南阿蘇支援竹田ベースキャンプ16日目

5月13日、前日から入った職員1名に加え、2名の職員が南阿蘇に到着しました。
111名のボランティアさんが活動され、竹田ベースキャンプからは49名でした。

5月14日(土)から、南阿蘇サテライトを旧立野小学校に開設することになり、夕方から資材を準備しました。
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立野サテライトでは、県外からのボランティアさんの受付が可能となりますが、事前の予約が必要です。
・受付時間 9:00〜11:00
・活動時間 9:00〜16:00
・電話対応 9:00〜18:00
・電話番号 080-2300-1477、080-2300-1734
サテライトは断水のため、飲料水はご準備ください。
南阿蘇災害ボランティアセンターは従来通り、県内の方のみの受付となっています。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ10日目

5月7日、昨日から、3名の職員が南阿蘇村に入り、引き継ぎを受けました。
朝から小雨が降っていましたが、徐々に天候も回復し、予定どおりセンターがスタートしました。
今日は延べ193名のボランティアさんが活動され、竹田からは57名の方がこられました。
本会職員は、オリエンテーションやマッチングを行ったほか、竹田ベースキャンプから申し出があった移送ボランティアさんの活動について、通院等のニーズがあるかを調べたり、医療や介護の専門ボランティアセンターと調整、打ち合わせを行ったりしました。
ボランティアさんが帰られたあとには、竹田ベースキャンプへのボランティア活動報告や明日のマッチングがしやすいように、ニーズ票を整理しました。
今日の反省点を生かし、明日はよりスムーズな活動ができるように頑張りたいと思います。
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かま福祉ネットワーク委員会

昨年度から、市内の社会福祉法人が集まり、社会福祉法人の地域貢献活動についての話し合いを行っています。その中で、嘉麻市ならではの取り組みを目指していくために、本日、かま福祉ネットワーク委員会を立ち上げました。
委員長には社会福祉法人愛光会清浄学園の豊嶋和孝さんが、副委員長には社会福祉法人嘉穂郡社会福祉協会かほの森の渡辺綋一郎さんと社会福祉法人ひまわり会ほ乃ぼの園の犬丸隆行さんが選任され、本会は事務局を務めることになりました。
委員会では、地域にある様々な課題に対して、市内の社会福祉法人が連携することで支援力と継続性を高め、解決に向けた取り組みを推進していけるよういろいろな取り組み行っていきたいと思います。
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今後は、本会のホームページでも委員会に参加されている社会福祉法人の概要や地域貢献活動についても紹介できるよう準備していきますので、ぜひご覧ください。

協議体についての勉強会

今日は、稲築地区公民館で協議体についての勉強会を行いました。
まず初めに、本会事務局長の木山が、地域包括ケアシステムの構築と地域づくりを中心に、協議体や生活支援コーディネーターの役割について、わかりやすく説明しました。協議体では、私たちがどのような状態になっても、住み慣れた地域で生活していくことができるように、住民の助け合いや隣近所のちょっとした手伝いで解決できる仕組みを作っていきます。地域の困りごとを見つけ、何が必要なのか、何が足りないのかを考え、自分たちの意見を地域づくりに反映していくことができます。
次に、山野第一ネットワーク委員会委員長の永富健二さんと口春行政区区長の橋本武彦さんから、山野第一行政区と口春行政区の取り組みについて話を伺いました。
山野第一行政区では、平成13年から高齢者支援ふれあいネットワーク委員会を立ち上げ、いきいきサロンの実施や高齢者宅を訪問する見守り活動(声かけ活動)に取り組まれています。顔なじみの方が一人暮らしの高齢者の話し相手や相談相手となり、困り事を相談機関につなげるなどの役割を担っておられます。福祉部会と合同会議を行い、地域の課題を共有しながら、横のつながりを深めていることを話されました。
口春行政区では、一人暮らしをしているAさんが、自宅から離れたゴミ出しスペースまでゴミを持って行くことができないという困りごとを通して、誰もが経験するかもしれない自分の困りごととして捉え、助け合い(お助け隊)活動の仕組みを作っていくプロセスを紹介されました。その中では、長く継続できるよう負担にならない程度の金額を設定し、平等な関係で活動していける工夫がなされていました。
最後に校区ごとに分かれたグループで、今日の感想や今後自分の地域でどんな取り組みをしていきたいかを話しました。
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今年度は、協議会の設置に向けた勉強会を毎月開催し、嘉麻市ならではの仕組み作りを、皆さんと一緒に楽しく考えていきたいと思います。次回は5月6日に開催しますので、ぜひご参加下さい。

