生活支援コーディネーターを学ぶ

今日は、吉塚合同庁舎で開催された福岡県生活支援コーディネーター養成研修を受講しました。
まず初めの講義では、地域包括ケアシステムのポイントや生活支援体制整備事業について、コーディネーターと協議体の構成のことなどの説明がありました。地域にどのようなニーズがあるのかを把握する個別支援と、サービスや資源を開発する地域支援、それぞれの専門性が連携することが大切で、社協の活動の大切さを改めて感じました。
次の講義では、生活支援コーディネーターの役割についてを主に学びました。地域のニーズと資源の状況の見える化、関係者のネットワーク化、目指す地域の意識の統一など、たくさんの求められるものがあることが分かりました。
その次は、高齢者の生活支援ニーズと生活支援サービスについてというテーマで、うきは市で取り組まれているコミュニティづくりや資源アセスメントについてを伺いました。
最後は、生活支援コーディネーター及び協議体の選出についての話があった後、グループワークで協議体をどう設置するか、メンバーをどうするかということを話し合い、発表しました。
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どのように取り組んでいかなければならないか、具体的にイメージしながら学ぶことができました。

理解を深めた分科会

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今日も昨日に引き続き、生活困窮者自立支援全国研究交流大会に行ってきました。
2日目の今日は、分科会形式だったので、3つの分科会に職員が分かれて参加しました。
第1分科会は、「再入門!生活困窮者自立支援法」をテーマに、必須事業である相談支援事業や就労支援の考え方を、実践実例から支援を拒否される方へのアプローチなどを学びました。
第2分科会は、「自立相談支援 どう受け止めるか、いかにつなぐか?」をテーマに、実践報告がありました。多様なつながりをいかにつくっていくのか、当事者の主体性をいかに引き出していくのかを考えました。
第6分科会は、「貧困の連鎖をとめる 子ども・若者支援」がテーマでした。貧困の連鎖を防止するために必要な新しい支援の輪や学習支援でつながる子どもたちとの関わり方について学びました。
最後に、全大会として今回の大会のまとめがあり、この制度は、これから現場で作っていくものであり、地域を作っていくものであるとの話がありました。二日間の研修でたくさんのことを学び、困りごとを抱えた方と一緒に地域を作っていくことの大切さを深く感じました。

SOSが言えない方を支える

今日は、福岡大学で開催された第2回生活困窮者自立支援全国研究交流大会に職員3名で参加しました。
生活困窮者自立支援法の施行から半年が経ったことを踏まえ、この制度の意義や背景、現場での課題などについて、基調鼎談やディスカッション、徹底討論などがありました。生活困窮者自立支援全国ネットワークの主催の大会で、全国から集まった支援関係者は、約1600名もおられました。満員の会場は、学びを深めようという熱気に満ちていました。
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本会では、嘉麻市から委託を受け、かま自立相談支援センターを今年の4月に開設しました。話を伺いながら、いろんな方から受けた相談が頭に浮かびました。寄り添い、一緒に考えていくことの大切さを改めて感じ、前向きな気持ちになりました。明日は、2日目で、分科会があります。しっかり勉強してきます^_^

嘉麻ふれあいまつり2015

今日、明日の二日間、稲築スポーツプラザを会場に、嘉麻ふれあいまつり2015が開催されています。
今日は、稲築志耕館高校書道部とブラスバンド部によるオープニングで幕を開け、園児のステージイベント、ラジオの公開生放送、アイドルグループLinQのライブ、稲築東中学校、稲築中学校の吹奏楽の演奏などがあり、大変盛り上がっていました。
明日も、山田中学校吹奏楽部の演奏、LinQのライブ、園児のステージイベント、警察音楽隊・カラーガード隊による音楽演奏などのステージイベントのほか、力自慢大会や重さ当て大会、りんごの皮むき大会、かまっこクイズ大会などの参加型のイベントたくさん予定されています。
天気が大変気になるところではありますが、雨天決行ですので、市内の方も、市外の方もぜひ遊びに来てください。

