障がい者支援セミナーin飯塚

今日は、嘉麻市うすい人権啓発センターあかつきで開催された第4回障がい者支援セミナーin飯塚に参加しました。
沖縄大学人文学部福祉文化学科准教授の島村聡さんの講義「障がい者の想いを聴く」を受け、その方が話された言葉そのままをニーズと捉えるのではなく、その背景に何があるのかという『想い』を聴くこと、何かがあるからその発言をされているのだという考え方が必要だということを学びました。そのために、本人の情報や気持ち、今の暮らし、抱えている課題、自分と環境の持つ強さ、望んでいる暮らし、段階的目標をまとめた「想いのマップ」を作る方法を教わりました。
午後から、ゲストで来てくださった当事者の方に、想いを引き出すための面接を、グループで一人5分ずつ行いました。グループのメンバーから見守られる中の面接は緊張しましたし、どこまで突っ込んで聞いていいのかという難しさも感じました。全員の面接が終わった後は、グループで想いのマップづくりに取りかかりました。足りない情報や想いをさらに詳しく聞きながら、どんな想いや望みがありそのために段階的な支援をどうしていくかを考えましたが、まとめる作業はとても難しかったです。
最後に発表をし、島村さんから講評を受け、まだ本人の想いを引き出せていないところや表現の仕方についてアドバイスを受けました。計画を作るためには十分なアセスメント、寄り添って考える力が大事だということを改めて感じた一日でした。
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明日は二日目で、計画作成や個別支援会議について理解を深めます。

研修最終日

今日は、平成27年度福岡県相談支援従事者初任者研修の最終日でした。
まず、モニタリングについての講義を受け、どのような視点で進めていくのかやシートへの記入についてを学びました。それから、昨日の事例の方のモニタリングシートを個人ワークで作り、様々な関係機関から情報を集めること、その要約、今後サービスをどうしていくのかについてを考えました。グループで難しかった点、理解が深まった点を話し合い、講師の方からコメントをいただいて学びを深めました。
午後からは、地域自立支援協議会の役割と活用についての講義を受けました。また、DVDを見て協議会について具体的なイメージを膨らまし、個別課題を地域の課題として考えるという視点について学びました。その後、各自提出した自分の課題の概要をグループ内で説明し、地域課題は何か、その解決策、アイディアは何かを話し合いました。インフォーマルなサービスや地域のつながりといった視点が大切だということを改めて感じた演習でした。
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五日間の研修が終わり、無事、修了証をいただきました。
これからもっと勉強していきたいです。

相談支援専門員従事者研修4日目

今日は、平成27年度福岡県相談支援専門員従事者研修4日目でした。
3日目の振り返りの講義を受け復習をした後は、講師の方から事例が提起され、どのようにアセスメントを進めていくか、実演を見て学びました。アセスメントの実演は二回目だったので、少しずつポイントをつかめてきました。
そして、グループで事例のニーズを整理し、計画案を作成しました。計画案作成は、課題を含めて3回目となるので、だんだんスムーズにできるようになっていることを感じました。また、同じグループの方の意見や経験されている方から教えていただけることが自分にとってとても勉強になります。
その後は、サービス担当者会議についての講義を受け、講師の方々による模擬担当者会議を見ました。一回目の模擬会議で気付いたこと、改善点をグループで話し合い、それから二回目の模擬会議を見ました。相談支援専門員としてどのように会議を進めなければならないか、どんな準備が必要なのかを学ぶことができました。また、ご本人を支えるためのチーム連携の大切さを改めて感じました。
研修は明日がいよいよ最後です。
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生活支援コーディネーター養成研修2日目

生活支援コーディネーター養成研修(2日目)

昨日に続いて、平成27年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(2日目)を受講しました。
午前中は、本会の木山事務局長から、地域アセスメントとは何なのか、どのような手法や効果があるのかの話を聞きました。
誰も排除されず、その人らしく生き生きとした生活を営むことができる地域づくりを目指すコミュニティソーシャルワーカーとして、大切な視点や考え方を学びました。
午後からは、北九州市社会福祉協議会の磯田さんから、北九州市の地域状況や地域支援コーディネーターの活動、活動を通して見えてきた課題や成果について話を聞きました。
その後、グループに分かれて事例検討を行いました。少ない情報の中から、ワーカーとしての想像力を膨らませ、様々な視点から解決策を導き出す手法を通して、課題を整理し解決策を考え、個別の課題を地域課題に転換する実践を学びました。
最後に、さわやか財団の阿部さんから、全国の市町村でどんなサービスが創出されているのかを聞き、身体の居場所ではなく心の居場所を作る事やリスクマネimageジメントに配慮する事などを学びました。
最後のグループワークでは、いろいろな要望が書かれたカードを選び、それを手伝ってくれる人を探す「助け助けられゲーム」を行いました。
2日間の研修を通して、地域支援コーディネーターとして、今から何をしていかなければならないのかを学ぶことができました。

