今日訪問したお宅には、長年かわいがってきた愛犬がいます。飼い主さんにとっては、生活を共にしてきた大切な家族の一員です。
飼い主さんは、年齢を重ねる中で大病にかかり、今まで楽しんでいた犬の散歩が負担になってきました。足腰に力が入らず、犬の力の方が強くなり、引っ張られた反動で転んでしまうこともあります。
見かねたご近所さんが、散歩に連れて行ってくれることもありますが、仕事もあり毎日はできません。
高齢者のペット飼育支援について考えさせられた時間でした。
投稿者: ogawa
冷え込みにご注意を
今日は小寒。二十四節気の一つで本格的な寒さが始まると言われています。
昨年2月には寒波により、筑豊地区のあちらこちらで水道管が破裂し、断水が続いた地区もあり、大変だったと話を聞きました。
マイナス4℃以下になると水道管の凍結や蛇口の破裂が発生しやすくなるそうです。保温材の取付けなど、早めにご準備ください。
大掃除から考える
先日、上山田住民センターで女性学級のみなさんと年末の大掃除から地域づくりを考えました。
6つの行政区から8名が参加されており、みなさん年齢を重ねるごとに換気扇や電気、床の拭き掃除が大変になってきたそうです。日頃からこまめに掃除するように心がけていますが、高いところにのぼったり屈んだりする姿勢は足腰の負担が大きく、あきらめている方もいらっしゃいました。また、灯油の配達をしてもらうため、玄関に灯油缶を準備しても運ぶことができず、そのままにしていたり、団地では階によって配達料が異なるそうです。
みなさんの困りごとは共通していることも多く、地域の課題として考えてみることにしました。Aさんは、テレビや新聞で地域通貨を活用した支え合いの仕組みについて話してくれました。「そんなことができるなら、地域で話し合ってみたいね」「今度サロンにも話しに来て」と声をかけてもらい、話し合いの場を広げるきっかけをいただきました。
あっとふるやまだ⑧
12月18日(火)、尾浦第一集会所であっとふるやまだを開催し、15名が参加しました。
尾浦第一行政区には買い物に困っている人が多く、昨年から移動販売ができるようになったらぜひ声をかけてほしいと言われていたため、移動販売が実施できるようになったことを伝え、開催日時や場所について話し合いました。あっとふるやまだでは、協議体がスタートした当初から、買い物について考えてきましたが、各行政区からの相談に応じて実施できるようになり、ある程度目的達成できたと考え、今後は何をテーマに話し合っていくか、みなさんで意見交換しました。
電球の交換に困っているAさんや庭の草取りに困っているBさん、息子さんと同居しているが仕事があり困りごとを相談できないCさんから、日常生活のちょっとした困りごとを手伝ってくれる人がいたら助かるとの声がありました。行政区長さんは「相談してくれればそれくらい手伝ってあげるよ」とおっしゃってくださいましたが、みなさんは、行政区長さん1人にそんなことまで相談するのは申し訳ないとの気持ちがあられるようです。地域には声をかければ手伝ってくれる人たちがおられるとのことだったため、支え合いの仕組みを作ってみてはどうかと提案したところ、やってみたいとの声が上がったため、今後は尾浦第一行政区の住民同士で支え合いの仕組みを作っていくことになりました。
かま自立相談支援センター
かま自立相談支援センターでは、生活に窮する方々の相談をお受けしています。今日は、2年ほど前からプランを立てて、家計を整理しながら、解決に向けてサポートしている方が来所されました。
お話を聞きし、NHKや家庭裁判所、医療機関などに連絡して、生活基盤の立て直しを目指しています。
生活上のさまざまな悩みを抱える方は、一人で悩まずに、まずはセンターにご相談ください。電話での相談は、24時間365日対応しています。
TEL 0948-43-4751(直通)かま自立相談支援セン
石ヶ崎行政区で出前講座
12月19日(日)、石ヶ崎行政区で介護保険や体制整備事業、山田校区の協議体について話しました。
みなさんの生活の中で困っていることや地域の気になる人のこと、移動のことについてみなさんで話し合いました。
今日参加した人の中で困り事をかかているという人はいらっしゃいませんでしたが、困っている人を知っているという方がおられましたので、今度お話を聞きに行くことにしました。
今月の一冊
先日、広報紙えがおの今月の一冊を読んだ方から、読んでみたいと思ったんだけど、本屋さんに売ってるの?と問い合わせいただきました。
このコーナーで紹介する本は、書店や図書館で出会った本や新書紹介で目にした本の中から、私たち職員が、その時読んでみたいと思った本を紹介しています。
受けた相談を通して、読んでみたいと思う本が異なったり、読み返してみるとその時の感情で、影響を受ける言葉が変わったりします。
みなさんも、本を読んで学んだり癒されたり、感動させられたり、いろんな感情を見つけてみてください。
下臼井西自主防災会 研修会
11月25日(日)、下臼井西行政区で自主防災会研修会が初めて行われ、38名が参加しました。
嘉麻市防災対策課から、避難情報の収集手段や市から発令される避難情報のレベルについて話を聞きました。
また、下臼井西行政区の土砂災害警戒区域と浸水想定地域を地図で確認したのち、心肺蘇生やAEDの使用や水消火器訓練を体験しました。
参加した方々は、初めての心臓マッサージや気道確保に悪戦苦闘しながら、いざという時に備えて動作を一つひとつ確認しました。
「思ったより力がいるっちゃね」「いつ誰が倒れても安心やね」と、冗談をまじえながらも、「AEDはどこに置いてるの?」と真剣な質問も飛び交いました。
あっとふるやまだ⑧
11月20日(火)、あっとふるやまだを開催し、11名が参加しました。
全体会の振り返りを行った後、移動販売の実施に向けた進捗状況を報告しました。アセスメントをする中で、心配していた行政区でも買い物に困っていないところもあり、まずは、移動販売を実施したいと言われた行政区から進めていくことにしました。進め方についても、行政区によってはアンケート調査をしたいと言われるところもあるため、みなさんでアンケートで聞きたいことを出し合いました。
今後は、メンバーさんが地域アセスメントにも、協力してくれることになりました。
鳥栖市社会福祉協議会が視察に来られました
11月20日(火)、鳥栖市社会福祉協議会から16名が体制整備事業の視察に来られました。
福岡県生活支援コーディネーター養成研修でも講師を務める本会の木山事務局長から、この事業は、ただサービスを作るのではなく、地域づくりをすることが大切である。高齢化をマイナスに捉えるのではなく、幸齢化と言える地域を作っていくため、自助・互助・共助・公助に加えて(互)近助という地域のつながりが必要であると説明しました。
また、鳥栖市と嘉麻市の昼間人口比率を比較し、災害を想定した地域作りや地域の集まりでは、その地域の良いところに着目した明るい話し合いを行なっていることを伝えました。