第51回理事会

今日は、稲築住民センターで、第51回理事会を開催しました。
8名の理事が出席され、以下の議案についてご審議いただき、全て賛成多数で可決されました。

議案第152号 任期満了に伴う評議員の選任について
議案第153号 平成28年度広報紙請負契約について

災害ボランティアセンター

午後1時から第18回かまボランティア・市民活動センター運営委員会を、午後3時から災害ボランティアネットワーク連絡会を開催し、昨年8月25日の台風15号の被害への災害ボランティアセンターの活動報告と、来月5日に開催予定の災害ボランティアセンター設置運営訓練の内容について協議していただきました。
運営委員会の中では、台風15号の被害が出たときに、センターがどのような活動をしたのか知らなかった。被災された市民の方、また協力してもらえる方にいかに情報を届けるかが大切であり、協力してくれそうな団体等については、リストアップしておき、メーリングリストなどで情報を発信していけば、学校や福祉施設などそれぞれができることを考えて協力体制を作れるのではないかといった意見や災害ボランティアセンターを社協が運営していることを知らない人が多いので、訓練の時など日ごろからもっとアピールしていったほうが良いのではないかといった意見もいただきました。
その後の災害ボランティアネットワーク連絡会には、市防災対策課、生涯学習課、嘉麻市商工会、嘉麻・桂川シルバー人材センター、市内の高校、福岡県精神保健福祉士協会などから10名の方にご参加いただきました。その中では、災害ボランティアセンターを運営していく中では、地元の人ではないと担えない役割があり、訓練を行っていく中でそうしたセンターの中の役割について、みんなで理解を深めていくことが必要だと思うといった意見や市担当課と情報を共有していくためにも、災害が発生する前から連絡を密に取っておく必要があること、また訓練のことを持ち帰って職員に伝えて、参加し、自分たちにできることを考えていきたいといった意見もいただきました。
日ごろからの顔の見える関係づくりを広げていくこと、そしてその関係を災害が発生した時にどのように生かしていくのかを考えていかなければならないと感じました。
今回の会議でみなさんからいただいた貴重な意見をこれからの活動に生かしていきたいと思います。

業務システム説明会

今日は、福岡県社会福祉協議会で開催された、平成27年度福岡県日常生活自立支援事業業務支援システム説明会に出席しました。
株式会社ヴィンテージの只友裕也さんから、日常生活自立支援事業システム「らいと」の操作説明を受けました。基幹社協の事務をできるだけスムーズにするために、4月から運用することとなります。今日は詳しい入力、出力の方法等を勉強することができました。3月から試用期間となるので、少しずつ慣れていきたいと思います(^O^)

福智町社協から視察に

今日は、福智町社協の職員さんが、本会が行っている「地域支えあい事業」の視察に来られました。
「地域支えあい事業」とは、日常生活の中で、自分や家族だけでは解決できない困りごとを抱えている方々に対して、協力会員として登録した市民が必要なサービスを提供し、その解決を図るものです。
困ったときはお互い様の気持ちを広げていくことを目的にしています。
サービスを利用する人も、提供する人も同じ住民同士。助けあいの気持ちを広げて、誰もが住み慣れた地域で安心し暮らせるまちづくりを進めていこうと考えています。
ちょっとした困りごとの相談が寄せられたことがきっかけとなり、この事業が始まっていったことや、事業を進めていく中で、様々な地域ニーズに出会っていることを説明させていただきました。
福智町でもこの取り組みを進めていく準備をされているとのことで、たくさんの質問がありました。
今回の視察研修を受けるにあたり、改めて平成19年度からの取り組みを振り返ることができました。
また、この事業を通じて、困りごとを抱えたたくさんの方たちと出会うことができたことを感じることもでき、有意義な時間となりました。

第3期 市民後見人養成講座 基礎編 最終日

今日は、稲築住民センターにて第3期市民後見人養成講座12日目を開催しました。
これまでの研修の振り返りとして、本会 かま権利擁護センターセンター長 木山が講義をしました。はじめに、ジェノグラムやエコマップといった相談援助の技法について復習しました。家庭内や周囲の環境を図式化し視覚的に捉えられるよう整理することで、どんなつながりがあるのか、これからどんな人や機関とつながることが必要なのかを考えるツールの一つだと説明がありました。
その後、人を援助・支援する3つの要素である知識・技術・価値について話がありました。価値とはその人の知識や経験、体験によりつくられ、価値観は人によって違うことが前提であること。信頼関係をつくるにはまず相手の価値を受け入れ、そのために自分の価値観を知る自己覚知が大事だと学びました。
グループワークでは、2つ見え方のある絵を見て、どのように見えているのか、どう見ればもう一つの絵が見えるか話し合いました。その中で、自分の価値観が正しいとは限らないことや相手がどのように感じているかは分からないこと、どこの視点から見るかによって見方は変わること、また、置かれている環境によって真実とは異なることがあるということなどを学びました。最後に、ある出来事に対する結果は全て同じではなく本人の感じ方により変わり、本人がどう感じていたかを気づけるように支援するということについて話がありました。講義を受けて、相手に自分の考えを押しつけないために、自分がどういう考え方をしているのかや物事の受け止め方に偏りがないか自己覚知していき、自分のものの見方や感じかたは本人とは違うことを前提に物事を考えることが大切だと感じました。
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閉講式では、嘉麻市保健福祉部高齢者介護課課長の池田巖さんからご挨拶をいただき、15名の受講者が本会の村上会長から、修了証を受け取られました。
来年度はフォローアップ講座を予定していますので、よろしくお願いいたします。
受講者のみなさま、長い期間お疲れさまでした。
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出前講座のご案内

