第6回協議体勉強会のご案内

8月13日.介護保険制度改正により、要支援者に対する訪問介護及び通所介護が、新しい地域支援事業に移行されることになりました。嘉麻市では、平成29年度のスタートに向けて体制整備に取り組んでおり、5つの中学校区に協議体を設置するため、勉強会を開催しています。私たちが暮らし続ける地域を、私たちが暮らしやすいようにするために、地域の特性を生かした協議体を作っていきたいと思いますので、ぜひ勉強会にご参加ください☆

★日時 平成28年9月2日(金)13時30分~15時30分
★場所 夢サイトかほ文化ホール(嘉麻市大隈町1228-1)
★内容 「地域の資源を地図にまとめよう」
★講師 さわやか福祉財団 阿部かおりさん、竹下順一さん

地域の方を誘ってぜひご参加ください(*^^*)よろしくお願いいたします。
どなたでも参加できますが、準備の都合上、事前にご連絡いただけると助かります。

《参加申し込み、問い合わせ先》
嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-42-0751

南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター11日目


8月12日(金)、今日はボランティアさんを送り出した後、加勢地区へローラー調査へ行きました。加勢地区は比較的被害が少ない方で、一部損壊のお宅がほとんどでした。
この地区では、昔からお住まいの方同士でコミュニティができており、日頃からよく声を掛け合っているとのことでした。訪問したご高齢世帯の方からは『身体が不自由だけど、よく配達に来る配達業者や近所の方が分かってくれているから、安心して暮らせる』といったお話をお聞きしました。
今まで何度かローラー調査をさせていただきましたが、安心して生活されている方の地域は、ご近所付き合いが豊かであるように感じます。
今回の調査でも『地域のつながり』は一つの防災なのだと改めて考えさせられました。

南阿蘇村ボランティアセンターは、明日からお盆休みとなります。
17日から活動を再開しますので、ぜひ、みなさまのご協力をお願いいたします!
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南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター10日目

今日は、立野サテライトの開設日でした。
職員1名は、サテライトでボランティアさんの受け付けの準備作業を行なった後、以前、立野地区の世帯を調査で回ったときに、不在だった要援護者の世帯を、桂川町社協職員の方とともに回りました。立野地区はまだ水が通っていないこと、また再び雨が降ると、土砂災害の危険性が高いことから、家に戻られている方は少なく、1日かけて20以上の世帯を回りましたが、直接お会いできたのは、4世帯でした。不在だったお宅も、片づけに戻ってこられているご近所の方に、対象の方がどうされているのかなどを尋ねてまわりました。
話を聞くことができた方からは、「自分はずっと受け継がれてきた田畑を守るために、落ち着けばまたこの場所で生活したい」と話される方、「今後ここで生活していけるのかわからず、家の大掛かりな補修工事もためらっている」という方、「もしここで生活するとしても、近所の人はほとんどいなくなるんじゃないか」と不安を感じられている方など、みなさんが様々な気持ちや思いを抱えながら、生活されているのだと感じました。

もう一名の職員は、ボランティアの受付、3件のマッチング、グルーピングを終えた後、土砂撤去の活動をされている赤瀬地区のお宅を訪問しました。流木や大きな石が混じっていると捨てることが出来ないため、仕分けをする班、土砂を土嚢袋に入れる班、捨てる班に分かれて効率よく作業をされていました。
午後からは、訪問調査を行い、お盆が明けてから活動出来るように調整を行いました。
明日はゴミ集積所がお休みであるため、加勢地区のローラー調査に出る予定になっています。

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南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター9日目

8月10日、今日から新たなクールの職員2名が南阿蘇村生活復興支援センターで活動しています。
今日は4件のニーズに、延べ28名のボランティアさんが活動されました。
午後からは職員1名が地元社協職員の方とともに、今後ボランティアさんが活動する予定のお宅に伺いました。これまで何度かボランティアさんが活動され、少しずつ片づけがすすんでいるものの、まだボランティアさんの協力が必要な状況でした。
夏休みに入っているということもあってか、センターへは、今日一日で20件を超えるボランティア活動に関する問い合わせが寄せられました。しかし、今日訪問したお宅のように、協力が必要なニーズは90件近くあります。みなさまのご協力をよろしくお願いします。
センターには、大濠高校新聞部の生徒さんと顧問の先生が来られました。同校の生徒向けに、年に4回新聞を発行していて、前号では熊本市内で取材をしたそうです。しかし、それによって、被災された方に辛い記憶を思い起こさせてしまったのではないか、邪魔になったのではないかという気持ちが残ったそうです。今回の南阿蘇村への取材も、迷いや葛藤を抱えながら来られたそうです。センターのスタッフから南阿蘇村の現状などの話を聞く中で、「自分たちにできることを見つけることができました」と話されていました。
広報活動への取り組みの姿勢や何かしたいという強い思いを感じ、とても大きな刺激をいただきました。
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南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター支援7日目

