公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート福岡支部が開催した20周年記念シンポジウム「地域における成年後見制度〜20年のあゆみとこれから〜」に参加しました。
はじめに司法書士の藤江美保さんが、成年後見制度の改正を振り返りながら、会設立前からのリーガルサポート福岡の活動について話されました。
本人を中心としたチーム支援やどのような状況であっても本人が決定できるようなサポートが大切であることを共有しました。
次に、厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 成年後見制度利用促進室 成年後見制度利用促進専門官の川端信子さんが、地域連携ネットワークと中核機関(成年後見制度利用促進の取り組み)について、説明されました。
成年後見制度を利用する側と、支援する側が考える制度の必要性と利用促進の課題について触れられ、「権利擁護支援の地域連携ネットワークづくり」の大切さについて話されました。中核機関や協議会の役割を学び、行政や社協、地域に求められているものが何なのかを、学ぶことができました。
最後のパネルディスカッションでは、弁護士会、社会福祉士会、司法書士会、行政、社協の方々が、それぞれが所属する活動の現状報告や課題等について話されました。