市民後見人養成講座8日目★

今日は、8日目の市民後見人養成講座でした。
「市民後見概論」「市民後見活動の実際」の講義で、山鹿市社会福祉協議会やまが成年後見センター主任専門員の芥川智之さんからお話いただきました。
後見人の権限や業務等について、芥川さんが普段、後見活動をされている中での事例等も交えて説明され、後見人の責任の大きさ、家庭裁判所に相談することの大切さを学びました。市民後見人のチェック事項として、犯罪行為となる事項や禁止事項等の話もありました。
また、訪問時確認事項として、主に身上看護の面で重要となることも伺い、住宅や本人のちょっとした変化等、いろんなことに気付かなければならないこと、地域の方ともつながって支えるようにすること等を教わりました。
他にも、制度の歴史や概要、利益相反についてなど、受講生に問いかけられながら講義が進み、2コマともみなさんは頭を使って考えながら学ばれました。
来週から、『後見開始から終了までの実務』の講義に入り、申し立て、財産管理、身上看護、終了事務について学ぶことになっています。芥川さんは最後に、来週からの講義に備えて、申し立てから後見開始となるまでの流れをしっかりおさえておくといいですよとアドバイスされ、詳しく説明してくださいました。
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次回は、2月3日です。

ちょっとした困りごとの相談

最近、社協には、こんな相談が寄せられています。
・体調を崩してしまい、買い物に行けなくなって、困っている。
・腰が痛くて、高い場所の掃除ができない。
・ゴミ出しが大変。などなど。
このように生活していく上でのちょっとした困りごとを解決できるように一緒に考えていますので、まずは気軽にご相談ください。

嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751

地域の中での支えあいの取り組みに向けて

午後6時からは、口春行政区役員会におじゃましました。 口春行政区では、「お助け隊(仮称)」という、地域の中での支えあいの活動をはじめることを検討されています。                            今回は役員のみなさんと、そのイメージを膨らませ、これからの進め方について協議しました。

はじめに民生委員さんから地域の高齢者の状況について説明があり、支えあいの活動や見守り活動の必要性を伝えられました。その後行政区長さんからも助けあいの活動を始めるために具体的に話しを進めていきたいとの話しがあり、まず本会が実施している地域支えあい事業の説明をしました。

その後、具体的にどのような活動にしていくかについて議論しました。ちょっとした助け合いを有償にするのは違和感を感じるといった意見やお互いに気兼ねなくするためには少しのお金を介在させてもいいのではないかといった意見もでました。結果的には、お互いに負担にならない程度の金額設定で、お互いに「ありがとう」と言って終われる取り組みにしていくことで話がまとまり、その具体的な方法も決まりました。

「地域の中には、いろいろな技術や特技を持った方もいるので、協力してもらうためにどのような働きかけをしていくか」「協力者が安心して活動するために保険の加入はどうするか」「運営する事務局の体制はどうするか」などこれから話し合っていく内容についても、意見を出し合いました。

これから、打ち合わせ、話し合いを重ねて、来年度の取り組み開始を目指すことになりました。

出席されたみなさんの地域への思いが強く伝わってきて、みなさんと一緒にこの取り組みを進めていきたいという思いをさらに強く持ちました。

福祉推進員ブロック別懇談会

午前10時から山野第一公民館で、福祉推進員の第4ブロック懇談会を、午後2時からは、漆生中央公民館で、第5ブロック懇談会を開催しました。                                           どちらの懇談会でも話題に上がったのが、少子化、高齢化によって子ども会や老人会といった地縁組織の活動が亡くなってしまったり、存続が厳しい状況になってきているということでした。                ある推進員さんは、「昔はいろんな行事を通じて、参加者のことを知ることができていたが、今はどこにどのような人が住んでいるのかということを把握することも難しくなってきている。」と話され、「地域住民同士のかかわりが減ってきている中で、誰もが気軽に参加しやすいサロンにしていきたいが、今のように月に一度の集まりでいいのかと感じている」と思いを語られました。これに対して、毎週サロンを開催されている地区の推進員さんからは、「昼食の準備など負担が大きいところを見直して、みんなでお茶を飲んでわいわいと楽しむだけでもいいと思いますよ」といった意見も出ていました。

