第三期市民後見人養成フォローアップ講座3日目

6月22日、今日は第三期市民後見人養成フォローアップ講座3日目を開催しました。
特別養護老人ホーム初花施設長の百枝孝泰さんから「自己実現、自己決定を尊重した支援について」というテーマでお話を伺いました。
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市民後見人養成講座基礎編でも講師として来てくださった百枝さんは、最初に基礎編の振り返りを行い、成年後見制度ではできるだけ自分の人生は自分で生きていけるように、その人の自己決定を尊重した支援をとおして本人の最善の利益を目指すことが大切だという話がありました。
次に演習として3つの事例を基に、「自分だったらどうするか、後見人等としてどうするか」考え、次に近くの人と意見を交わしました。
まとめの部分では、自己決定は本人の特性や周りの環境が大きく影響すること、本人にあった選択肢を探していくためには本人自身や周りの環境をよく見ることが重要であること、また「もし自分だったら」と置き換えて考えることは必要なこともあるが、それだけでは自分の価値観を押し付けてしまう危険があること、何が正解かはわからないけれど、本人と一緒に悩みながら、省み乍ら支援していく姿勢が大切であることを学びました。
次回は6月29日に開催します。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ56日目

早朝、震度4の揺れで目を覚ますと、道路を叩きつけるような雨と雷で嵐のような状況でした。こうした悪天候のため、南阿蘇村災害ボランティアセンターの活動は休止となりました。

しかし、断続的に降り続く豪雨による雨漏りがひどく、屋根のブルーシートを張りなおして欲しいという相談が数件入り、本会職員は日向市消防職員協議会の方と二人で現地調査を行いました。直ぐにでもやってもらいたいというお気持ちは十分に伝わってくるのですが、雨だけではなく時折吹く強い風で危険が伴うことを理解していただき、明日以降の活動にさせてもらいました。

他の1件も同様に、部屋一面にブルーシートを敷きつめ、その上にいくつものバケツが並べてあり大変な状況でしたが、降り止まない雨のために活動は延期させていただきました。

阿蘇大橋が崩落した黒川を見に行くと、数日間の雨が濁流となり水しぶきを上げながら激しく流れていました。もうこれ以上の被害がこの地に訪れないことを心から願います。

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大雨に警戒してください

6月22日、今日は、朝から雨となり、時折非常に激しく降っています。
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午後1時過ぎには、土砂災害警戒情報が、またその直後には、熊ヶ畑地区、宮野地区、足白地区に避難準備情報が出されました。
市防災対策課の方の話では、午後4時の時点で、市内で被害は出ていないとのことです。
しかし大雨、洪水警報は継続中で、今後も激しく降ることも予想されます。
不必要な外出は控えていただき、今後の気象情報に十分にご注意ください。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ55日目

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本日の南阿蘇村災害ボランティアセンターは、定例の休止日でした。

南阿蘇村は、昨夜の豪雨で村内各所で土砂崩れによる通行止めが発生しており、震災に加えて水害も心配される状況です。

さて、本会職員は、日向市消防職員協議会の3人に同行し活動しました。倉庫の屋根にブルーシートをかけて欲しいということで、現場に到着すると、まずは、作業の完成イメージを全員で確認し、そのための行程を打ち合わせて取りかかります。作業中も声を掛け合って安全を確保しながら、手際よく作業を進めます。

日頃から危険と隣り合わせの現場で過ごされている方々から、大変貴重な学びを頂きました。他人の安全確保のためには、自分が安全に作業をすることが必要であり、十分な準備と心配りが欠かせないことなどは、私たちの普段の仕事にも通じることだと感じました。

私は、割れた瓦の撤去やロープ張りなどの後方作業を行い、2時間半で全てを終えました。後片付けをしていると、隣家の方から「昨日の雨で田んぼに山から流木が入り込み取り除けないか」という相談を受け現地を見に行きました。

田植えを終えたばかりで、綺麗に整列している稲苗を覆うように、土砂や大小様々な木々が流れ込んでいて、明日以降、天候を見ながら活動することにしました。

午後からも消防の人たちに同行して、屋根のブルーシート張りのお手伝いをしながら、気配りや目配りの仕方などを経験させてもらいました。作業を終えてセンターに戻ると、施設の駐車場に土砂が流れ込んでいるという電話が入っており、早速、現地確認に行くことにしました。近くの川が増水し、そこから押し流された土砂が20センチほど堆積しており、人手がいることから明日以降の活動になることを告げると、「今夜の雨でさらに流れ込むのでは」と心配されていたので、土嚢を取りに帰り応急処置を行いました。

