7月31日、今日は、竹田ベースキャンプ最終日ということもあり、短い時間でしたが、朝のミーティング参加し、ボランティアさんの受付をお手伝いしました。
その後は、竹田市・竹田市社協・公益財団法人さわやか福祉財団主催のフォーラム「新しい地域ささえ愛推進フォーラムin竹田~みんなで語ろう!地域での支え合い~」に参加しました。
第1部のテーマは、「竹田のみんなでよっちはなそう会」です。基調講演や支えあいの取り組みについての報告、その後は、「もしもの時の地域での支えあい」についてのグループワークがありました。私は、都野地区のグループで、誰もが住み慣れた地域で暮らし続けるために何が必要か、5年後、10年後にあったらいいなの未来像を一緒に考えました。活発な意見がたくさん出て、あっという間に時間が過ぎていきました。話したりなかったことや課題になったことについては、次回の集まる場「福祉懇談会よっちはなそう会」で続きを話そうねと言われていました。やわらかな雰囲気で意見交換をされていて、話し合う場を継続してやることの大切さを感じました。
午後からは、第2部「南阿蘇ボランティアベースキャンプ活動を通して拡がる支え合い」がありました。
ベースキャンプ立ち上げのきっかけや目的、役割について竹田市社協 水野匡也さんから報告がありました。全国からたくさんのボランティアさんが来られたことで、竹田市のみなさんは、直接被災地に行くことはできないが、自分にできることが何かないだろうかと考えられ、心あたたまる協力をされていました。
その後の実践報告では、ベースキャンプの立ち上げ準備からお手伝いをさせてもらっていることもあり、本会の事務局長の木山が話をしました。
県境を越えて支援されるという竹田市社協さんの熱い思いを受け、本会も3か月間現地で竹田ベースキャンプの一員として活動をさせてもらったこと、本会だけでなく、福岡県筑豊ブロックの社協に声をかけ協力してもらったことなどを報告しました。
そして、南阿蘇村の現状を写真で振り返りながら、現在も6月の豪雨水害で困っている方がたくさんおられるので、竹田ベースキャンプは閉所するけれど、8月いっぱい同じように現地で協力させてもらうことを話しました。
フォーラム終了後は、南阿蘇村災害ボランティアセンターのミーティングに参加し、フォーラムの報告をしました。
いろんな学びがあった貴重な二日間でした。
カテゴリー: 地域係
南阿蘇支援竹田ベースキャンプ95日
5月1日からボランティアさんの中継基地として南阿蘇村を支援してきた竹田ベースキャンプが、今日の活動をもって閉所することになりました。最終日の今日も竹田ベースキャンプからは39名のボランティアさんが参加され、大きな力となりました。全体の活動者数は50人で、4件のニーズに対応して活動し、2件を完了することができました。私は、朝グルーピングを担当し、ボランティアさんを送り出した後、竹田ベースキャンプを通じてセンターの運営スタッフに入っている岡山の自動車会社の方とペアを組んで立野の赤瀬地区にローラー調査に入りました。訪問したのは30軒で、内8軒の方からお話を伺うことができました。この地区は、裏山の土砂災害の危険があり、行政から2年間はこの場所では生活できないとの指示が出ていることや、熊本市内や県外に住所を置いたままセカンドハウスとして使っておられる方が多数いることがわかりました。この内、南阿蘇村に住所がある方からは、地震で倒れた温水器を撤去してほしい等のニーズがありましたので、対応できるよう準備したいと思います。また、今日は不在でお会いすることはできませんでしたが、敷地内に土砂が大量に流入しているお宅がありましたので、連絡をとれるようにしたいと思います。ローラー調査に入ると、もう自分で片付けたと言われる方がいる一方でボランティアさんの力を借りてなんとかしたいと思っている方もおられます。ぜひ、これからも多くのボランティアさんのご協力をお願いいたします。
竹田ベースキャンプ閉所式
7月31日、5月1日から開設された南阿蘇村支援竹田ベースキャンプは今日をもって閉所となりました。
そのため、職員4名はベースキャンプの拠点となった、旧荻支所に行き、資材の整理や片付けなどの作業を行いました。
午後4時40分頃に、ベースキャンプ最後のボランティアさんが南阿蘇村から戻って来られると、3ヶ月間、協力して下さった地域社協の方が、「お疲れ様でした」と声をかけながら、コメント付きの手作り弁当などを手渡されていました。
午後6時からは、閉所式が行われました。社協会長や地域社協会長が挨拶されたのち、3カ月で1,991名のボランティアさんがベースキャンプを通じて活動に参加されたことなどの報告をされました。
最後にボランティア代表の方が、「ベースキャンプを支えるたくさんの方がいたからこそ、自分たちは安心して活動することできました。」と感謝の気持ちを伝えられました。
このベースキャンプを通じて、たくさんの出会いがあり、つながりが生まれました。
このつながりを大切に、引き続き南阿蘇村支援に携わらせていただきたいと思います。
市民後見人養成フォローアップ講座最終日
7月28日、6月8日から始まった市民後見人養成フォローアップ講座は、今日で最終日を迎えました。
今日は初めに、本会が熊本地震発生以降活動している南阿蘇支援竹田ベースキャンプの取り組みについて、本会事務局長の木山より、報告を行いました。
地震に加え、6月20日の大雨による水害でさらに被害が拡大していること、また特に被害の大きかった立野地区では、これから復興に向けて、たくさんの人の力が必要であることなどを写真を交えて説明し、受講者の皆さんは真剣な表情で聞き入っておられました。
その後、引き続き、事務局長の木山を講師に、「自分の価値観を知る」というテーマで、4人ずつの班に分かれて二つのグループワークを行いました。
このグループワークを通じて、それぞれの価値観が違うことを学びました。
最後に糸賀一雄さんの「この子らを世の光に」という言葉のように、障がいのある方や認知症のある方などが地域の中心的な存在となるような地域づくりを進めていきたいという言葉で、最後の講義が締めくくられました。