今日で、ブロック別の懇談会はすべての日程が終了しました。定例会の中ではなかなか聞くことのできない、福祉推進員さんの悩みや活動への思いなども聞かせていただきました。また、各ブロックで出された課題を整理していくと、どの地区も抱えてある共通の課題も見えてきています。これらのことを2月1日に開催する定例会の中で、推進員のみなさんと共有し、これからの活動について考えていきたいと思います。

 

 

使用済み切手を集めています

公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会は、使用済みの古切手を収集されています。昨年度は全国から、11トンほどが寄せられ、換金されて、バングラディッシュやパキスタンへの保健医療従事者の派遣やインドネシア、インド、ウガンダ、タンザニア等の現地保健医療従事者への奨学金支援などに活用されています。
本会では、市民の皆さんからお寄せいただいた使用済み古切手を、同会に送付していますが、破れていたり、折れ曲がったりしていて、換金できないものも含まれています。
そこで、お寄せいただく際の注意点等をまとめました。ご覧いただき、ぜひ収集ボランティア活動にご参加ください。

★使用済み切手の切り方★
・切手の周囲を1㎝ほど余白を残して切り取る。※封筒やはがきから剥がす必要はありません。消印はできるだけ残してください。
・封筒に貼ってある切手の場合、裏側の紙は切り取る。
・日本のものと外国のものは分ける。※記念切手と通常切手を分けたり、枚数を数えることは必要ありません。
★このような切手は使えません★
・破れたもの ・折れたもの ・汚れたもの ・ホッチキスが貫通した跡があるもの ・セロハンテープなどが貼られているもの ・まわりのギザギザが欠けたもの

みなさんのご協力をよろしくお願いいたします。

【お問い合わせ先】
かまボランティア・市民活動センター ☎0948-42-0751

フリースペースにて

今日は、寄ってこハウスでフリースペースを開設しました。
新しくきたミニビリヤード台に興味津々のみなさん。
交代でビリヤードをしたり、持参されたパソコンをしたりとそれぞれが自由な時間を過ごせました。
次回は、2月12日(木)に開催します。

出前講座『社協って何しようと?』

今日は、山田地区女性学級にて、出前講座を行いました。
社協がどんなことをしているのか、どんな困りごとが寄せられているかなどをお話しました。
また、近年多発している大規模災害のことにも触れ、災害ボランティアセンターがどんなことをしているのかを説明しました。
質疑応答では、日常の生活の中で不安に思っていることを伺い、みんなで意見交換しました。
山田地区女性学級は、いろんなことを学びたいと定期的に勉強会を開催しておられるそうで、みなさんとても熱心に聞いてくださいました。
最後に成年後見制度など出前講座のメニューが他にもあることを紹介すると、聞いてみたいという声があり、次回の勉強会におじゃまさせてもらうことになりました(*^^*)またお世話になります。

第2期市民後見人養成講座7日目

第2期市民後見人養成講座(7日目)を開催しました。

グループホームぼくらの家の施設長をされている精神保健福祉士の山本真理子さんを講師に、精神障害者概論、対人援助の基礎(援助活動の意義)について学びました。

初めの精神障がい者概論では、精神障がい者の現状や施策について理解を深めるとともに、統合失調症、気分障がい、パニック障がいの特徴や接し方等について学びました。

次の対人援助の基礎では、個性を尊ぶこと、自己実現を支援すること、権利が侵害されている少数派へ支援すること、自分や相手の価値観に気づくことなど、援助活動の中でとても重要となる視点を学びました。また性格や才能、関心事、人間関係や地域資源などその人がもっている強みや長所(ストレングス)に着目した支援の必要性についても学び、ついマイナスの部分に目をむけてしまいがちな関わりかたをしていることに改めて気づかされました。

講義の最後には、「誰の権利を擁護するのか?」「何をするための後見人か?」「本人の意思を尊重しているか?」「財産管理のみに気を取られていないか?」など10項目の後見活動のチェックポイントを示していただきました。法人後見に携わるうえでも常にこのポイントについて、自分に問い続けながら、活動していきたいと思います。