6月24日、今日の南阿蘇は朝からとても強い風が吹き、雨が降ったかと思えば、陽が差したりと、不安定な状態でした。
本会職員は、ニーズ班に入り、これまで活動して完了したお宅などを地図へ落とし込んでいく作業をしました。
また、午後からは新たに相談を寄せられた方を状況確認のために訪問しました。
一軒目の方は、石垣が崩れて、大きな石が道路に転がり、隣の方の通行の邪魔になっているため、他のところに移してほしいという相談でした。家は二階部分が瓦の重みでつぶれてしまい、孫、ひ孫さんと慌てて逃げ出されたそうです。今も雨が降り込む倉庫で生活をされていて、今晩の雨を心配されていました。
また、2軒目の方は、地震でできた家の裏の地割れが、先日の大雨によって、崩れ、床下に土砂が流入していました。
ようやく家の中の片付けの見通しがたちそうかなと思っていた矢先に起きて、避難していても雨でまた崩れるのではないか心配だと話されていました。
夕方からは激しい雨が降ったり、止んだりを繰り返していて、明日にかけても大雨が予想されています。
これ以上被害が拡大しないこと、天気が回復して、ボランティアの活動が再開できることを願っています。
カテゴリー: 地域係
第39回評議員会
今日は、稲築住民センター2階会議室で、第39回評議員会を開催しました。
以下の議案について、賛成多数で議決されました。
議案第75号 任期満了に伴う理事及び監事の選任について
平成28年度ひきこもり相談員研修
6月23日、今日は、「ひきこもる気持ちへの向き合い方」をテーマに、平成28年度ひきこもり相談員研修を行いました。
不登校やひきこもりの経験がある講師の三村吉郎さんから、自身の経験をもとに、ひきこもりに悩む当事者の気持ちや関わり方についてお話をしていただきました。
ひきこもる原因は人それぞれですが、理由として、家以外に自分の居場所を見付けることが出来ず、誰からも認めてもらえないと感じることにあるそうです。
ご家族は、何とか外に出て欲しい気持ちから「アルバイトしなさい」「学校に行きなさい」と言ってしまう方も多いようですが、それがプレッシャーとなってしまいます。
ひきこもっている方は、決して外に出たくないわけではないことを、周りの家族や支援者は理解し、ひきこもる気持ちに寄り添う支援が必要であると考えさせられました。
三村さんがひきこもらなくなったきっかけも、フリースペースで認め合える仲間との繋がりや、ひきこもりの自分を次第に受け入れてくれた家族の存在にあったそうです。
ご家族のお気持ちを考えると、難しい時もあるかもしれませんが「寄り添い・思いやり・見守り」を継続させていくことが重要だと教えていただきました。
今日の講演を受け、 周りから認めてもらえないと感じながら過ごす毎日は苦痛であり、「話が出来て当たり前」「社会性があって当たり前」といった社会に出るにはとても勇気が必要なことなのだと念頭に置き、ひきこもり支援に関わっていこうと思いました。
当社協でも毎週木曜フリースペースを行っています。
興味のある方は是非、お電話ください!
嘉麻市社会福祉協議会:0948-42-0751
担当:木原・眞杉
第三期市民後見人養成フォローアップ講座3日目
6月22日、今日は第三期市民後見人養成フォローアップ講座3日目を開催しました。
特別養護老人ホーム初花施設長の百枝孝泰さんから「自己実現、自己決定を尊重した支援について」というテーマでお話を伺いました。
市民後見人養成講座基礎編でも講師として来てくださった百枝さんは、最初に基礎編の振り返りを行い、成年後見制度ではできるだけ自分の人生は自分で生きていけるように、その人の自己決定を尊重した支援をとおして本人の最善の利益を目指すことが大切だという話がありました。
次に演習として3つの事例を基に、「自分だったらどうするか、後見人等としてどうするか」考え、次に近くの人と意見を交わしました。
まとめの部分では、自己決定は本人の特性や周りの環境が大きく影響すること、本人にあった選択肢を探していくためには本人自身や周りの環境をよく見ることが重要であること、また「もし自分だったら」と置き換えて考えることは必要なこともあるが、それだけでは自分の価値観を押し付けてしまう危険があること、何が正解かはわからないけれど、本人と一緒に悩みながら、省み乍ら支援していく姿勢が大切であることを学びました。
次回は6月29日に開催します。
かま福祉ネットワーク委員会役員会
