第4期市民後見人養成講座(基礎編)8日目

1月16日(月)、第4期市民後見人養成講座8日目を開催しました。
1コマ目は、NPO法人ちくほう共学舎 虫の家 事務局長の高石伸人さんより、「知的障がい者の理解」をテーマにお聞きしました。
初めに、昨年7月の相模原障がい者殺傷事件の容疑者が取り調べの中で語った、事件の行為について世間は賛同してくれるだろうという言葉に衝撃を受けたことを話された上で、知的能力で人間の価値をはかる社会が少なからず存在していると説明がありました。知的障がいを持つ方は、そのような社会から今までどう見られてきたか、また、高石さんが実際に知的障がいを持つ方から学んだことについてお聞きし、障がいを持つことは様々な困難があるかもしれないけれど、何かが欠けているわけではなく、個性であること。障がいがある、ないに関わらず命は尊いものだと学びました。

二、三コマ目は、特別養護老人ホーム 初花 施設長の百枝孝泰さんより、「対人援助の意義と基礎」をテーマにお聞きしました。
対人援助では、「あなたのためにやっている」と自分勝手な気持ちを押し付けず、自己決定の尊重をすることが重要と説明がありました。また、コミュニケーションの演習を通して、顔の表情やしぐさ、声の抑揚などの非言語コミュニケーションを大切に会話をする必要性を教わり、相手がどうすれば安心して話をすることができるか話の内容だけでなく、視線、距離、相槌、話をする位置など配慮の仕方について学びました。
次回は、1月23日(月)です。

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生活支援コーディネーター研修1日目

1月15日、今日は、さわやか福祉財団主催の生活支援コーディネーター研修1日目でした。
最初に、沖縄県大宜味村にて、ゆいまーるネットワーク支援事業の取り組みを伺いました。「ゆいまーる」とは、お互い様という意味で、自分たちの地域は自分たちで守り、発展させることを目的に憩いの場を作ったり、買い物支援事業をされていました。
誰もが住みたくなるようなまちづくりを行政と社協が連携してつくっていることを学ぶことができました。
次に、本部町に移動し、第2層生活支援コーディネーターの牧田健太郎さんから「もとぶつなぐまちづくり」と題して、お話を伺いました。
本部高校に協力してもらい、調査を行った時に、「地域のために役に立ちたい」という思いを持っている高校生が多くおられたことがわかったそうです。そこで、地域課題に対して高校生の自分たちができることを考えてもらい、「やりたい」活動を応援するなかで、伝統文化の体験ができる「おじいおばあ人材バンク」や高齢者や子育て世帯への生活用品宅配サービスなどが生まれました。地域での繋がりが復活したり、生きがいづくりの効果も生まれていることを学びました。
明日は、宜野湾市の取り組みを勉強します。IMG_8556

生活支援コーディネーター研修in沖縄

1月14日、明日から行われる生活支援コーディネーター研修のため、沖縄に来ています。宜野座近くの海を通ると、静かな海が広がっていました。
今日は、研修に備えた打ち合わせが主でしたが、明日からは地域の住民活動を見学します。今後に繋がるよう、しっかり学びたいと思います。
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碓井地域福祉推進委員会

1月13日(金)、今日は、碓井地区公民館で碓井地域福祉推進委員会を開催しました。みなさんに、本会評議員の選出について協議していただき、2名を推薦していただきました。
その後、協議体について事務局から話をしました。4月から開催している勉強会を振り返りながら、平成29年4月から碓井地区の協議体として取り組んでいきたいことなどを話しました。みなさんからは、「各行政区を中心に回り、サロンや住民が集う場を活用したらどうだろうか」「協議体で話し合うことをきちんと整理しなければ何も始められない」という意見もありました。 
今日の委員会で出た意見を今後に活かして、地域福祉推進委員のみなさんと一緒に協議体を進めていきたいと思います。

ボランティア情報

ふぁん・ファン・funでは、小学生を中心とした障がいをもつ子ども達と一緒に水中でのレクリエーションの補助をしていただける方を募集しています。

日  時:毎月第4土曜日 10時30分~11時30分

場  所:山田サルビアパーク(嘉麻市上山田352)

活動内容:水中レクリエーションの補助

募集締切:毎月第2金曜日

備  考:水着、タオル、水泳帽子をご用意してください。活動後は軽食を準備します。

【お問い合わせ先】 かまボランティア・市民活動センター 0948-42-0751                             

協議体の名称 募集中(≧∀≦)