8月8日、今日はローラー調査を予定していましたが、以前から相談を受けたまま連絡がとれないお宅や調査に再確認が必要なお宅が4件あったため訪問しました。
離れて住むお子さん宅に避難したり、他県で働かれていたりと、お会いすることはできませんでした。
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現在、南阿蘇村では、仮設住宅が数カ所で建設中です。震災を機に住まいを離れて避難生活を送っていらっしゃる方々は、1日も早い完成を待ち望んでおられます。
まずは、プライバシーの確保された空間で一息つくと同時に、これからの生活を考え、準備していかなければなりません。また、新しいコミュニティとしての関係づくりも必要となります。
センターでは南阿蘇村社会福祉協議会と連携して、従来のボランティアさんたちによる震災や水害の片づけだけでなく、サロン活動や避難生活をされている高齢者の訪問活動も行っています。
生活復興支援のあり方は、地域のみなさんの困りごとや悩みによって変わっていくものだと思います。
今後は、ローラー調査などで出会った方々や要援護者台帳をもとに、訪問できるように準備を進めています。

南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター支援6日目

8月7日、本会職員は、受付ニーズ班と資機材班で活動しました。
震災から4カ月近くが経過し、センターに寄せられる新規の相談は減っていますが、今までに受けた相談で、調査や活動が終わっていない相談は80件以上あります。屋根にブルーシートを張ったり、危険度判定で危険や要注意の判定を受けた、一般のボランティアさんでは対応できないニーズがほとんどです。
専門の団体につないだり、連携を図りながら、一緒に活動する事も増えています。
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また、竹田ベースキャンプを通じて、南阿蘇に来られていたボランティアさんの中には、車中泊やボランティアさん対象の割引サービスを利用して宿泊しながら、引き続き活動して下さっている方々がいらっしゃいます。
顔見知りになったボランティアさん同士が、以前から親しかった友人のように言葉を交わしあっておられる姿や、お互いの体調を気づかう姿に、心が温かくなります。
明日は、ローラー調査を実施する予定です。

南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター支援5日目

8月6日、本会職員2名と筑豊ブロックから1名が、ニーズ・ボランティア受付、ローラー、訪問票の整理、資機材の管理表の作成等を行いました。
午後から、雷が鳴り響いていましたが、雨が降ることはなく、18名のボランティアさんが活動されました。自宅のかたづけやゴミの運搬、仮設住宅への引越しなど、6件の活動が完了し1件が継続になりました。
今日に続いて、明日も立野サテライトでの活動がありますが、多くのボランティアさんが予約して下さっており、無事に活動できそうです。
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南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター4日目

8月5日、今日も南阿蘇村は暑い1日となりました。金曜日でゴミ集積所がお休みのため、家財等を運ぶニーズが1件あり5名のボランティアさんが活動をされました。本会職員2名は、マッチング班とニーズ班にわかれ、ボランティア受付や資材の貸し出し等の活動をおこないました。午後からは、昨日から引き続き、訪問票の入力やファイル整理をしました。
資材班では、倉庫内の在庫の整理、数の確認作業を進めました。
また、白水グラウンドにある土のう作り用の砂置場へどのくらいの砂が残っているかの確認へいきました。
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明日は立野サテライトでの活動もありますので1人でも多くのご協力をお願い致します。

地区別勉強会 8/5 稲築東

8月5日(金)午後1時30分から稲築地区公民館で、稲築東地区の協議体についての勉強会を開催しました。
初めに、これまでの勉強会の中で参加者のみなさんから出していただいた、稲築東地区の良いところを振り返りました。
そして、この良いところをまとめつつ、現状や課題についても語っていただき、その中で「もっとこんな資源があればいいな」と思うことを出し合いました。
稲築東地区は炭鉱で栄えていたところが多く、今もなお、それぞれの地域にスーパーや個人商店が残っていること、炭鉱の頃からの土地の管理なされず、うっそうとした雑木林が増えてきていることなど、やはり炭鉱という歴史が、現状や課題、そして良いところにもつながっていることを感じました。
また、以前あった「みんなで支えあって」といった雰囲気が年々減ってきていること、地域の清掃活動でも参加できない人が増えていること、みんなができることで協力するという地域にしていくには、やはり地域に愛着がもてるような取り組みも必要ではないかといった話も出ました。
この他、医療機関が多いこと、介護保険事業所が多いこと、嘉麻市唯一の駅があることなどの稲築東地区の特徴が次々と出され、まとめていきました。
次回の勉強会では、これらの社会資源を地図に落とし込んでいきたいと思います。
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地区別勉強会8/5 碓井

8月5日(金)、今日は碓井地区公民館にて、第5回協議体についての勉強会を行い、本会職員を含めて、9名の方が参加されました。碓井地区の地域資源をまとめる事がテーマでしたが、まずは、前回の勉強会で出し合った地域にあるお店や祭りなどの伝統行事、良いところを振り返りました。
次に、みなさんが日頃から行っている活動について伺いました。子ども達の登下校の見守り活動、地域の草刈りや清掃活動、お祭りなどの地域で取り組んでいる活動が、さまざまな世代や地域にお住まいの方々の交流の場所になり、みなさん自身が社会資源となる人であることがわかりました。
その中から、地域の課題として、空き家が多いこと、ゴミ出しができない人がいること、福祉バスや市バスの時間が買い物の時間と合わないことなどの意見が出ました。お住まいの行政区でも社会資源や課題には差があり、今日お話を聞けなかった行政区にも、一緒に考えて頂ける方々に声をかけていきたいなと思いました。
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