ボランティアセンター(10日目)

7月19日(木)、 19名のボランティアさんが2件のお宅で活動されました。また、新たに3件の相談が寄せられました。
今までの相談の中には、家族でなんとかしようと頑張ってこられましたが、終わりの見えない土砂との戦い、時間の経過とともに溜まる疲れ、体も気持ちも限界に感じておられるようでした。
話を聞いた職員は「これ以上頑張らないでください。ボランティアさん達の力を借りましょう」と声をかけました。その言葉を聞いた瞬間、張り詰めた表情が柔らかく変わったそうです。
今日も暑い中、県内外の個人ボランティアさんや市内の社会福祉法人さん達が、ご家族の思いをくんで活動してくださいました。センターを出る際に、明日もまた来るからねと声をかけてくださるボランティアさんもいらっしゃいます。
センターには、みなさんの温かな思いが溢れています。

出前講座

7月18日、尾浦第一行政区で出前講座を行いました。予定では、介護保険制度についてでしたが西日本豪雨の発生から日も浅く、行政区内でも土砂崩れが発生したため、みなさんで防災をテーマに話し合いました。
水がどにように流れてどこの溝が溢れたか、防災無線が聞こえたか、空き家や草の伸びた住宅がどこにあるのかなど意見を出し合いました。その後避難準備から勧告、指示に変わっていく中で、みなさんさんは何をしていたのか、避難する際に必要なものなどを共有しました。
また、いざという時にみなさんが避難できるよう集会所の利用を望む声がたくさんあり、区長さんからは連絡先や手順などを教えてもらい、安心された様子でした。

ご協力をお願いします

今日もうだるような暑さの中、33名のボランティアさんが協力してくださいました。顔を真っ赤にして、汗だくになり活動されています。
センターに寄せられている相談の多くは、自宅の床下や敷地内に土砂が入り、生活に大きな支障が出ており、困っておられます。
1人でも多くのボランティアさんのお力が必要です。ぜひ、ご協力をお願いします。
なお、事前登録制となっていますので、まずはお電話ください。受付時間は9時〜17時です。宜しくお願いします。
嘉麻市災害ボランティアセンター
電話:0948-42-0751

ボランティアセンター(8日目)

7月17日、今日は連休明けということもあってかボランティアさんの数が減り、9名で2件の活動を行いました。

災害ボランティアセンターには、いろいろな問い合わせがありますが、先日は、ご自宅に土砂が入ってきた方のご近所さんからの電話がありました。
すでに現地調査に伺い、活動も終え、ニーズは完了としていましたが、他の困りごとが出てきたという相談でした。早速、再度ニーズ調査に伺いました。
ご本人を気にかけてくださっているあたたかさが電話口からも伝わってきました。
困っていてもなかなか言い出しにくい方もおられます。そんな時、近所の方の声かけはとても心強いです。
また、いろんな方のご協力があり、1人でも多くの方に、災害ボランティアセンターを知ってもらうことができました。
地域のみなさんのパワーを日々感じています(๑˃̵ᴗ˂̵)

事前登録の受付再開

嘉麻市災害ボランティアセンターでは、7月17日(火)9時から、電話でのボランティアさんの事前登録受付を再開いたします。
今日までに、延152名のボランティアさんに協力いただき、7件のお宅の活動を完了することができました。
しかし、センターには日々新しい相談があり、現地調査に伺うと、どのお宅も土砂が床下や敷地内に入っており、まだまだたくさんの方々のお力添えが必要な状態です。ご協力をお願いいたします。

ボラセン(7日目)ちょっと休憩

7月16日(月)、3連休の最終日となる今日も、ボランティアさんが駆けつけてくださいました。
作業4日目になるAさん宅では、1階の屋根部分まで埋まっていた土砂が、窓の半分まで見えるようになりました。
ボランティアさん達のお昼ご飯の様子です。

今日初めて顔を合わせたメンバーさんもたくさんいらっしゃいます。「どこから来たと?」と会話も生まれています。午後の活動は、更にチームワークが高まりそうです。

ボランティアセンター(1日目)