精神障害者家族等支援者研修会

今日は平成27年度 精神障害者家族等支援者研修会に参加しました。
講演1では、南筑後保健福祉環境事務所 精神保健係長 木村みどりさんから「保健所における精神障害者の地域定着推進事業の取り組み〜長期入院者の地域移行・地域定着までの関わりについて〜」をテーマに地域移行支援と定着支援、精神障害者地域定着推進事業について説明があり、長期入院をされている方の地域移行、定着支援の過程では時間を惜しまず相手のペースに合わせることの大切さなどを学びました。
講演2では、医療法人牧和会 牧病院 在宅主任 佐々木香月さんから「筑紫地区自立支援協議会連携部会を基盤とした地域支援」をテーマに筑紫地区自立支援協議会連携部会や医療連携パス「私らしい暮らしの手帳」について話をされ、安心して自分の地域で生活するための家族や医療機関、福祉施設との連携が必要だということを学びました。
知らないことがたくさんあって、もっと色々な分野の勉強をし知識を広げなければならないと思いました。
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総合事業への理解を深める

生活支援コーディネーター養成研修(1日目)

北九州八幡西生涯学習センターで開催された、平成27年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(1日目)を受講しました。

まず初めに、福岡市社会福祉協議会の藤田さんから、生活支援コーディネーター及び協議体の目的や役割について、福岡市の取り組みを交えて話がありました。次に、直方市健康福祉課の宇野さんから、生活支援コーディネーターと協議体の活動理念や従来の制度での課題を踏まえた地域づくりのあり方についての話がありました。
次に、福岡福祉サービス協会の野口さんから、高齢者の身体機能や生活環境の変化により生じる生活ニーズへの対応方法についての話がありました。
最後に、さわやか財団の阿部さんから、先進地でどのようにして生活支援コーディネーターや協議体がつくられたのかを聞いた後、グループに分かれ、協議体に入ってほしいメンバーを考えました。
大人から子どもまで、誰もが地域で暮らせる支えあいのまちづくりについて深く学ぶことができました。
明日は、地域アセスメントの手法やサービス開発の方法など、より実践的なことを学びます。image

方言の魅力

先日、「炭鉱の記憶」の情報収集のために、碓井地区で、個人で資料室を造られている坂本さんのお宅を訪問しました。
いろいろ話を聞きながら、資料室の中を歩いていると、方言に関する張り紙を見つけました。
とても興味深かったので、ここで少しご紹介します。

 ・えずい→こわい  ・おらぶ→さけぶ、どなる  ・きびる→結ぶ  ・せからしい→うるさい ・そうつく→動き回る
 ・たまがる→おどろく   ・よこう→休む   ・へたばる→くたびれる  ・そこにき→そのあたり
 ・どける→除く   ・なんかかる→よりかかる

地域に出て、特に高齢な方とお話をしていると、このような方言がどんどん出てきます。中には同じ地域で暮らしてきた私もなかなか理解できないものもあります。取材のときなど、意図的にその方が使った方言を使って質問することで、少し理解できたり、会話がスムーズになるように感じることもあります。方言には不思議な魅力があるのだなと思います。
もっとその地域の方言やその語源などを勉強していきたいなと思います。

鴨生北町サロン

今日は、鴨生北町集会所で開かれたいきいきサロンにおじゃましました。
一緒に山田消防署の方2名からのお話を聞かせていただきました。
火災の原因の第1位が放火で特に年末が多くなること、住宅用火災警報器の設置を進めることが火災から身を守ることにつながることなどの話があり、緊急地震速報について緊急地震速報に関する説明もありました。。
また、消火器の使い方について説明を受けた後、実際に水の出る消火器を使用して訓練をしました。一般的な粉が出る消火器とは少し違いますが、操作方法は全く同じということで、参加者の皆さんは真剣に取り組まれていました。
実際の火災が起きた時に落ち着いて対処できるように、日頃からの心掛けや訓練が重要であることを改めて感じました。

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かま権利擁護センターのご案内

今年度4月から、高齢者や障がいを持った方の権利を擁護することを目的に、かま権利擁護センターを設立しています。次のような困りごとの相談に応じています。
①一人でいろいろなことを決めることに自信がない方からの相談
 ・訪問販売で、高価なものを何度も買ってしまう。どうしたらいいか。
 ・成年後見制度を利用するようにすすめられたが、どうしたらいいか分からない。
 ・もの忘れがあり、通帳やはんこをどこに置いたか分からなくなる。
 ・年金や手当、給料をもらうと、すぐに使ってしまい、残らなくて困っている。
②これからのことを今のうちに考えておきたい方からの相談
 ・将来のことを考えると不安になる。今からできることはないだろうか。
 ・自分にもしものことがあった時の財産をどうするか、きちんと決めておかないで大丈夫かな。
 ・社会の役に立つようなことをしてみたい。

このような困りごとがある場合、また困っている人を知っていらっしゃる方は、かま権利擁護センターにご相談ください。
センターの職員がご自宅を訪問して、どんなことにお困りなのか、お話を伺います。そして、その困りごとの解決に向けて一緒に考えます。お気軽に電話していただければと思います。

お問い合わせ先
かま権利擁護センター ☎0948-42-0751

事業所も冬支度

先日、嘉穂地区の方を訪問した時、「折り紙で作ったよ」と言って、プレゼントしてくださいました(*^_^*)日中一時支援事業の子ども達に見てほしいなと思い、今日、事業所に飾りました♪
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来月の24日にはクリスマス会も開催する予定ですので、スタッフと子ども達でも、冬らしい飾り付けを少しずつ進めています★