協議体についての勉強会を開催します

平成27年度介護保険制度改正により、要支援者に対する訪問介護及び通所介護が、新しい地域支援事業に移行される事になりました。嘉麻市では、平成29年度のスタートに向けて体制整備に取り組んでおり、5つの中学校区ごとに協議体が設置されます。
協議体では、地域で活動している方々が集まり、顔なじみやおたがいさまの関係だからこそ分かる困りごとを話し合いながら、その地域に足りないものを考え、居場所や支えあいの仕組みを作っていきます。
そこで、協議体設置に向けた勉強会を開催し、嘉麻市ならではの仕組みづくりをみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
★第1回★
・日時 平成28年4月11日(月) 13:30~15:30
・会場 稲築地区公民館(福岡県嘉麻市岩崎1141)
・講演 「協議体の役割について」 講師 嘉麻市社会福祉協議会 木山 淳一事務局長
・実践報告 ①山野第一行政区 山野第一ネットワーク委員会委員長 永富 健二さん
       ②口春行政区区長 橋本 武彦さん
★第2回★
・日時 平成28年5月6日(金) 13:30~15:30 
・会場 夢サイトかほ(嘉麻市大隈町1228-1)
・内容 「地域のサービスを検証しましょう」
     講師 公益財団法人さわやか福祉財団 さわやか九州1ブロック            
        阿部 かおりさん、竹下 順一さん

今後も、月に1回のペースで勉強会を行います。ぜひ、ご参加ください!!

子育て支援研修会

今日は、福岡県中小企業振興センターで行われた「平成27年度子育て支援研修会 子育て支援にかたろう」に参加しました。民生委員や保育所、社会福祉協議会などから180名以上の方が参加され、見えにくい子どもの貧困問題について考えました。
まず初めに、幸重社会福祉士事務所代表の幸重忠孝さんから、「子どもの貧困支援に地域ができること」をテーマに、子どもの貧困を背負う家庭の実態や地域ではじめた子どもをひとりぼっちにしない取り組み、地域の居場所づくりから必要な子どもをつなげる仕組みについて公演が行われました。
次に、田川市にある伊加利小鳩保育園の保育士である日野多賀美さんから、早朝から深夜まで働く父親が妻の家出を機に、小学校と保育園に通う兄弟の朝の送り出しができなくなったケースを通して、「保育所における貧困家庭への関わり」について伺いました。ケース会議では、行政や保育園の立場から施設入所などが提案されましたが、父親の「通い慣れた小学校や保育園に行きながら、親子3人で生活したい」との想いを受けて、日野さんは、次男が小学生になるまでの1年間に、兄弟が自分たちで朝の準備ができるようになることを目標にし、 地域やPTAの協力を得ながら、親子3人の生活をサポートしたそうです。
また、NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(東京都豊島区) 理事長の栗林知絵子さんからは、プレイパークで出会った少年の学習支援を通してできたつながりから、WAKUWAKUネットワークを立ち上げ、月に2回のペースで行っている子ども食堂の取り組みを伺いました。地域の子どもは地域で育てるとの考え方から、通う子どもの要件は設けてず、見守るネットワーク活動を実践しているそうです。
最後に、「子どもの貧困の問題に“地域の子育て力”でどう向き合うか」をテーマに、パネルディスカッションが行われ、参加者の皆さんでやってみたいことを話し合い、「地域」でできることを考えました。
今日の学びを今後の活動に活かしていきたいです。
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福祉のまちづくり研修会

夢サイトかほで福祉のまちづくり研修会を行いました。
福岡刑務所分類審議室福祉専門官の中川典子さんと法務省福岡保護観察所飯塚駐在官事務所上席保護観察官の北川皇史さんから、「刑務所を出所した方が、地域の一員として生活していけるように…」〜深めよう司法と福祉の連携〜をテーマに講義して頂きました。
中川さんからは刑務所内の受刑者の生活や刑務所から見た地域の課題について、北川さんからは更生保護の仕組みや現状を、わかりやすくお話しして頂きました。
お二人の話を聞き、私自身の日頃の生活に引きつけて今回のテーマを考えることができました。
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「誰もが安心して暮らせるまちづくり」の「誰もが」の中に刑余者やホームレスの方、相談しにくく見えにくいDVや虐待などの問題を抱えておられる方々などが含まれているのか、私自身がきちんと見ようとしているのか、考えているのかを問いかけながら、日々の活動につなげていきたいと思います。