かまボランティアセンター1日目を終えました。
前日遅くにブログでお知らせしたにもかかわらず、早速10数名のボランティアさんが登録してくださいました。また、市内の社会福祉法人が加入するかま福祉ネットワーク委員会や飯塚青年会議所、その他、企業さんからもご協力いただけることになりました。
本日は、1件のみのマッチングとなりましたが、完了することができました。高齢のご夫婦世帯に完了確認に伺うと、「たいへん心強かった」と、喜んでくださいました。

かまボランティアセンターは、事前登録制のボランティアさんを募集しています。電話で受け付けておりますので、よろしくお願いいたします。
嘉麻市災害ボランティアセンター 0948-42-0751

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ご注意ください

早朝から避難勧告が発表され、職員は早めに出勤して市内を巡回しました。そんな中、1人暮らしの女性から「裏庭の水が溢れて怖い」との電話が寄せられ、訪問して土嚢を積むお手伝いをしました。
午後から雨の勢いは増し、特別警報が発表されたため、気になる方を訪問して避難所への誘導や外出を控えてもらうよう声かけをしました。

市内のいろいろな場所で道路が冠水し渋滞もひどく、いつも以上に時間がかかり、お弁当の配達にとても苦労しました。
そんな中、嘉穂西野地区に出かけた職員から、土砂崩れが起き孤立しているとの連絡が入りました。職員2名で駆けつけてみると、大木や土砂が道を塞ぎ、他のルートからも入れず、消防隊の方と一緒に大きく迂回し、徒歩で集会所に行くことができました。西野地区一帯は停電し、集会所に避難した方もおられました。

今夜も、雨が心配されます。不要な外出は控えてください。明日は、市内の被害状況を確認します。自宅に土砂が流れ込んだなど、お困りの方がいらっしゃいましたら、本会に連絡ください。
嘉麻市社会福祉協議会 42-0751

広報紙えがお149号を発行しました

7月1日、広報紙えがお149号を発行しました。
嘉麻市社会福祉協議会ホームページからもご覧になれます(^-^)
http://kama.syakyo.com/kouhou.htm
表紙は、宮野子ども会のキックベースの練習の様子です。その他、下記のような内容を掲載していますので是非ご覧ください♪♪
表紙・・・宮野子ども会~キックベースボール~
p2・・・今月のえがお、山田中学校ほたる同好会
P3・・・今月のブログ(折り紙、馬見山山開き)、嘉麻市認知症家族の会~こころの音の会~
p4・・・折り紙教室(木城集会所)、サロン紹介(下臼井西部サロン)
P5・・・協議体「なつきちゃんひがし」、ご近所さんの憩いの場
p6・・・「かまボランティア・市民活動センター情報、イベント募集
p7・・・ 今月の一冊「赤ちゃんポスト」は、それでも必要です、炭鉱の記憶
P8・・・社協だよりクイズ、8月の総合相談、山田ふれあいハウスからのお知らせ、指定葬祭場紹介
p9・・・香典返し・寄付、会員会費お礼
p10・・・ふるさとへの手紙、成年後見制度Q&A、編集後記

できることを手伝いたい

70代の男性の方が突然来所されました。開口一番に、「無料職業紹介所の看板を見たんだけど、私にも仕事を紹介してもらえるだろうか」との相談でした。ハローワークや広告の求人情報を頼りに、仕事を探しているそうですが、資格を活かせる職種に出会えず、モヤモヤした毎日を送おられます。
お話を聞いていくと、経済的に困っているわけではなく、何か自分にできることを探したいと考え、その結果が仕事探しだったそうです。
本会の支えあい事業の協力会員として、活動してもらえないか相談すると、ぜひ登録したいと言ってくださいました。また、お住まいの行政区で買い物に困っている方の話をすると、誰かの役に立てるのであれば、いつでも声をかけてくださいと心強い言葉をいただきました。
たまたま、市役所に用事があったついでの相談でしたが、私にとってはとても嬉しい出会いとなりました。