南阿蘇支援竹田ベースキャンプ54日目

6月20日も朝から激しい雨が降り、南阿蘇村でも避難指示や避難勧告が発令されました。避難所となっている久木野保健福祉センターにも、土砂災害等を心配し、避難されてきた方もおられました。                       連日の大雨により、今日もボランティアの受け入れは中止されたため、センター内での活動が中心となりました。担当したのは、ニーズ票に記入された内容が、ボランティアや他団体(よみがえりなど)での活動で完了(解決)したのかどうかを照合(ニーズ票と出力したPCデータとを)し、完了であれば住宅地図にニーズ番号を落とし込んでいくというものでした。これまで手が付けられていなかった作業なので、一日では終わることができませんでした。ただ、これまでニーズ班を担当したスタッフの方が苦労して地区ごとの住宅地図を作っていただいていたので、作業はスムーズに行うことができました。                     午後からは、日向市消防隊員の方たちが活動で使う土嚢づくりを(50個程度)手伝い、終了後は、午前中の作業を引き続いて行いました。

南阿蘇村の週間天気予報は、雨マークが続いているため、日曜日までボランティアの受け入れは行わないことになりました。

 

ひきこもり相談員研修

かまひきこもり相談支援センターからのご案内です。

フリースペースを開設して、もうすぐ2年になりますが、自宅から社会へというハードルはとても高く、なかなか一歩が踏み出せないと言う方は少なくありません。
そんな悩みを抱えている若者に向き合い、相談にのっていただける方が必要であると日々感じています。
そこで、下記のとおり、ひきこもり相談員研修を開催します。
講師の三村さんから、ひきこもりの経験や相談員としての活動で感じられていることを伺います。
関心のある方は是非ご参加ください。

日時 平成28年6月23日木曜日10時から11時30分
場所 稲築住民センター2階会議室
嘉麻市岩崎1143-3
講師 ひきこもり相談員 三村吉郎さん
テーマ「ひきこもる気持ちへの向き合い方」
問い合わせ
かまひきこもり相談支援センター
担当 木原
0948-42-0751

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ53日目

6月19日未明からの豪雨は、袴野、乙ヶ瀬、沢津野、黒川、立野などに避難勧告が発令されるほどの激しいものでした。   今日は終日の雨が予想されていたため、ボランティアの受け入れは、白水体育館であった南阿蘇村復興イベントの駐車場整備の7人だけでした。イベントには、西川きよし、坂田利夫、東野浩二さんなどが出演したそうです。             今日、私はニーズ班を担当しました。午前中は、昨日6月5日にローラー調査をさせていただい方のニーズ処理がされていないことがわかり、ホテルで避難生活をされ  その方を訪ねました。ニーズは、倒壊した牛舎に一部が埋まった草刈り機を取り出してほしいというものでした。結局甥っ子さんがトラクターを使って取り出してくれたそうで、草刈り機もプラグを交換したらうごいて、6月17日は草刈りをしたそうです。すぐ対応出来なかったことを謝罪しました。午後からは、ローラー調査で面談できた方の記録を見直し事後処理ができていないものや、連絡待ちのもの、完了となったのかどうかの確認作業をしました。

明日もセンターは雨のためボランティアの受け入れは中止ですので、上記の確認作業をします。

6月22日は今のところ曇りの予報となっています。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ52日目

6月18日、今日の南阿蘇村は午前中を中心にとても良い天気となりました。
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災害ボランティアセンターには、80名のボランティアさん(うち竹田ベースキャンプからは61名)が参加され、主に屋外でのがれきの撤去やブロック塀の解体、処分など18件の活動を行いました。
本会職員は主に資材班で、ボランティアさんへ必要な資機材を渡す役割を担いました。午後からは、ブロック塀の解体に必要なハンマーなどが足りない状況になり、沢津野地区の2件の活動場所に伺い、進捗状況を確認した上で、調整を行いました。
沢津野地区には、先日調査で困りごとを伺って回りました。そのときに訪問した方と偶然出会ったため、話を聞くと、すでにボランティアさんが来られて、片付いたことを大変喜ばれていました。別れ際には、また何か困った時はお願いするねと話されていました。
今日の活動の18件のうち、13件は完了し、5件は継続して活動することとなりました。
しかし、午後から時間が経つにつれて、雲が増え、夕方には少し雨が降りはじめました。予報でも雨となっていることから、明日の活動は中止となっています。