その後に行った閉講式では、嘉麻市福祉事務所長の山田昌郎さんよりご挨拶をいただき、本会の村上会長が9名の方に修了証を手渡し、平成28年度のフォローアップ講座は幕を閉じました。
修了された皆さま、本当に長い期間受講いただき、ありがとうございます。そしてお疲れさまでした。
これからも皆様とともに、市民のみなさんの権利を擁護する取り組み、誰も排除されないまちづくりへの取り組みを進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
口春サロンにお邪魔しました♪
7月26日(火)、今日は口春サロンにお邪魔し、口春のいいところについて教えていただきマインドマップにまとめていきました。毎週サロンが行われおり、お料理教室や体操、おしゃべりサロンなど様々な工夫がなされていること、総合病院があるので安心であること、土地が少し高い場所にあるため水害がないことなど、色々教えていただきました。
また、今日のサロンは鴨生地区にある軽食喫茶「さくらんぼ」で、花器づくり教室が行われており、行政区関係なくたくさんの方が参加されていました。身近にある物で可愛くお洒落な花器を作ることが出来、とても感動しました。次回は、空き缶を使った花器を作る予定になっているそうです。口春サロンのみなさん、今日はありがとうございました(^^)
嘉麻市社協災害ボランティアセンターからのお知らせ(H28.7.26)
嘉麻市社協災害ボランティアセンターからのお知らせ(H28.7.26)
【1】竹田ベースキャンプの閉所について
センターで紹介をさせていただいていました竹田ベースキャンプは、当初の予定どおり7月31日をもって、閉所することとなりました。
8月からは、南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター(南阿蘇村災害ボランティアセンター)でのボランティアの受け入れが九州圏内まで拡大されます。
地震発生から3ヶ月過ぎましたが、地震の被害に加え、水害が発生したため、みなさんのお力が必要です。ぜひ、災害ボランティア活動にご協力ください。
下記は、南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター情報より転載しています。
【休館日およびボランティア受入れの変更について】
①ボランティア受入れの変更について
竹田ベースキャンプの閉所に伴い、8月1日よりボランティアの受入れを九州圏内に変更致します。活動当日にボランティアセンターへ来ていただき、直接受付となります。翌日雨天の場合には、前日夕方以降に活動中止を決定する場合があります。その際にはFacebookまたはTwitterにて通知致しますのでご確認いただいた上でお越しいただければと思います。
②休館日について
8月1日より、毎週火曜日が休館日となります。加えて、8月は13日~15日はお休みです。ボランティア活動に係る手続き等(災害従事車両証明書およびボランティア活動証明書の発行など)もお早目にお願い致します。
センター運営日の電話対応の時間帯には変更ありません。午前8時半~午後5時までとなっております。
【2】福岡県内社協職員のみなさまへ
センター運営スタッフのご協力(お願い)
上記の事情により、8月におきましては、現在のスタッフでは対応できないことが予測されます。そこで、福岡県内の社協職員のみなさまの中で、スタッフとしてお手伝いできる方がおられましたら、ぜひ、ご連絡ください。
なお、本会の職員もこれまで同様お手伝いに伺う予定ですので、ぜひ一緒に熱心に活動されているボランティアさんを支えてください。
日にち 平成28年8月1日~31日の連続する3日間
①水~金曜日 ②土~月曜日
8時集合~17時30分頃(ミーティング終了まで)
※前泊も可能です。
※職務上、上記日程での調整が難しい方は別途連絡ください
場所 南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター(南阿蘇村災害ボランティアセンター)
熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字久石2705 南阿蘇村社会福祉協議会
問い合わせ 嘉麻市災害ボランティアセンター(木原)
E-mail tiiki@kama.syakyo.com
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ88日目
7月24日、今日は竹田ベースキャンプから45名の方が参加され、南阿蘇村ボランティアセンターの活動人数は計61名となりました。
今日はボランティアさんを送り出した後、長陽にある仮設住宅を訪問しました。立野、沢津野、長野地区など被害の大きかったお宅の方が多くいらっしゃいました。お困りごとやボランティアセンターに依頼したいことなどあれば、いつでもご相談くださいとお話させていただく中で、『他に何もいらない、ただ家に戻りたい』『何もやる気が起きない』『仮設を出なければならない二年後が既に気掛かり』と不安なお気持ちをお聞きしました。
衣食住は少しずつ整ってきていますが、被災された方のお気持ちに寄り添った支援がまだまだ必要です。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ87日目
7月23日、今日は竹田ベースキャンプより46名が参加され、南阿蘇ボランティアセンターの活動人数は計60名となりました。
受付、オリエンテーション、グルーピングを行い、ボランティアさんを送り出した後は、土砂撤去の依頼があった立野地区赤瀬にあるお宅を訪問しました。
地震のため緩んでいた地盤に雨が降り続き、山から滝のように土砂が流れてきたと言われていました。
数十センチも積もった土砂を38人のボランティアさんがスコップですくってはトラックへ運ぶを繰り返し、たくさんの土砂を取り除くことが出来ました。しかし、まだ多く残っているため翌日のニーズへと引き継ぎました。
※竹田ベースキャンプが7月末で終了するため、8月からボランティアさんの受け入れを熊本県内から九州圏内に拡大することが決まりました。
引き続き、ご協力宜しくお願いします!