました。
7名の方が参加され、最近抱えている介護についての悩みなどについて話をしました。
その中で、介護をしていてどこまでしてやるべきか、本人の意向をどこまで受け入れてあげるかなど、
お互いに自分の立場にあてはめながら話をされていました。
終わった後に、「みなさんに話を聞いてもらって少しスッキリした」と声をかけてもらいました。
自分で抱え込まずに、人に話すだけでも大切なことなんだなと、改めて思いました。
社協って何しようと?
今日は、嘉穂地区千手のいこいの家で開催された千手大学におじゃまし、『社協って何しようと?』の出前講座を行いました。
千手大学は、千手区域の老人会のメンバー等が集まり、いろいろな出前講座等で2ヵ月に1回勉強されています。
社協についてよく知らないという方が多かったので、今回は社協の基本的なことをメインにお話させていただきました。
見守り活動を老人会と一緒に連携して行いたいといった声や、せっかくいこいの家という場があるので活用できたらとの声をいただいたので、この出会いを大切に、千手で支え合える地域づくりを進めていきたいと思いました(*^^*)今日はまず、社協のことを少しでも知っていただくことができてよかったです。貴重なお時間をいただきありがとうございます。
山田地区行政区長会で戸別募金のお願いをしました。
今日、山田地区行政区長会が開催されました。
初めに、山田地区行政区長会会長からあいさつがありました。
その後、事務局から平成27年度赤い羽根共同募金 戸別募金のお願いと嘉麻市社協が行っている出前講座の案内をしました。区長さん方は、「今年も、もうこの時期が来たんだね。」と時の流れの速さを感じておられました。
赤い羽根共同募金は、市民のみなさん一人ひとりの「助け合い」や「思いやり」に支えられた運動です。民間の社会福祉施設や地域福祉の発展拡充、さらには、災害時のボランティア活動を支える財源として活用され、大きな成果をあげています。 今年度も10月1日〜12月31日までの3ヶ月間、募金運動(戸別募金、街頭募金、法人募金、職域募金)に取り組みます。 私たちのまち(嘉麻市)の福祉をよくすることにつながるものですので、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。
今月の一冊
広報紙えがおNo.115の今月の一冊について紹介します(^^)
あの日生まれた命
NHKスペシャル「あの日生まれた命」取材班・編
ポプラ社
東日本大震災が発生した平成23年3月11日、ごく当たり前の生活を送っていた人たちが突然、命を奪われ、何とか避難した人たちも大切な家族や友人を奪われました。NHK取材班はこの悲劇をきちんと伝えなければならないという思いで、取材を続けていました。その中で、3月11日に生まれた新しい命にスポットをあて、18人の子ども達とその家族のドラマが描かれています。
阿部一花ちゃんのお母さんは、我が子が生まれたその日に、祖母を失い、周囲でもたくさんの命が奪われたことで、3月11日が我が子の誕生日だということを明かせなくなったといいます。そのような思いを抱えて迎えた1歳の誕生日に遠く離れた北海道から小さな椅子が送られてきました。この椅子は、旭川大学大学院のゼミが行っている「君の椅子」プロジェクトによるものです。「生まれてくれてありがとう。君の居場所はここにあるよ。」という思いが込められています。その思いが、母親が抱えてきた複雑な気持ちを、「素直に喜んでいいのだな」と思えるように変えていきました。
山﨑りらちゃんの家族は、産後に過ごすはずだった実家には住むことができなくなり、自宅に戻ることにしました。赤ちゃんを育てる準備も、暖房のための灯油も何もかもが足りませんでした。ところが数日後、自宅に大きな段ボールが続々と届き、中には、おむつやティッシュ・カイロなどがぎっしり詰まっていました。それらは、同級生がインターネットで呼びかけた「友人が産まれたばかりの赤ちゃんを抱えて困っています。何でも良いので送ってあげて下さい」のメッセージを見た全国の人たちから贈られたものでした。段ボールの中には、手書きの手紙が何通も入っていました。
東日本大震災ではたくさんの命が奪われてしまいました。そんな過酷な状況で生まれてきた小さな命は、その場にいた人々に生きる勇気を与えていたのではないかと思います。命のはかなさと尊さを現地の方の言葉を通じて感じることのできる本でした。
大雨情報
6日04:16、大雨と雷及び突風に関する全般気象情報(第2号)が発表されました。(気象庁予報部発表)
今後の警報や注意報、気象情報に留意してください。
西日本では6日夜のはじめ頃にかけて、東日本では太平洋側を中心に6日昼過ぎから7日昼前にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。低い土地の浸水、河川の増水やはん濫、土砂災害に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
愛いっぱいコンサート♪
今日は、イイヅカコスモスコモン中ホールで、『心のバリアフリー 愛♡いっぱいコンサート』が開催されたので見に行ってきました。
第1部では、障がいをもつメンバーのミュージックサークル『Twinkle・Cats』の合奏やマリンバを演奏されるグループのみなさんの発表があり、素敵な音色、楽しい音楽に惹きつけられました。
第2部では、音楽劇「くるみわり人形 ~クララと夢の旅」がありました。みなさん綺麗な衣装で登場され、とても面白いストーリーで楽しませてもらいました(*^_^*)マレーシア・プトラ大学のみなさんとの共演もあり、音楽をとおして文化も感じることができた時間でした。
本会の障がい児日中一時支援事業に来ている子どもや卒所された方も出演されていて、客席から応援しました。みなさんとても一生懸命がんばっていて、感動しました。
寄ってこハウスで視察研修
今日は、昨日に引き続きの視察研修です。筑後市社協と校区福祉会役員の方々が寄ってこハウスに来られました。寄ってこハウスとは、空き家を改築した民家で、ひきこもり家族の会「つながり」とともに毎週一回開設しているフリースペースをしています。
フリースペースを開設した経緯や、自宅中心の生活を送っておられる方と接する中で感じていることになどについて話をし、本人とどうやったらつながることが出来るのかなど沢山の質問がありました。
また、「つながり」の方からは、親が子どもの状況を隠していたら、もっと子どもは外に出づらくなるということ、同じ悩みを持つ者同士で語り合うことの大切さ・社会には偏見があり、あたたかく見守る環境でなければならないことなどの話があり、みなさん真剣に耳を傾けておられました。
寄ってこハウスのアットホームな雰囲気を感じていただくこともできた研修となりました。
筑後市から視察に
今日は、筑後市社協と校区福祉会役員の方々が嘉麻市社協に視察に来られました。
本会が行っている空き家管理やひきこもり支援に関心があるとのことでしたので、相談や困りごとから、いろんな事業を市民の方と一緒に取り組んでいることを説明しました。
その後は、いろんな意見や質問があり、ひきこもり支援を地域でできないだろうかという熱い気持ちが伝わってきました。また、相談を受けることが基本であることを改めて感じたとの感想もありました。
筑後市校区福祉会には、数年前に講師で来ていただき、お世話になっていたことを思い出し、こうやってお話ができることに不思議な縁を感じました。
つたない話に熱心に耳を傾けていただき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。