嘉麻市社協では、地域に出向いて、いろいろなお話をする出前講座を実施しています。詳細は下記の通りです。お気軽にお声かけ下さい(^^)

【講座の内容】
●社協って何しようと?
嘉麻市社協がどんなことをしているか詳しく説明します
●いつまでも住み慣れた地域で暮らしたい
誰もが排除されず、その人らしく生き生きをした生活を営むことができる地域づくりをみなさんと一緒に考えます
●かまこさんのお悩み解決
電子紙芝居で成年後見制度について話します
●ふれあい・いきいきサロンって楽しいよ
サロンや地域福祉部について話します
●災害に強いまちづくり
災害時に助け合えるようなマップづくりや災害ボランティアセンターについてお話します
●映画上映会
昔懐かしい映画のDVDと機器の貸し出しをしています
【講座開催日時等】
・平日以外でも受付しています
・時間は、30分コース・60分コースがあります
・料金は無料です
【申し込み先】
嘉麻市社会福祉協議会 0948-52-0751

子ども駅伝と観梅

今日は、天気に恵まれ、市内で行われたイベントは、たくさんの人で賑わっていました。
山田学習館周辺では、楽しく走ろうふくおか子ども駅伝In嘉麻が開催されました。
この大会は今年で26回目を迎えます。毎年実行委員会のみなさんがこの日に向けて準備を重ね、当日はコースの安全確保や場内の清掃活動、テントの設営、撤去など様々な役割をボランティアの皆さんが担われています。
コース沿いには、家族やチームメイトなどたくさんの人が集まり、ランナーへ熱い声援を送られていました。
また、下山田の大砲白馬山梅林公園は、観梅期間(2月14日~3月13日)を迎えています。
花はまだ見ごろには少し早いようですが、大法白馬山観光協会の方々の売店では、観梅に来られた方がお茶やうどん、餠などを買い求められていました。
協会の方に話を伺うと、「昨年から行われていた整備工事も終わって、園内を散策しやすくなったので、たくさんの人に梅を見に来てもらいたい」と話されていました。
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子育てリユースセンターからのお知らせ

山田ふれあいハウス2階に開設している子育てリユースセンターでは、子ども服の品数が少なくなってきています。
家庭で使わなくなった冬物、春物の洋服、中学校、高校の制服がありましたら、ぜひお寄せください。
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《お問い合わせ先》
山田ふれあいハウス  ☎0948-52-1847
嘉麻市上山田502番地6

世代を超えて語る憲法・安保法制の話

今日は、NPO法人ちくほう共学舎『虫の家』で開催された、第37回・筑豊民塾に参加しました。
「続 世代を超えて語る憲法・安保法制の話」というテーマで、事務局長の髙石伸人さんが進行され、4名の発言者の方が語られました。
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それぞれ所属しておられる団体等で感じておられることを伺いました。
FYMの渡邉晶さんからは、ある講演を聞いたのがきっかけで憲法について学ぶようになり自分の問題として考えるようになったこと、平和だと思ってきた生活が脅かされると感じ、FYMの活動を知って参加するようになったことの話がありました。憲法12条の、この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならないとあるが、自分は国民として努力しているだろうかと問いかけ、憲法を大切に思う理由をまわりの人に伝えていきたいと言われました。
浄土真宗本願寺派僧侶の田中大信さんからは、命が大切だという話があり、殺すぞという相手にどう対応できるか、憲法9条が大事だと言える自分を大切にしたいと言われました。
米軍基地を引き取る福岡の会の里村和歌子からは、安保法制以前の問題として、日本の安保体制を考えなければならないとの話があり、平和を支援しながら日米安保体制を支持し、沖縄にどれだけの負担をかけているかとの問題提起がありました。9条と安保体制の矛盾から、押しつけるばかりでなく本土で真剣に考えるべきだと語られました。
NPO法人ちくほう共学者『虫の家』の古野勝さんからは、自分のみえないところで傷ついてる人への想像力がどれだけ働くかが大切であり、他者認識について考えなければならないとの話がありました。
最後に髙石さんから、今後もみんなで議論しながら、ふらつきながらも自分の立ち位置はどこにあるか考えていきたいとの話がありました。今回の筑豊民塾でも様々な取り組みをされている方と出会い、いろんな話を伺うことができ、こうしてみなさんと意見を交わして自分で考えることが大切だと改めて感じました。

かま自立相談支援センター研修会のご案内

「刑務所を出所した方が、地域の一員として生活していけるように…」~深めよう 司法と福祉の連携~

かま自立相談支援センターでは、様々な理由で生活に窮する方々の相談を幅広く受けつけています。その中で、これまでかかわりの薄かった更生保護に関する相談に対応する事になりました。刑余者の方が地域で生活していくためには、住まいや仕事を見つけなければなりませんが、仕事を見つけるとなると現実は厳しく、採用する側の理解も必要となってきます。また、仕事に就くことができず住居もなければ、再犯に至る可能性も高くなることが考えられます。

そこで、今回の研修会では、更生保護の問題について学びながら、誰もが排除されない地域社会の実現に向けて何が必要なのか、また私たち一人ひとりに何ができるのかを、市民のみなさまと一緒に考えていきたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

日時:平成28年2月29日(月)

13時~16時20分(受付12時30分~ 開会13時~)

会場:夢サイトかほ 文化ホール(嘉麻市大隈町1228-1)

第1部:13時10分~14時40分 講師 福岡刑務所 分類審議室 福祉専門官 中川 典子さん

第2部:14時50分~16時20分 講師 法務省 福岡保護観察所 飯塚駐在官事務所 上席保護観察官 北川 皇史さん

申込先:かま自立相談支援センター  ☎(0948)43-4751

チラシは下記からダウンロードできます

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