ミーティングでの一コマ

本会では毎朝ミーティングを行い日頃の相談について共有し、支援の方向性を考えています。今日は、本会の職員が社会福祉士の国家試験を受験したことを受け、日頃から仕事をしながらモチベーションを保ちつつ勉強する方法について整理しました。更生保護を例にあげて、更生保護とはそもそも何であるのか、どのような人・機関が関わっているのかなど自分が疑問に思うことやわからない事を、自分なりにまとめていく事が重要であることを学びました。勉強だけでなく、日頃でも「疑問に思う」ことを大切にして、自分なりに整理ができるようになりたいと思いました。

嘉麻市飯田第二老人クラブ飯田公園清掃活動

 飯田公園にて花植えや草取り活動が行われていると聞き、お邪魔しました。

嘉麻市飯田第二老人クラブ主催のもと、年に6回ほど活動されており、約30年間も続いているそうです。飯田公園は敷地内が広く夏には地蔵祭りなど行事が開催されたり、桜が咲いて人が訪れたりすることから、地元の人たちがいつまでもきれいのままにしておきたいとの思いが今日までの活動につながっています。
 話を伺うと、清掃活動をすることで子どもが安全で遊べる場になったり、以前は空き缶が捨ててあったこともあったけど今はそれもなく、この活動の影響かなと誇らしげに話してくれました。また、この活動を通じて、健康維持や人とのコミュニケーションをとれるから、外に出るのが楽しくなったそうです。
 会長の坂田庄八郎さんは、公園が地域にとって人と人を繋ぐ場になっていることが嬉しいです。今後の目標として会員を増やして、地域交流がもっと盛んになっていけばいいと思いますと、力強く話されました。

在宅介護者の集い「こころ」定例会 平成31年3月

 3月7日(木)、山田ふれあいハウスにて在宅介護者の集い「こころ」を開催し、6名が参加しました。
 はじめに、今年度の振り返りをした後に来年度に向けて話し合いました。今年度は嘉麻市にある社会資源を紹介したり、身体的な負担を少なくする介護の仕方や新しいケア技術について資料を元に説明しました。参加者より、来年度は今まで学んだことをより深めていくため、介護関係のDVDとか映像をみんなで見る、精神的な負担を減らすような法則について学びたいなどの意見がありました。また、地域にいる在宅介護者ともっとつながっていくために、チラシを作って配布したり、民生員とか居宅介護支援センターなど関係機関と連携したらどうかとの声もありましたので、参考にしていきたいと思います。
 次回の定例会は、4月11日(木)13:00から稲築住民センターで行います。ぜひご参加ください。

言葉の力

先日出会ったAさんは、自分の考えた「ことば」を地域のみなさんに伝える活動をしているそうです。講義でも話していることばを、いくつか教えてもらいましたので紹介します。

言葉には物凄い力がある事を知らない人も居る
人と人との縁を切らせたり
時には人を死に追いやったりする事もある
しかし、強い力を発揮して
人と人とをしっかり信頼のヒモで
結び付けてくれるような事が
ある事を知らなければならない。

Aさんは、ある人から嫌なことを言われたことをきっかけに、心に傷を残して、人間不信に陥ってしまったと話されていました。
自分が身をもって体験したからこそ、言葉がどれだけ大切なものなのかということを、みなさんにも知ってもらいたいと活動しているのかなと感じました。
Aさんからことばを教えてもらい、自分の言葉や行動を振り返るきっかけにもなりました。

相談から学ぶ

相談を受けているAさんの金銭管理をする中で、介護保険料の滞納をどのように支払っていくのか検討していました。以前同様のケースにかかわった際、未納が2年を超えた場合には時効となり、2年を超えた分は追納ができなくなることや介護保険サービスを利用する際には、滞納期間に応じて償還払いや自己負担割合が3割負担に引き上げられることを知っていました。今回、社協内でスーパーバイズを受ける中で、時効で発生する不利益について指摘され、もう一度保険者に確認してみると、給付制限について正しく理解できていなかったことが分かりました。
相談を受ける中で、自分自身が知らなかったことを調べたり学んだりすることで、新たに相談に来た方の力になれると実感できました。