6月21日、かま福祉ネットワーク委員会の役員さんと事務局が集まって、8月31日に予定しているネットワーク会議の打ち合わせを行いました。
限られた時間の中で、かま福祉ネットワーク委員会としての方向性や目標、実際に行う活動を明確にできるように、どのように進行したら良いのかを話し合いました。
まずは、地域にどのような課題があるのかを整理することにし、会議の前に、各法人が今までに受けた相談の中で解決できなかったケースを集め、個別ケースの中から地域の課題を整理することと、グループワークで事例検討する中で、制度の狭間にある課題や複合的な課題を整理することにしました。その上で、かま福祉ネットワーク委員会として出来ることをみなさんで考えます。
ネットワーク委員会が、地域の新たな支え手として活動していけるよう、市内の社会福祉法人が連携して取り組んでいきたいと思います。
福岡県における新地域支援勉強会
6月20日、午後1時30分から稲築住民センター2階会議室で、さわやか福祉財団主催の主催による『福岡県における新地域支援勉強会』が開催され、県内の市町村社協、行政の担当課、地域包括支援センターの職員など55名が参加されました。
今回は、初めにさわやか福祉財団の竹下さんから地域ケア会議と協議体の違いについて説明がありました。地域ケア個別会議、地域ケア推進会議、第1層協議体、第2層協議体のそれぞれの役割を抑え、連携していくことが必要であることを学びました。
その後、それぞれの市町村の進捗状況や今後の進めていくうえでの課題などを発表され、共有しました。
住民の方が主体的に参加し、その地域のニーズに即したサービスを作っていける協議体づくりを進めていくこと、そのためにもやはり、もう一度地域を見つめ、その状況や課題を多くの住民の方と共有していく活動を丁寧に行っていきたいと思います。
雨の降りかたにご注意ください
嘉麻市には、大雨警報が発令中で、叩きつけるような激しい雨が降っています。
午後10時5分土砂災害警戒情報が発表されました。
今後の雨の降りかたにご注意ください。
嘉麻市に大雨警報
嘉麻市に大雨警報が発令されました。
今夜遅くから明け方にかけて大雨が予想されていますので、お気をつけください。
また、嘉麻市のホームページには、避難準備の情報も掲載されています。
ひきこもり相談員研修
かまひきこもり相談支援センターからのご案内です。
フリースペースを開設して、もうすぐ2年になりますが、自宅から社会へというハードルはとても高く、なかなか一歩が踏み出せないと言う方は少なくありません。
そんな悩みを抱えている若者に向き合い、相談にのっていただける方が必要であると日々感じています。
そこで、下記のとおり、ひきこもり相談員研修を開催します。
講師の三村さんから、ひきこもりの経験や相談員としての活動で感じられていることを伺います。
関心のある方は是非ご参加ください。
日時 平成28年6月23日木曜日10時から11時30分
場所 稲築住民センター2階会議室
嘉麻市岩崎1143-3
講師 ひきこもり相談員 三村吉郎さん
テーマ「ひきこもる気持ちへの向き合い方」
問い合わせ
かまひきこもり相談支援センター
担当 木原
0948-42-0751
京築地区社協連絡協議会地域担当職員研修会
6月17日、今日は、行橋市総合福祉センターウィズゆくはしで開催された、京築地区社協職員連絡協議会地域担当職員研修会に出席しました。
本会事務局長の木山が、新しい地域支援事業について、『今、私たちがやらなければならないこと 〜自覚できているだろうか〜』というテーマで話をしました。
困りごとを抱えた方に寄り添って、解決に向けて悩み、苦しむことがソーシャルワーカーの基本であり、そのことを常に大切にしながら地域づくりをしていかなければならないこと、地域づくりの第一歩は『地域を知ること』で、地域の特性を把握しながら個人のニーズにも着目することが大切であることを学びました。嘉麻市社協が取り組んでいる、サロンや会合などでのマインドマップ作りについて、地域のいいところを出し合ってもらいながら、その地区のことを教えていただき、みんなで共有していることの紹介もありました。
このような地域アセスメントを進める中で、積極的に出会うことが大切であり、SOSを発信できずに困ったり悩んだりしている方と出会えるかどうかにかかっているという話があり、社協職員としての力量が問われることを感じました。
社協職員として、新しい地域支援事業をどう考えるか、地域づくりにどう取り組むのかということを京築地区のみなさんと共有することができました。