8月10日、今日から新たなクールの職員2名が南阿蘇村生活復興支援センターで活動しています。
今日は4件のニーズに、延べ28名のボランティアさんが活動されました。
午後からは職員1名が地元社協職員の方とともに、今後ボランティアさんが活動する予定のお宅に伺いました。これまで何度かボランティアさんが活動され、少しずつ片づけがすすんでいるものの、まだボランティアさんの協力が必要な状況でした。
夏休みに入っているということもあってか、センターへは、今日一日で20件を超えるボランティア活動に関する問い合わせが寄せられました。しかし、今日訪問したお宅のように、協力が必要なニーズは90件近くあります。みなさまのご協力をよろしくお願いします。
センターには、大濠高校新聞部の生徒さんと顧問の先生が来られました。同校の生徒向けに、年に4回新聞を発行していて、前号では熊本市内で取材をしたそうです。しかし、それによって、被災された方に辛い記憶を思い起こさせてしまったのではないか、邪魔になったのではないかという気持ちが残ったそうです。今回の南阿蘇村への取材も、迷いや葛藤を抱えながら来られたそうです。センターのスタッフから南阿蘇村の現状などの話を聞く中で、「自分たちにできることを見つけることができました」と話されていました。
広報活動への取り組みの姿勢や何かしたいという強い思いを感じ、とても大きな刺激をいただきました。
カテゴリー: 地域係
地区別勉強会 8/5 稲築東
8月5日(金)午後1時30分から稲築地区公民館で、稲築東地区の協議体についての勉強会を開催しました。
初めに、これまでの勉強会の中で参加者のみなさんから出していただいた、稲築東地区の良いところを振り返りました。
そして、この良いところをまとめつつ、現状や課題についても語っていただき、その中で「もっとこんな資源があればいいな」と思うことを出し合いました。
稲築東地区は炭鉱で栄えていたところが多く、今もなお、それぞれの地域にスーパーや個人商店が残っていること、炭鉱の頃からの土地の管理なされず、うっそうとした雑木林が増えてきていることなど、やはり炭鉱という歴史が、現状や課題、そして良いところにもつながっていることを感じました。
また、以前あった「みんなで支えあって」といった雰囲気が年々減ってきていること、地域の清掃活動でも参加できない人が増えていること、みんなができることで協力するという地域にしていくには、やはり地域に愛着がもてるような取り組みも必要ではないかといった話も出ました。
この他、医療機関が多いこと、介護保険事業所が多いこと、嘉麻市唯一の駅があることなどの稲築東地区の特徴が次々と出され、まとめていきました。
次回の勉強会では、これらの社会資源を地図に落とし込んでいきたいと思います。
地区別勉強会8/5 碓井
8月5日(金)、今日は碓井地区公民館にて、第5回協議体についての勉強会を行い、本会職員を含めて、9名の方が参加されました。碓井地区の地域資源をまとめる事がテーマでしたが、まずは、前回の勉強会で出し合った地域にあるお店や祭りなどの伝統行事、良いところを振り返りました。
次に、みなさんが日頃から行っている活動について伺いました。子ども達の登下校の見守り活動、地域の草刈りや清掃活動、お祭りなどの地域で取り組んでいる活動が、さまざまな世代や地域にお住まいの方々の交流の場所になり、みなさん自身が社会資源となる人であることがわかりました。
その中から、地域の課題として、空き家が多いこと、ゴミ出しができない人がいること、福祉バスや市バスの時間が買い物の時間と合わないことなどの意見が出ました。お住まいの行政区でも社会資源や課題には差があり、今日お話を聞けなかった行政区にも、一緒に考えて頂ける方々に声をかけていきたいなと思いました。
地区別勉強会8/5 稲築西
8月5日(金)、今日は初めて各地区毎での勉強会を行いました。稲築西地区は9名の方が参加され、主に地域の中で実際に困っていることや課題についてグループワークを行いました。
里道(りどう)とよばれる市道でも私道でもない道の草刈りを担ってくれる組織がないため、困っている方のために出来ることはないか、またこんな社会資源があったら良いねと思うものを上げていただいたり、交通手段がなく買物に行けない方のために、移動販売などの資源を出し合い、まとめていきました。
その他にも、空き家の問題や県営、市営住宅が多い稲築地区ならではの路上駐車問題など地域にある色々な課題を教えていただき、貴重な時間となりました。
次回9月2日 13:30~15:30 夢サイトかほで行われる勉強会では、今日出し合った資源を地図にまとめていく予定です。
ぜひ、ご参加ください!
