幼少期の経験

 先日、拝読した本の内容が印象に残ったので紹介しようと思います。
タイトルは「毒になる親」。1999年初版と古い本のため、表現や価値観に若干の偏りはありますが、実際に生きづらさを感じている人たちの事例を通して、子どもと親(家族)という関係の大切さを知ることができました。
 特に、本書の中で一貫して綴られているのが、「子どもに責任を負わせてはならない」ということ。一見、当然のことのように思えますが、実際に多くの家庭で、子どもは何らかの形で責任を負わされているとあります。例えば、個人的にはっとしたのが、「過度の期待をかける」ことも「責任を負わせる」のと同義であり、生きづらさに直結するのは、決して虐待やネグレクトなどに限らないということです。自分に置き換えて考えてみると、ずっと続けているルーティンがあり、幼少期の経験や親(家族)の存在が、いかに人生に影響を与えているかを実感しました。
 ニュースなどに目を通すと、現代の子ども達の大半が何かしらの生きづらさを抱えているといわれてます。将来を担う子ども達が、自分らしく生きるためにはどんなことが必要なのか、改めて考えてみたいと思います。

3月心配ごと相談のお知らせ

3月の心配ごと相談は、以下の日程で開催します。
2名の相談員が、地域のみなさんが抱える生活上の悩みや困りごとの相談に応じます。
先に相談されている方がいらっしゃる場合、お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。相談は無料で、事前予約の必要はありませんが、コロナウイルス感染拡大防止のため変更・中止となる場合がございますので、事前にお問い合わせをいただけると幸いです。

開催日時
3月10日(水)13:00〜15:00
3月24日(水)13:00〜15:00

※開催場所については、いずれも山田ふれあいハウスです。

嘉麻市役所の駐車場には、桜の木が植えられています。花びらがピンク色なので、寒緋桜かなと思いながら、カメラに収めました。新庁舎の壁がコンクリートなので、ピンクがとても映えています。開庁から1年が経過し、樹も成長したように感じました。
近くにはソメイヨシノが並ぶ稲築公園があり、満開を迎える頃には、花見に訪れる方々で賑わいます。コロナ禍のため長居はできませんが、春ならではの風景を満喫したいです。

名所に

嘉穂校区を訪問した際に、橋に花かごがかけられているのが目にとまりました。よく見ると、一夜城や遠賀川のサケ、かまししちゃんの絵が飾られており、橋の名前を確認すると「しもますはし」と書かれていました。
普段は何げなく通っていた橋にも名前があることに気づいた一瞬でした。
嘉穂校区のちょっとした名所になればいいなと思います。

当たり前じゃなかった日常

今日は、山田校区にあるサロンから、連絡がありました。緊急事態宣言が解除されたことから、サロンを再開することになり、感染リスクを避けるため、おしゃべりは控えて、みんなで映画を観たいそうです。早速、DVDの貸し出しリストを見てもらいましたが、たくさん並ぶタイトルを見て、「1人じゃ決められないから役員と相談して、また連絡するね」と、帰られました。案内状を持って各家庭を訪問すると、参加者のみなさんがとても喜んでくれるのが、励みになると話されました。
長く続く自粛生活が、「今まで当たり前にあった生活が当たり前じゃなかったんだ」と気づかせてくれました。最近は、一つひとつの出会いを大切に、日々を過ごしていきたいと、強く思うようになりました。

コントラスト

 最近、仕事を終えて帰るころにはまだ空が明るいことが多く、すっかり日が長くなったなと感じます。昨日は、特に夕焼け空のコントラストがきれいで、車を停めて思わず写真におさめてしまいました。
 個人的な話になりますが、空の色や雲の形がきになることがあり、空を見上げてしまうのはどういった心境のときなのだろうかと調べてみました。諸説ありますが、「創作力(創造力)がほしい」「冷静になりたい」などが当てはまり、癒しを求めているときが多いようです。
 生活上のあらゆる場面でストレスと隣り合わせな昨今、何かに行き詰まったときは空を見上げて、一度考えをリセットすることも大事なのかもしれないと感じました。

令和2年度第2層協議体全体会

3月3日、山田ふれあいハウスで第2層協議体全体会を開催しました。緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ禍ということもあり、リモートでの開催となりました。
あそびの工房もくもく屋事務局長の田川雅規さんから、気軽に会えない環境の中で、「できない」「仕方ない」と諦めるのではなく、「コロナ禍でも、地域のつながりをつくっていける」と感じられる話をしてもらいました。
田川さんから、ボールペンを使ったゲームのような問題が出され、参加者は一生懸命正解を探します。周りの人を見たり、「うまくできないね」と、近くの人と話したりしました。その行動を振り返りながら、私たちの行動の裏にある心理状態を解説されました。相手の心理を理解することで、その方の思いや気持ちを想像することができました。
普段から無意識に行っている人とのおしゃべりを、意識して声をかけあうことで、相手に楽しかったな、他の人にも教えてあげようと思ってくれたら、その声かけが他の人に広がっていきます。サロンとは、公民館に集まることだけではない。人と人との会話が生まれる場所がサロン。いつでも、どこでもサロンはできる。その声かけが、誰かの見守り活動にもつながるのだと感じました。
本会主催でのリモート会議は初めてだったため、音声がハウリングしたり、声が届かないなどのトラブルがありましたが、楽しい時間を過ごすことができました。

玄関

先日、訪問先の玄関に雛人形が飾ってあり、もうすぐ、3月3日はひな祭りだなと季節を感じるとともに、温かく招き入れてくれているように感じました。
玄関は「家の顔」と例えられています。日頃から、気持ちよく過ごせるように、整理整頓したいと思います。

知らないことを知る

いろいろな相談を受ける中で、今まで知らなかったことを知る機会があります。今日は、法テラスの特別援助対象者法律相談援助と犯罪被害者法律援助という制度を知ることができました。法テラスに問い合わせ、インターネットで調べただけではわからない内容を教えてもらいました。
知らないことを知ることは、とてもワクワクします。自分自身の考え方や価値観に影響を受けることもあります。今日の学びが、誰かの役に立ったり、自分の成長につながると、とても嬉しいなと思います。