第3期市民後見人養成フォローアップ講座4日目

午後1時から、稲築住民センター2階会議室で、市民後見人養成フォローアップ講座を開催しました。
4日目となる今日は、実習前最後の講義ということで「記録」をテーマに、グループホーム群星の山本真理子さんにお越しいただきました。
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初めに、記録は誰のために書くのかといったことやその意義について、説明していただきました。その中では、記録を書くためには情報を整理してアセスメントする必要があること、本人や家族、機関等から情報開示を求められることがあることを考えたうえで記録すること、個人情報に対する意識をしっかりと持ち、第三者に記録を提供するためには本人の同意が必要であることなどの話がありました。
また、主語を書き、言動の主体を明確にすること、表現をそのまま記録すること、支援者の印象を述べるときにはその根拠を書いておくことなど、記録するうえで抑えておくべきポイントについても学びました。
その後、SOAP:S(subjective:主観的情報)、O(objective:客観的情報)、A(assessment:課題分析)、P(plan:結果に基づいた計画の作成)を用いた記録やリフレ―ミングを経験しました。
リフレ―ミングとは、言い換えによって、物事を見る視点(フレーム)を変える心理学の技法です。例えば、「頑固」は「一貫性がある、意思が強い、信念がある」、「優柔不断」は「広い視野がある、他の人の意見を尊重する」といったように、自分の価値観にとらわれず、様々な方向からものごとを捉えることが大切であることを学びました。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ62日目

6月28日、今日の南阿蘇村災害ボランティアセンターは、お休みでした。
昨日から降り続いた雨は、時折ゲリラ豪雨のように激しく、たたきつけるように一日中降っていました。
午前中は、ボランティアをしてほしいという連絡があったので、現地調査のため、2軒のお宅を訪問しました。

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土砂崩れで敷地内に泥水が入り、困っているとのことでしたので、天気の良いときに、泥水を取り除くお手伝いをすることにしました。
午後からはニーズ票の整理やボランティア受付用紙印刷などをしました。
明日も雨のためセンターの活動は中止です。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ61日目

6月27日.今日の南阿蘇村災害ボランティアセンターは、雨が降るまで、できる範囲で活動しようと、スタートしました。
崩れ落ちた壁の撤去やガレキの運搬などの作業をしてもらっていたのですが、資材が足りないと言う連絡があったので、現場に向かいました。
限られた時間だからと熱心に作業をされておられ、その姿に本当に頭が下がります。
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その後しばらくすると、ポツポツと雨が降り出し、どんどん強くなってきました。
大雨注意報もでていたため、やむなく、活動を中止してもらうことになり、センターから依頼されたお宅やリーダーさんに連絡しました。
帰ってこられたボランティアさんは、びしょぬれになりながらも、「もう少し頑張りたかったなー」と残念そうでした。
悪天候でボランティア活動ができる日が少なくなっているため、せめて午前中できたら良かったのにと私ももどかしい気持ちでした。
午後からは、軽トラに積んだままになっていたガレキとガラスと瓦を集積所に運びました。
集積所に着くと、大粒の冷たい雨が降っていました。大勢の係の方が寄ってこられ、親切に積み下ろしの手伝いをしていただきました。集積所は、1日中外での作業となるため、今日は、とても寒い中過ごされています。
いろんな場所、いろんな立場で、復興への熱い思いがつながっていることを感じました。

老人クラブペタンク大会*

6月27日、今日は碓井屋内ゲートボール場で老人クラブ連合会碓井支部のペタンク大会が行われました。

ペタンクとは長方形の競技可能区域の中で、ビュットと呼ばれるボールを置いてそれを目標に金属製のボールを投げて、相手よりどれだけ近くに投げられるかを競うスポーツで、小学生から高齢者まで幅広い世代が楽しむことのできる競技です。今回の大会は、碓井地区内の行政区ごとに1チーム3人で構成され、今回の碓井支部の中から7月に開催される市大会の出場チームを決めます。

誰もが気軽にできる競技ですが、参加されていた方からお話を聞くと、球の持ち方や投球の際の姿勢によって大量の得点がとれる可能性があったり、また地面の環境によっても結果が違ってくるそうで、高い技術と様々な戦略で結果が違ってくると教えていただきました。

競技中はお話し声や笑い声が絶えず、みなさん楽しそうに参加されていました。勝ち負けを決めるスポーツでも大切なコミュニケーションの1つであり、集いの場になっているのだと感じました。

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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ60日目

6月26日、南阿蘇はおよそ1週間ぶりに良い天気となりました。
昨日の夕方に、急遽ボランティアさんの受け付けを行うことが決まり、竹田ベースキャンプからのボランティアさんが当初の予定通り受け付けは行われなかったこともあり、ボランティアさんの数は少ない状況でした。
本会職員は、まず消防隊職員の方が屋根のブルーシート張りに使用する土嚢づくりを行った後、1名は昨日に引き続いて地図に要援護者世帯の落とし込み作業を、1名は新たに相談のあった方のご自宅を訪問しました。
長野地区は、先日の大雨によって、土石流が発生し、川沿いの家屋や田畑などにとても大きな被害が出ていました。Fさんのご自宅もその川の近くにあり、庭にも土砂が堆積している状況でした。そして再び雨が降ることをとても心配されていました。そのため、まず応急処置として、雨が降る前に土嚢を積んで、土砂の流入を防ぐこと、その後、すでに流入している土砂を取り除くことにしました。
他の地区で活動されているボランティアさんが不足している状況があったため、そちらの手伝いを行った後、センターに戻って来られていたボランティアさんと他社協のスタッフの方と共に、土嚢50袋を作って、Fさん宅に持っていき、家の周囲に置いていきました。
しかし、50袋では足りなかったため、明日100袋を追加で持って伺うことになりました。
屋根へのブルーシート張りや土砂の撤去など、雨による被害に関する相談が増えてきています。
明日の午前中くらいまではなんとか天気がもってくれる予報ですので、ぜひ多くの方に協力をいただきたいと思います。
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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ59日目