「生活困窮者自力支援制度からみる『期待される社協』になるために」

第4分科会では、まず初めに個人ワークを行い、ポストイットに社協の強みや弱み、感想などを記入してグループでまとめ、社協として何ができるのか、何がしたいのかなどを話し合い、グループ毎に発表しました。
地域に出向き、出会っていない人と出会うこと、地域や関係機関とのつながりを広げていける強みをいかしていくこと、相談者の話をよく聞き、一緒に考える姿勢や相談者側の立ち位置に立って考えること。困り事から、足りないものを柔軟に作りだしていくことなど、たくさんの意見が出ました。
誰もが安心してというが、誰もがの中に生活困窮者が含まれているのかという問いかけに対して、自立相談支援事業を受託し困窮の問題を身近に感じている社協とそうでない社協では、感じ方の違いはありましたが、地域福祉活動を実践している社協だからこそ、強みを生かして取り組んでいけるんだということを改めて感じました。
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分科会後は各分科会からの発表と、全体のまとめが行われました。
2日間を通して、熱い想いを持ったたくさんの社協職員と出会う事ができました。今回の学びや気づきを、明日からの業務にいかしていきたいと思います。

第18回 全国社会福祉協議会職員のつどい

今日と明日にかけて、福岡市立早良区市民センターと福岡県立ももち文化センターで、第18回全国社会福祉協議会職員のつどいが行われ、本会からは10名の職員が参加しています。
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初日の今日は、「社協の自由解放!できるできる社協はできる」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
パネリストに長崎県社協事務局長の益本さん、滋賀県東近江市社協地域福祉課長の真弓さん、福岡県筑後市社協コミュニティワーカーの卜部さんが壇上し、大阪府立大学小野先生コーディネートのもと、それぞれの立場で社協が、自分自身がどうあるべきか、自由であることによって創発的な取り組みができるがそれは可能なのか。自由から存在感をどのように満たせるのか。何にこだわり、何がポイントになるのかについてディスカッションされました。
卜部さんは職員の立場から、様々な方との出会いを通して、自分がやりたいと思ったことから始めた取り組みを話され、その支援を通して新たなニーズや地域に取り残されている課題に気づいたこと、社協職員としての想いについて話されました。
眞弓さんは、管理職の立場から、社協が活動できるように、住民に説明していくことや人育てを通して地域福祉の実践をしていること。組織の中で与えられている役割を通して、管理職になろうがコミュニティソーシャルワーカーであるという気持ちで、社協活動に取り組んでいると話されました。
益本さんは、県社協としての立場から、市町村社協が自由にあるために、県社協がどうあるべきか、こんな社協はいいねという視点から県社協に求められていること。また、都道府県社協と市町村社協が共同して社協のあり方を追求し、社協の存在価値を地域社会に示していくべき時である。自由であることは好き勝手とは違う。地域のニーズに素早く柔軟に対応していくこと、成熟した組織になれば自由になれる組織秩序と明確なミッションが必要だと話されました。
立場は違えど、社協職員としてどうあるべきかをご自身に問いかけながら、社協活動に取り組んでおられ、大きな刺激を受けることができました。

その後の分科会では、本会職員も4つの分科会に分かれ参加しました。
第4分科会では、生活困窮者自立支援制度からみる「期待される社協になるために」をテーマに、福岡県家計相談支援事務所(グリーンコープ生協ふくおか) 家計相談支援員 北島さん、NPO法人 抱樸 山田さん、北九州市社協地域福祉部地域支援課南里さんから実践報告とそれぞれの現状と課題や社協に対して感じていること、思っていることを聞きました。
かま自立相談支援事業では、来年度から家計相談支援や無料職業紹介事業に取り組む準備を進めています。相談者が自立していく過程で、家計や就労の問題を解決することはもちろんのこと、相談してもらえる関係をつくること、生活を見守り、サポートしてくれる人たちを地域で作っていくことが大切と感じました。
明日はグループワークを行い、生活困窮者制度を通して社協として何ができるのかなどを話し合います。全国の社協職員とのつながりを深め、しっかり学んでいきたいと思います。

カップラーメンを寄付して頂きました。

軽費老人ホーム稲穂園と特別養護老人ホーム第二稲穂園から、かま自立相談支援センターへカップラーメンを100個ずつ寄付して頂きました。
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当センターでは、生活に窮する方々の相談を幅広く受け付けています。その中で、今日食べる物がない、年金が出るまでの間生活が苦しい等の相談があり、昨年6月にフードバンク事業を立ち上げています。
今日いただいたカップラーメンは、フードバンク事業で有効に活用させていただきます。ありがとうございました。