寒い日が続き、今週末は、雪が降る予報もでてますね。風邪も流行っています。体調にお気をつけください。

さて、現在、協議体の名称を募集中です。
嘉麻市では、平成29年度から5つの中学校区ごとに協議体を設置します。
協議体とは、地域にお住い の皆さんで、困りごとを話し合いながら、その地域 に足りないものを考え、新しい仕組みを作っていく ところです。
そこで、各地区(稲築西、稲築東、山田、碓井、嘉穂)協議体の愛称を募集し ます。親しみやすい名前を考えてい ただけたらと思います。
また、次回の協議体勉強会で名前を決定する予定ですので、ぜひご参加ください。
チラシはこちらからダウンロードできます。

協議体勉強会の案内チラシ

お問い合わせ
嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-42-0751

第4期市民後見人養成講座(基礎編)7日目

1月10日(火)、市民後見人養成講座7日目の最初の講義は小規模特別養護老人ホーム よりあいの森 村瀬孝生さんより、認知症高齢者の理解をテーマにお話をしていただきました。この講義では、認知症という症状を生活に引き寄せて説明がありました。老いるという事は、喪失の文化であるということ、一つずつ出来なくなることを受け入れていくことが大事であるとの説明があり、老いることを受け入れ、どう折り合いをつけるか、老いとどうつきあっていくかが大事であると学びました。
次の講義では、グループホーム群星 施設長 山本真理子さんより精神障がい者の理解をテーマにお話をしていただきました。精神障がい者の歴史、統合失調症の特徴、気分障害、不安障害の特徴、病気の特性への対応の方法を学びました。
最後の講義の前半は、生活保護制度の理解と生活困窮者への支援をテーマに、前半は嘉麻市福祉事務所保護課新原和男課長より話しをしていただきました。生活保護の目的、基本原理、保護の種類、保護基準額の計算方法などについて説明があり、生活保護について理解を深めることができました。後半は、本会のかま自立相談支援センター センター長 渡辺より講義がありました。平成27年に生活困窮者自立支援法が施行された背景、制度の概要、制度の全体像の説明がありました。寄り添い型の支援であり、今日、当たり前に行われている、対象や制度、属性などの要件にもとづく相談対応では、複雑・多様化した生活上の困りごとは見えてこないということを学びました。
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次回は1月16日(月)です。

どんど焼き・餅つき会

1月9日、平第一行政区のどんど焼き・餅つき会が開催されました。
高く組み立てられたやぐらに、年男の小学6年生の男の子が、区長さんにサポートされながら、火入れすると、バチバチと大きな音を立てて、勢いよく燃え始めました。
その隣では子どもたちによる餅つきが始まり、みんなで交代しながらついて、できた餅はぜんざいとして振舞われました。
この行事は昔から続いてきた地域の伝統行事でしたが、人手不足などで一度は継続できなくなったそうです。しかし、みんなが参加できる大切な行事として、15年くらい前に復活させたのだそうです。子ども会の活動も続いていて、参加者のお一人は、「地域の人たちが顔をあわせる機会が減る一方なので、子ども会の活動や今ある行事を大切にしていきたい」と話されていました。
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駅伝ボランティアの募集

県内の子どもたちが学年や勝ち負けに関係なく楽しく走る、ふくおか子ども駅伝in嘉麻が開催されます。
この大会で、運営を手伝ってくださるボランティアスタッフを募集しています。

日  時 平成29年2月19日(日)8時30分~15時
集合場所 山田生涯学習館(嘉麻市上山田1347-10)
活動内容 テントの設置、コース運営など
募集締切 平成29年1月20日(金)
備  考 屋外の活動のため、防寒対策をお願いします。

【お問い合わせ先】 かまボランティア・市民活動センター 0948-42-0751

鬼火たき

1月7日、前日の協議体の勉強会に参加されている方からお誘いいただき、熊ケ畑地区で行われた「鬼火たき」におじゃましました。
早朝の薄暗い中、広場の中央には竹や木で10mを超える櫓が組まれ、地元の方々がたくさん集まっていらっしゃいました。カウントダウンと同時に、松明を持った小学生が点火。火は一気に燃え上がり、ポンポンと竹の弾ける大きな音や熱風に圧倒されました。
参加者には、ぜんざいや七草がゆが振る舞われ、暖を取りながらの会話に花が咲き、みなさんで今年の無病息災を願いました。
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