地区別勉強会8/5嘉穂
8月5日、今日は夢サイトかほで、第5回協議体についての勉強会地区会を行い、本会職員含め20名が参加しました。まず、これまでの勉強会で話し合ってきた嘉穂地区の歴史や自然、行事などのいいところを振り返り、その後は課題について深めていきました。ある行政区の方から、隣の空き家についてとても困っているという話があり、所有者がいない、あるいは連絡が全くとれない空き家について、どうしていくのかをみなさんと考えました。話を進めるなかで、他の行政区でもそういった問題があることが分かりました。この問題については、行政と行政区の方と一緒に話を進めていきたいと思います。他にも、山間部である嘉穂地区の買い物の交通手段についての課題や今後あったらいいなと思うサービス、民生委員さんの見守り活動の中で感じておられる課題などの話が出ました。
最後には、「よりよい嘉穂にしていきたいね」「住みやすい嘉穂をつくっていこうね」と話をされていて、みんなで嘉穂地区のことを考える協議体についても少しずつイメージできていることを感じました。
平成28年度第1回コミュニティワーカー研修会
8月3日、今日は、稲築住民センター2階会議室で、平成28年度第1回コミュニティワーカー研修会を開催し、4社協8名が参加しました。
まず自己紹介をし、それから新地域支援事業についての意見交換を行いました。それぞれの社協の進捗状況を報告し協議体の進め方や行っている勉強会についてお互いに質問し合いました。
その後、ICFの考え方を取り入れた事例検討会を行いました。健康状態、心身機能・身体構造、活動、参加、環境因子、個人因子は何なのかを一つひとつグループで話し合いました。それらを考えていく中で、本人の夢や目標、希望と何をどうつなげられるかということが少し見えてきて、プラス思考の支援や関わり方をみんなで共有することができました。
今後もこのICFの視点を取り入れていろんな相談を考えていきたいと思いました。
広報紙126号発行しました
今月の社協だよりえがおを8月1日に発行しました。
表紙は、「下臼井西いきいきサロン」と開設したばかりの「さわやかみやのサロン」のみなさんの笑顔です。
2ページ以降は、会長就任あいさつや理事・監事就任、協議体についての勉強会、ひきこもり相談員研修などを掲載しています。
定番コーナーのふるさとへの手紙や炭坑の記憶、今月の一冊もあります。
下記HPからダウンロードできますので、ぜひご一読ください。
http://kama.syakyo.com/kouhou.htm
南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター1日目
8月1日 今日から竹田ベースキャンプをつうじたボランティアさんの活動がなくなったことで、スタッフ全員が「どのくらいの方が来てくださるのか」という不安を持ちながら準備を始めました。当初の予定は2件の個人ニーズに22名を必要としていましたが、最終的には、3件の個人ニーズに12名が活動してくださり、1件のニーズを完了することができました。活動された方の中には、これまで竹田ベースキャンプ経由でこられていた方もおられ、引き続いて来てくださったことに感謝です。私は、昨日のローラー調査のデータ入力等を行なった後、ニーズ班のリーダーとともに、2軒のニーズ調査に出向きました。第九駐在区(旧久木野村)の方のニーズは倉庫の片づけでしたが、お話を伺うと今回の震災にともなうものではなかったため、お断りしました。中松一区(旧白水村)の方のニーズは、隣町に住民票をおいているが、村内の自宅が地震発生当時のままで、室内がめちゃくちゃな状態なので片づけたいというものでした。確かに、室内は割れたコップやガラス等が散乱し、大きな家具なども倒れて、地震の揺れの凄まじさを物語るものでした。こちらは写真を撮らせていただき、今後、ボランティアさんの力を借りて片づけ等ができるよう、準備をしていくこととなりました。午後からは、ローラー調査でお話を伺えた方の地図への落とし込みや、ニーズ確認などを行いました。また、午後3時過ぎには竹田ベースキャンプから大量の飲料水やタオル、製氷機等が届き、スタッフ等で倉庫に搬入しました。8月2日は南阿蘇災害ボランティアセンターはお休みですが、3日からは通常どおり活動します。また、立野サテライトは8月4日(木)、5日(土)、6日(日)、11日(木)に活動します。全体で90件を超える残ニーズがありますので、一人でも多くのボランティアさんのご協力をお願いします。