下臼井西自主防災会 研修会

11月25日(日)、下臼井西行政区で自主防災会研修会が初めて行われ、38名が参加しました。
嘉麻市防災対策課から、避難情報の収集手段や市から発令される避難情報のレベルについて話を聞きました。

また、下臼井西行政区の土砂災害警戒区域と浸水想定地域を地図で確認したのち、心肺蘇生やAEDの使用や水消火器訓練を体験しました。

参加した方々は、初めての心臓マッサージや気道確保に悪戦苦闘しながら、いざという時に備えて動作を一つひとつ確認しました。
「思ったより力がいるっちゃね」「いつ誰が倒れても安心やね」と、冗談をまじえながらも、「AEDはどこに置いてるの?」と真剣な質問も飛び交いました。

嘉麻市認知症家族の集い こころ音の会11月

 11月24日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、3名が参加しました。
 本日は認知症保険やユマニチュードについて勉強しました。ユマニチュードは認知症の方に対するケア技術で言葉や身振り、目線などを用いた包括的なコミュニケーションを軸としています。介護を行うときに正面から相手を見つめながら平等な関係であることを伝えること、話すときはゆっくりと穏やかに話しながら相手の返事を待つ。触れるときには傷つけないように優しく包み込むような動作で行うことなどを動画で見ながら学びました。参加者から、「参考になりました。取り入れてみます。」と、今後の介護に向けて少し前向きになられました。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今か抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話ししてみませんか。

次回の日時は以下の通りです。
日時:12月22日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス

共に生きる 

先日お伺いした家にヤギがいて、思わず写真を撮りました。話しを伺うと4~5年前から飼っているそうです。ヤギ専用の小屋も作っており、今では兄弟みたいに近い存在となっています。「庭の草を食べてもらい、働いてもらっているよ。これからも長く一緒にいたいから大切に育てていくよ」と話している最中にも元気に「メェ~」と鳴いていました。仲よさそうに暮らしている様子をみて心がとても和みました。


鳥栖市社会福祉協議会が視察に来られました

11月20日(火)、鳥栖市社会福祉協議会から16名が体制整備事業の視察に来られました。
福岡県生活支援コーディネーター養成研修でも講師を務める本会の木山事務局長から、この事業は、ただサービスを作るのではなく、地域づくりをすることが大切である。高齢化をマイナスに捉えるのではなく、幸齢化と言える地域を作っていくため、自助・互助・共助・公助に加えて(互)近助という地域のつながりが必要であると説明しました。
また、鳥栖市と嘉麻市の昼間人口比率を比較し、災害を想定した地域作りや地域の集まりでは、その地域の良いところに着目した明るい話し合いを行なっていることを伝えました。

出前講座

 11月18日(日)、平山公民館にて開催された敬老会におじゃまして出前講座を行い、21名が参加されました。


 成年後見制度やエンディングノート等について資料や紙芝居をもとに説明しました。みなさん熱心に聞かれ、なかにはメモをとりながらご自身の今後について考えておられました。
 本会ではサロンや地域の集まり等で出前講座を行っています。いつでもお声かけ下さい。

移動販売

アセスメント調査を行った行政区の中に、買い物に困っているので、移動販売ができるようになったら、ぜひ声をかけてほしいと希望された行政区がありました。
協議体のメンバーやローソンの方と一緒に、実施に向けて、どのように話を進めていったらいいのかを考えています。
山田校区の中で、買い物に困っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ本会にお声かけ下さい。

ふるさとへの手紙

本会が毎月発行している広報紙『えがお』に、ふるさとへの手紙というコーナーがあるのをご存知でしょうか?このコーナーは、嘉麻市社会福祉協議会が誕生し、『えがお』の発行を始めてからずっと続いているコーナーです。現在は、市外で生活している嘉麻市出身の方でふるさとへの想いを綴っていただける方を募集しています。このコーナーをきっかけに、旧友との交流を再開した方々もいらっしゃいます。興味や関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
嘉麻市社会福祉協議会(0948-42-0751)

第5回生活困窮者自立支援全国研究交流大会

11月10日からの2日間、熊本県で開催された第5回生活困窮者自立支援全国研究交流大会に、職員2名で参加しました。

1日目は、1000人以上が一堂に会し、公演会やパネラーによる実践報告が行われました。
生活困窮者自立支援法に基本理念と定義が明確化され、地域共生社会の実現に向けた包括的支援体制の中心的な役割が求められています。支援者のスキル不足で相談を断ることなく、他職種や地域とつながることで出口を広げていく努力をすることが大切だと感じました。

2日目は9つ分科会に分かれて、テーマごとに学びました。
熊本県では全市町村で自立相談支援窓口が設置され、任意事業の実施率も100%です。熊本地震発生後は事業を拡充して被災による生活困窮者への支援を進められています。
災害時でも実践できる平常時の取り組みについて、考えていきたいと思います。

嘉麻い隊うすい⑦

11月9日(金)、飯田公民館にて平成30年度第7回協議体「嘉麻い隊うすい」を開催し、10名が参加しました。

全体会の振り返りをした後に、参加した方のもとに日頃から寄せられる相談の中で、制度や既存のサービスで解決できなかった困りごとやご近所さんで解決できた困りごとを教えてもらいました。
豪雨であふれた側溝の掃除に困っていたらご近所さんが手伝ってくれたことや草取りに困っている方がおられ、ある施設の方が間を取り持ち、有償で手伝ってくれる方を探してくれたこと、電球の取り換えに困っていたら行政区長さんが手伝ってくれたこと、また7月の災害時には、民間の企業が避難所として会社を解放してくれたことなどが分かりました。
また、「介護や福祉サービスの窓口はたくさんあり、利用したいときは相談しやすいが、生活の困りごとを相談してもいいのだろうかと不安になる」との声がありました。碓井校区で協議体を進めていく中で、困っている方や手伝ってくれる人はたくさんいらっしゃるのに、なかなか仕組みに繋がりませんでしたが、施設や企業の方に協議体のサポーターとして協力してもらえないか相談してみようということになりました。まずは、碓井校区にある福祉施設や企業に呼びかけ、意見交換をしてみたいと思います。

次回は12月14日(金)嘉昭公民館にて13時30分から開催します。ぜひご参加ください。

大力天満宮

大力行政区の区長さんから大力天満宮の清掃をされると聞き、おじゃましました。
杉や銀杏の大木を業者に頼んで、11月2日から1週間かけて伐採されているそうです。この日は区長さんを始め組長さんや地域の方々約15名が集まられていました。男性は木を切って運び、女性は木を燃やすなど役割分担しながら作業されていました。参加している方から「この辺は農家も多くチェーンソーなどの機械も使えて、みんな手際が良いよ」と教えてもらいました。
大力天満宮は、菅原道真公を祀られており、47軒のみなさんが毎日交代でお穀様(ごはん)をあげに行かれるそうです。また、2月祭り・7月祭り・9月祭りがあり、神官を呼び、みなさんでお弁当を食べる行事があるよと教えてもらいました。また、昔はお祭りで食べる精進料理があり、その料理を以前のように作りたいと話されていました。
地域の守り神を大切にし、地域のみなさんで協力して守っている様子が伝わり、地域の繋がりの強さを感じました。