明日は、嘉麻市からボランティアバスを予定していましたが、雨予報のために残念ながら中止となりました。また、機会がありましたら、ぜひご尽力ください。

かま福祉ネットワーク委員会役員会

6月21日、かま福祉ネットワーク委員会の役員さんと事務局が集まって、8月31日に予定しているネットワーク会議の打ち合わせを行いました。
限られた時間の中で、かま福祉ネットワーク委員会としての方向性や目標、実際に行う活動を明確にできるように、どのように進行したら良いのかを話し合いました。
まずは、地域にどのような課題があるのかを整理することにし、会議の前に、各法人が今までに受けた相談の中で解決できなかったケースを集め、個別ケースの中から地域の課題を整理することと、グループワークで事例検討する中で、制度の狭間にある課題や複合的な課題を整理することにしました。その上で、かま福祉ネットワーク委員会として出来ることをみなさんで考えます。
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ネットワーク委員会が、地域の新たな支え手として活動していけるよう、市内の社会福祉法人が連携して取り組んでいきたいと思います。

福岡県における新地域支援勉強会

6月20日、午後1時30分から稲築住民センター2階会議室で、さわやか福祉財団主催の主催による『福岡県における新地域支援勉強会』が開催され、県内の市町村社協、行政の担当課、地域包括支援センターの職員など55名が参加されました。
今回は、初めにさわやか福祉財団の竹下さんから地域ケア会議と協議体の違いについて説明がありました。地域ケア個別会議、地域ケア推進会議、第1層協議体、第2層協議体のそれぞれの役割を抑え、連携していくことが必要であることを学びました。
その後、それぞれの市町村の進捗状況や今後の進めていくうえでの課題などを発表され、共有しました。
住民の方が主体的に参加し、その地域のニーズに即したサービスを作っていける協議体づくりを進めていくこと、そのためにもやはり、もう一度地域を見つめ、その状況や課題を多くの住民の方と共有していく活動を丁寧に行っていきたいと思います。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ54日目

6月20日も朝から激しい雨が降り、南阿蘇村でも避難指示や避難勧告が発令されました。避難所となっている久木野保健福祉センターにも、土砂災害等を心配し、避難されてきた方もおられました。                       連日の大雨により、今日もボランティアの受け入れは中止されたため、センター内での活動が中心となりました。担当したのは、ニーズ票に記入された内容が、ボランティアや他団体(よみがえりなど)での活動で完了(解決)したのかどうかを照合(ニーズ票と出力したPCデータとを)し、完了であれば住宅地図にニーズ番号を落とし込んでいくというものでした。これまで手が付けられていなかった作業なので、一日では終わることができませんでした。ただ、これまでニーズ班を担当したスタッフの方が苦労して地区ごとの住宅地図を作っていただいていたので、作業はスムーズに行うことができました。                     午後からは、日向市消防隊員の方たちが活動で使う土嚢づくりを(50個程度)手伝い、終了後は、午前中の作業を引き続いて行いました。

南阿蘇村の週間天気予報は、雨マークが続いているため、日曜日までボランティアの受け入れは行わないことになりました。

 

ひきこもり相談員研修

かまひきこもり相談支援センターからのご案内です。

フリースペースを開設して、もうすぐ2年になりますが、自宅から社会へというハードルはとても高く、なかなか一歩が踏み出せないと言う方は少なくありません。
そんな悩みを抱えている若者に向き合い、相談にのっていただける方が必要であると日々感じています。
そこで、下記のとおり、ひきこもり相談員研修を開催します。
講師の三村さんから、ひきこもりの経験や相談員としての活動で感じられていることを伺います。
関心のある方は是非ご参加ください。

日時 平成28年6月23日木曜日10時から11時30分
場所 稲築住民センター2階会議室
嘉麻市岩崎1143-3
講師 ひきこもり相談員 三村吉郎さん
テーマ「ひきこもる気持ちへの向き合い方」
問い合わせ
かまひきこもり相談支援センター
担当 木原
0948-42-0751