第2回 筑豊ブロック コミュニティワーカー研修会

今日は、筑豊ブロック市町村連絡協議会 平成27年度 第2回コミュニティワーカー研修会を開催し、8社協14名が参加しました。
初めに、本会事務局長の木山が開会のあいさつをし、参加者が自己紹介をしました。
今回は事例検討会をメインにした研修会で、香春町社協の建部正雄さんが事例提供者でした。「複合的に課題を抱える家庭と地域への対応」をテーマにグループワークを行い、各グループで課題の整理、ソーシャルワークの視点による対応、目指すべき将来像、取り組みの方向性や方策について意見を出しあい発表しました。
色々な方の考えや地域への働きかけを知ることができ勉強になりました。g271106

ふるさとチャリティライブ

10月31日(土)に、嘉麻市なつき文化ホールで加納歌佳さんのふるさとチャリティライブが開催されました。
加納さんは、稲築地区出身で、デビュー25周年を記念してのライブだったそうそうです。
今日、そのライブの収益金の一部を嘉麻市社協に寄付していただきました。
本当にありがとうございます。

冬休み期間中のボランティア

本会が実施する障がい児日中一時支援事業で、子どもたちと一緒に遊んでいただける方を募集しています。

日  時  平成27年12月25日(金)~平成28年1月7日(木)
(12月29日~1月3日及び日曜日を除く)
※午前8時30分~午後5時の間で活動可能な時間帯で構いません。
場  所  嘉麻北日中一時支援事業所(鴨生339 嘉穂特別支援学校横)
内  容  障がいをもつ子どもたちの遊び相手、宿題の補助など
備  考  動きやすい服装、時間帯によってはお弁当、飲み物をご準備ください。

                     
《お問い合わせ・お申し込み先》かまボランティア・市民活動センター 電話0948-42-0751

認知症声かけ訓練

今日は、市主催の認知症声かけ訓練に参加しました。
認知症役の方が、山田地区を徘徊するという想定の中、地域のみなさんと声かけをしました。
「最初に何と声をかけていいか難しい」「認知症であるかどうか、わかりにくい」などの声がきかれ、いざやってみると戸惑う方が多くおられました。
本会でも、認知症サポーター養成講座を出前講座で行っていますので、どんなふうに声をかけたらいいのか、その後どこに連絡したらいいのか、などを伝えていかなければいけないなと感じました。

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児童虐待をテーマに

今日は、12月に開催する第9回支えあいまちづくりサポーター養成講座の講師の方と打ち合わせをするため、西南学院大学に行きました。家族福祉論という授業で、ゲストスピーカーとして話をされるということで、私も一緒に聞かせてもらいました。
子どもの頃に家族から受けた虐待のこと、自分の子どもに同じことをしてしまったこと、それが虐待と気付いた時にショックを受けたこと等を話されました。それから自助グループを立ち上げたことやピアカウンセラーとして活動されたこと等についても伺いました。家族だけで外に助けを求めることができずに苦しんでいる方がいることから、相談できる人がいること、人とのつながりの大切さを改めて感じました。
第9回支えあいのまちづくりサポーター養成講座でも、児童虐待をテーマに話をしていただくようお願いしています。また詳しい案内は、改めてお知らせいたします。

災害ボランティアセンター連携研修会

今日は九州ビルで開催された災害ボランティアセンター連携研修会に参加しました。
第一部は、「災害ボランティアセンターが担っていく事とは?」をテーマに特定非営利活動法人さくらネット代表理事の石井布紀子氏が基調講演をされました。石井布紀子氏は現在茨城県常総市で、鬼怒川水害の被災者の支援をされているそうです。
東日本大震災、鬼怒川水害などの大規模災害における活動の振り返り、様々な団体との協働、民間組織による支援の充実化、全国災害ボランティア支援ネットワークの概念についてなどの話がありました。
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第二部は、公益社団法人日本青年会議所福岡ブロック協議会の大館健太郎氏から、市町村社協と青年会議所の協定締結に向けた取り組み、日頃からの相互理解を深める活動について話がありました。
第三部は、北九州市、嘉麻市、志免町、大牟田市で災害が発生したことを想定して、関係者が集まって、シミュレーション訓練を行いました。被災地域の実情把握、行政区長からの相談への対応、当面のコーディネート、資器材の確保、情報の発信などについて、「誰が、何を、どうするのか」ということを考えていきました。市担当課職員の方と、課題やこれからの検討すべき事柄を共有するとともに、他の参加者の方からも様々な考え方などを教えていただき、とても貴重な機会となりました。
今回の研修会に参加して、平常時から様々な団体の方と関係を作り、いざというときにお互いがサポートし合える関係をつくっておくことが被災者支援につながっていくと感じました。