6月25日、南阿蘇は昨日からの雨が降り続きました。
本会職員は昨日に引き続き、活動状況の地図への落とし込み作業を行いました。全ての地区の地図を完成させたのち、それに災害要援護者台帳の情報を、移し込んでいきました。
また、新規相談のあった2軒のお宅(中松地区、黒川地区)を訪問しました。その途中には、これまでの数日間の雨で、以前通った時よりも土砂崩れが広がっている箇所やこれからまた崩れるのではないか心配な箇所がいくつもありました。
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センターでは当初の予定では、明日まで、ボランティアさんの受け付けは行わないことになっていましたが、中止の間に活動できなかったニーズもたくさんあり、久しぶりに晴れるとの予報がでているため、受け付けを再開することが決まりました。
明後日からはまた雨の予報となっていることから、できるだけ多くの方にご協力いただいて、活動が進めればと思います。
なお、竹田ベースキャンプについては、明日まで受け付けは行われません。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ58日目

6月24日、今日の南阿蘇は朝からとても強い風が吹き、雨が降ったかと思えば、陽が差したりと、不安定な状態でした。
本会職員は、ニーズ班に入り、これまで活動して完了したお宅などを地図へ落とし込んでいく作業をしました。
また、午後からは新たに相談を寄せられた方を状況確認のために訪問しました。
一軒目の方は、石垣が崩れて、大きな石が道路に転がり、隣の方の通行の邪魔になっているため、他のところに移してほしいという相談でした。家は二階部分が瓦の重みでつぶれてしまい、孫、ひ孫さんと慌てて逃げ出されたそうです。今も雨が降り込む倉庫で生活をされていて、今晩の雨を心配されていました。
また、2軒目の方は、地震でできた家の裏の地割れが、先日の大雨によって、崩れ、床下に土砂が流入していました。
ようやく家の中の片付けの見通しがたちそうかなと思っていた矢先に起きて、避難していても雨でまた崩れるのではないか心配だと話されていました。
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夕方からは激しい雨が降ったり、止んだりを繰り返していて、明日にかけても大雨が予想されています。
これ以上被害が拡大しないこと、天気が回復して、ボランティアの活動が再開できることを願っています。

平成28年度ひきこもり相談員研修

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6月23日、今日は、「ひきこもる気持ちへの向き合い方」をテーマに、平成28年度ひきこもり相談員研修を行いました。
不登校やひきこもりの経験がある講師の三村吉郎さんから、自身の経験をもとに、ひきこもりに悩む当事者の気持ちや関わり方についてお話をしていただきました。

ひきこもる原因は人それぞれですが、理由として、家以外に自分の居場所を見付けることが出来ず、誰からも認めてもらえないと感じることにあるそうです。
ご家族は、何とか外に出て欲しい気持ちから「アルバイトしなさい」「学校に行きなさい」と言ってしまう方も多いようですが、それがプレッシャーとなってしまいます。
ひきこもっている方は、決して外に出たくないわけではないことを、周りの家族や支援者は理解し、ひきこもる気持ちに寄り添う支援が必要であると考えさせられました。

三村さんがひきこもらなくなったきっかけも、フリースペースで認め合える仲間との繋がりや、ひきこもりの自分を次第に受け入れてくれた家族の存在にあったそうです。
ご家族のお気持ちを考えると、難しい時もあるかもしれませんが「寄り添い・思いやり・見守り」を継続させていくことが重要だと教えていただきました。

今日の講演を受け、 周りから認めてもらえないと感じながら過ごす毎日は苦痛であり、「話が出来て当たり前」「社会性があって当たり前」といった社会に出るにはとても勇気が必要なことなのだと念頭に置き、ひきこもり支援に関わっていこうと思いました。

当社協でも毎週木曜フリースペースを行っています。
興味のある方は是非、お電話ください!

嘉麻市社会福祉協議会:0948-42-0751
担当:木原・眞杉

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ57日目

今日の南阿蘇村災害ボランティアセンターは、今にも雨が落ちてきそうなどんよりとした朝を迎えました。当初の予定どおりボランティア活動の受け付けは休止でしたが、ブルーシート張りのニーズがたまっていることから、日向市消防職員会議の皆さんにお願いすることにしました。

昨日の活動で土嚢を使い切っていたので、本会職員と中津社協職員さんとの二人で活動に間に合うように約30袋を準備しました。

その後、本会職員は5人の消防士さんに同行し、午前2件、午後1件のブルーシート張りの活動を終えました。正午前ごろから激しい雨が降り出し、屋根に上る消防士さんの足元も滑りやすく、非常に悪いコンディションの中でしたが、慎重にかつ手際よく作業を進められていました。

状況に合わせて、ブルーシートの張り方も柔軟に変えていく中でとても印象的だったのが、一人の発案に対して、全員に意見を求め、ほかに良い案がないか、あるいは理解が共通のものなのかを確認したうえで作業にかかられていることでした。

経験や年齢に関係なく全員に聞くことによって、効率的で安全な方法を取り入れ、全員が同じ目標に向かおうという「チームワークの条件」のようなものを感じました。

この3日間、消防のみなさんの活動に同行させていただき、私たちの仕事においても大切なことをたくさん学びました。ありがとうございました。

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