貞月行政区の方から「7月に自主防災組織を立ち上げて、10月に防災訓練を行うよ」と聞き、先日行われた防災訓練におじゃましました。
当日は、大雨警報、大雨洪水警報(警戒レベル3)及び土砂災害特別情報(警戒レベル4)の発令を想定して行われ、警戒レベル3の要援護者の避難誘導に、同行しました。避難誘導班(各隣組長)の方が「○○さん、大雨だよ。一緒に公民館に避難するよ」と声をかけ、要援護者の方と公民館を目指しながら、「この場所は、浸水するよ」と危険個所を確認しました。また、警戒レベル4では、区民全員の避難を避難誘導班(各隣組長)の方が呼びかけ、住民の避難を行いました。全員の避難が完了すると、会長(区長)が今回の雨の状況を、各班(情報収集班、救出消火班、避難運営班、手当介助班、炊き出し班)からは避難や被災状況などの報告がありました。最後に、縄田区長は「遠賀川が流れており、浸水の危険性がある。日頃からの備えが大事だ。」と話されました。
今回の訓練には、多くの方が参加されており、日頃からの顔が見える関係が、いざという時に役立つと感じました。
月: 2019年10月
令和元年福岡県社会福祉大会に参加
10月30日、本会役員と職員の9名で、春日市クローバープラザで行われた「令和元年福岡県社会福祉大会」に参加しました。
最初に、「地域共生社会の実現に向けて」と題して、厚生労働省九州厚生局長の塚本力さんによる記念講演がありました。
そのなかで、対人支援において、今後は「具体的な課題解決を目的とするアプローチ」と「つながり続けることを目的とするアプローチ」の2つを組み合わせていくことが必要であること。複合化・複雑化した生活課題へ対応するために、丸ごと相談(断らない相談支援)の実現を検討していくとの話を聞きました。
また、社会福祉法人の協力を得て実施されている、介護予防と買い物支援の通いの場、遠足と買い物を組み合わせたドライブサロンなど、表彰事例の紹介がありました。
総会・式典では、民生委員・児童委員や社会福祉事業団体関係者、ボランティア等功労者など多くの方々が表彰されました。
ふくおかライフレスキュー事業 令和元年度 サポーター養成研修【3日目】
10月28日(月)、ふくおかライフレスキュー事業令和元年度サポーター養成研修【3日目】に参加しました。
午前は、熊本学園大学の黒木准教授が、相談援助に必要なコミュニケーション技法について演習を交えながら話をされました。演習では、相談する人と受ける人にわかれて、相談援助の技法をおさえながら困りごとなどを聞きとりました。
午後からは、事例検討とグループワークを通して、支援方針を見立てながら、必要に応じてライフレスキュー事業でどんな活動ができるかを考えました。
3日間の研修を通して、制度の狭間にある様々な困り事に対して、社会福祉法人が連携することで、柔軟な支援が展開できることを学びました。今回学んだ事を、日ごろの業務にいかしていきたいと思います。
鴨生第二自主防災会 炊き出し訓練
10月27日(日)、鴨生第二行政区の自主防災会による炊き出し訓練がありました。
今回は、災害時に電気やガスが使えないことを想定して、薪を使って飯盒炊飯をしたり、豚汁を作られていました。
参加した方々に感想を伺うと、「災害時には不安や焦りがあるため、日頃から訓練を行うことで、冷静に行動できるのではないかと思いました。」「非常時にも食べることは大切なことなので、どれくらいの時間でご飯が炊き上がるかなどをきちんと知っておかなければいけないと思いました。」などの声がありました。
いつ災害が起こってもおかしくない中で、日頃から災害時を想定した訓練を行う事はみなさんの意識を高めるためにも、とても大切な事だと感じました。
嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」 10月
10月26日(土)、山田ふれあいハウスにて、認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催しました。
今回は、主に来年度の取り組みについて話し合いました。
同会が発足してから土曜日に固定して行ってきましたが、より多くの方に参加してもらうためにも平日に行ってみるのも良いのではないかとの意見があったため、来年度は開催する曜日変更も検討したいと思います。
また、専門職の方にも参加してもらい、勉強会なども含めて考えていくのも良いのではないかとの意見もあったため、まずは、同会について知ってもらい、参加の呼びかけを行っていけたらと思います。
嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話してみませんか。
次回の日時は以下の通りです。
日時:11月23日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス
募金箱 設置協力店の紹介
このたび、新たにスーパー等5カ所にご協力いただき、店舗内に台風第19号災害義援金の募金箱を設置しました。
みなさまのご理解とご協力に感謝いたします。
現在の設置場所は以下の通りです。
1.募集期間
令和元年10月16日(水)~12月30(月)まで
2.募金箱設置場所
・food way 稲築店
・スーパーASO 稲築店
・トライウェル稲築店
・スーパーASO 大隈店
・カッホー馬古屏
・市各総合庁舎(稲築・碓井・山田・嘉穂)
・稲築住民センター内事務局
3.お問い合わせ先
福岡県共同募金会嘉麻市支会
電話 0948-20-5225
嘉飯地区消防設備士会設立50周年記念式典で寄附の目録贈呈を受けました
10月25日(金)、パドドゥ・ル・コトブキで嘉飯地区消防設備士会設立50周年記念式典が開催されました。同会は、10年ごとに記念事業の一環として、2市1町の社会福祉協議会に寄付金を贈っています。今回もそれぞれの会長が同会の樋守会長より寄付金の目録を受け取りました。3社協を代表して飯塚市社協の大塚会長が謝意を伝えました。
頂戴した寄付金については、本会の福祉事業の財源として有効に活用させていただきます。ありがとうございます。
フリースペース
10月24日(木)、寄ってこハウスでフリースペースを開催し、3名が参加しました。
Aさんが久しぶりに参加され、メンバーみなさんは、嬉しそうに会話されました。また、肩こりや腰痛予防のストレッチを行うなど、それぞれが自由な時間を過ごしました。
Bさんからは、福岡市で開催されたひきこもりを理解するための市民講演会に参加して、講師の話、ご家族やご本人の体験談を聞いて感じたことについて話がありました。今回の講演会を通じて、子どもとコミュニケーションをとることの大事さを再確認し、子どもの様子を見守りながら、声かけを行っているそうです。また、事前に講演会に参加することを子どもに伝え、参加後は資料をテーブルに置き子どもの目に触れるようにしていると話されました。
令和元年度 第2回 生活福祉資金事務説明会
10月23日、クローバープラザで開催された令和元年度 第2回 生活福祉資金事務説明会に、職員2名が参加しました。
生活福祉資金部 生活福祉資金課 大鶴啓行課長から教育支援資金・福祉費(技能習得費)についての話を聞き、基本的な考え方と借入申し込み時の留意事項を確認しました。
その後、2020年度4月からスタートする高等教育の修学支援新制度の概要と高等学校等就学支援金制度改正における教育支援資金の対応について説明がありました。
高等教育の修学支援新制度では、令和2年度より、大学・短期大学・専門学校等における授業料等の減免と、日本学生支援機構による給付型奨学金制度の対象者拡大が行われるとのことです。
奨学金が借りやすくなった一方で、生活福祉資金と併用することで、返済負担が大きくなる現状があります。就学者がどれくらいの負債を抱えて社会人をスタートするのかということをしっかり伝えたうえで、金額の設定をすることが重要だと再確認しました。
ふくおかライフレスキュー事業 令和元年度 サポート養成研修【2日目】
10月21日(月)、ふくおかライフレスキュー事業令和元年度サポーター養成研修【2日目】に参加しました。
最初に、事務局から事務手続きの方法について説明があった後に、グループワークと実践報告がありました。
グループワークでは、ある家族の事例を参考に、その家族に対して、どういった支援ができるのかという事を考えました。グループの中には様々な専門職の方がいて、その専門職ごとに得意とすることがあるため、意見交換をしながら支援の方向性を決めることはとても大切だと感じました。
実践報告では、2つの町の連絡会の方々が、それぞれこれまでライフレスキュー事業でどういった支援を行ってきたかを報告されました。中には、支援になかなか結び付かないケースなどもあり、支援の難しさを感じました。
今後、ライフレスキュー事業で支援を行う際には、今回学んだ事を参考にしたいなと思いました。