京築地区社協連絡協議会地域担当職員研修会

6月17日、今日は、行橋市総合福祉センターウィズゆくはしで開催された、京築地区社協職員連絡協議会地域担当職員研修会に出席しました。
本会事務局長の木山が、新しい地域支援事業について、『今、私たちがやらなければならないこと 〜自覚できているだろうか〜』というテーマで話をしました。
困りごとを抱えた方に寄り添って、解決に向けて悩み、苦しむことがソーシャルワーカーの基本であり、そのことを常に大切にしながら地域づくりをしていかなければならないこと、地域づくりの第一歩は『地域を知ること』で、地域の特性を把握しながら個人のニーズにも着目することが大切であることを学びました。嘉麻市社協が取り組んでいる、サロンや会合などでのマインドマップ作りについて、地域のいいところを出し合ってもらいながら、その地区のことを教えていただき、みんなで共有していることの紹介もありました。
このような地域アセスメントを進める中で、積極的に出会うことが大切であり、SOSを発信できずに困ったり悩んだりしている方と出会えるかどうかにかかっているという話があり、社協職員としての力量が問われることを感じました。
社協職員として、新しい地域支援事業をどう考えるか、地域づくりにどう取り組むのかということを京築地区のみなさんと共有することができました。
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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ51日目

6月17日、本会職員は、直方市社協、竹田市社協、豊後大野市社協、日向市消防職員の方々と1班2名ずつ4班に分かれて、黒川地区のニーズ調査に全世帯を回りました。

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黒川地区は、東海大学農学部のキャンパスや学生寮、アパートがたくさんあり、学生の方々が多く生活されていた地区です。しかし、発災により甚大な被害を受け、ほとんどの方が避難されている状況であるため、私たちの班が会って話をきくことができたのは、2名でした。お一人の方は、学生さん向けのアパートを経営されていたけれど、解体する予定であること、自宅の家財などを処分するための分別が厳しく、なかなか片付けが進まないと話をされていました。片付けを手伝うことができることを伝え、調整することとしました。
午後6時からは南阿蘇村復興支援団体情報共有会議の準備会が開催されました。行政や区長会、民生委員児童委員協議会など地元の関係機関や外部から支援に入っているNPO団体など20近くの団体が出席されました。がれきの撤去などの活動から生活支援に移行する時期に来ており、今後外部団体の活動は徐々に縮小し、地元の機関、団体の活動が主になってくることから、そこを意識した支援が必要であること。そのためにも今、関わっている機関や地元の団体が、情報や課題を共有していくことが大切であることなどの話があり、参加団体の活動状況等の報告がありました。
また、課題については、復興のためには農業や観光業への支援が必要であること。また黒川地区の学生アパートではまだ必要なものを家屋から取り出すことができておらず、取り出したとしても、保管する場所がないこと。梅雨に入り、集中豪雨が発生する危険性が高まるなかで、これ以上被害者を増やさないためにも、在宅の被災者の状況把握が必要ではないかなどたくさんの意見が出されました。
そして最後にはこの会議を定期的に行っていくことが確認されました。
明日は天気も良く、集積所が開いていることから、屋外の活動も行われる予定です。

上臼井サロンでマインドマップ♪

6月16日、今日は上臼井サロンにおじゃまし、マインドマップをつくりました。
まず上臼井には、庁舎や美術館、お店、学校、金融機関などたくさんの社会資源があることがわかりました。交通量の多い道路があり、西鉄バスと福祉バスが運行していますが、住民の方からは時間の利便が悪いということ、一人で暮らしている方は買い物が大変という声もあるとのことで、課題も少し見えてきました。最初はいいところがあるのかわからないと言われていた方も、みんなで話し合う中で、地域のことを改めて知る事ができたと話していました。
次回のサロンはカラオケ大会をするそうで、みなさんとても楽しみにされていました。
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上臼井のみなさん、今日はありがとうございました(*^^*)

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ50日目

6月16日、今日の南阿蘇は雨天のためボランティアさんの受け入れは中止となり、本会職員は5件のニーズ調査を行いました。
午後から伺った黒川地区には、倒壊した家屋や土砂が道を塞ぎ通行止めとなっている道路が多くあり、地区によって被害の違いを実感しました。
また、新たに相談を受けたお宅は、震災後の応急危険度判定で、危険と判定されたそうですが、日中はお宅で過ごしておられ、片付けを手伝ってほしいとの相談でした。週末に1級建築士さんが、ボランティアセンターに来られるため、診ていただいてから判断することになりました。ボランティアさんで対応できない場合は、きちんと専門の団体につなぐことを伝えると、とても安心されました。
日々行っている相談を聞く姿勢や対応のについて、改めて振り返る事ができました。
明日はゴミ集積所が休みのため、ボランティアさんの活動は室内ニーズの1件のみとなり、本会職員はローラー班で活動を予定しています。
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