広報紙えがお157号を発行しました

3月1日、広報紙えがお157号を発行しました。
今回の表紙は、おしゃべりサロンで、鬼をモチーフにしたくす玉を作成したときのものです。中には、たくさんのお菓子が詰められています。
その他、下記のような内容を掲載していますので是非ご覧ください(^-^)
嘉麻市社会福祉協議会ホームページからもご覧になれます♪♪
http://kama.syakyo.com/kouhou.htm

EPSON MFP image

表紙・・・おしゃべりサロンを開催しました くす玉作り
p2・・・寄稿 障がい者の権利擁護について考える
p3・・・地域貢献活動について考える、声かけ訪問活動を続けて
p4・・・今月のえがお、今月のブログ、社会福祉士の国家試験を終えて
p5・・・2019年度 協議体の開催日時及び会場
p6・・・かまボランティア・市民活動センター情報、ボランティア募集情報
p7・・・ 今月の一冊、炭鉱の記憶
p8・・・山田ふれあいハウスからのお知らせ、4月・5月の総合相談、成年後見Q&A、指定葬祭場紹介
p9・・・香典返し・寄付、会員会費お礼、社協だよりクイズ
p10・・・ふるさとへの手紙、2019年度から発行回数を年4回に…、編集後記

※2019年度からは発行回数が年4回(5月・8月・11月・2月)となります。

平成30年度 福岡県日常生活自立支援事業関係職員研修会

3月25日、平成30年度福岡県日常生活自立支援事業関係職員研修会に参加しました。長崎県大村市社会福祉協議会事務局次長の山下浩司さんから、初期相談受付とアセスメントの方法について学びました。日常生活自立支援事業は、金銭管理をするサービスではなく、本人に寄り添いながら本人が望む生活ができるように、福祉サービスの利用を支援する事であり、金銭管理は優先ではない。権利侵害を可視化したり、失敗する経験も大切にしながら、どうするかを一緒に考えることが大切だと学びました。
午後からは、2つの事例演習を行いました。事例発表を聞いた後一問一答を繰り返しながら、本人のイメージ像を深めました。ベースにある障害や病気の特性を理解したうえで支援していくことや先入観にとらわれず、時には時間をかけ本人の判断力や理解力を探ることなど、事例を通して様々な気づきがありました。
自分が専門員だったら、どう課題を設定し、どのようなアプローチ手法を使って目標に近づいていくのか、想像しながら学ぶことができました。

2018年度貧困問題・生活困窮者支援ソーシャルワーク全国実践フォーラム

2月23日、日本社会福祉士会が主催する2018年度貧困問題・生活困窮者支援ソーシャルワーク全国実践フォーラムに、職員2名で参加しました。
午前中は、生存権保障を支える~ソーシャルワーカーだからこそできること~をテーマに、明治学院大学の新保美香さんが話されました。ケースワーカーとしての経験を交えながら、貧困の捉え方や社会的孤立、地域福祉、生活困窮者自立支援制度の相談支援員に求められる倫理や基本姿勢、ソーシャルワーカーに求められていることを学びました。
午後からは、生存権保障の現場の今~当事者とソーシャルワーカーを支える視点を考える~をテーマに、ホームレス支援に携わる宮澤進さん(独立型社会福祉事務所NPOほっとポット)、豊島区くらし・仕事相談支援センターの主任相談支援員小林聖子さん、性的マイノリティに関するソーシャルワーク教育を実践されている沖縄大学の加藤慶さんから、日頃の活動について話を聞いた後、それぞれの分野からソーシャルワークをどうとらえ、実践しているのかを学びました。
改めて、相談を受ける者としての責任の重さを感じるとともに社会福祉士の倫理綱領の大切さを痛感しました。

嘉麻市認知症家族の集い こころ音の会2月

2月23日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、5名が参加しました。
本日はホームヘルパーの方も来られて、映像を見ながら認知症の方との接し方や介護の方法について勉強しました。
まず、相手の視界に入って存在を気づいてもらうことが大切だそうです。そこから、優しく話しかけ、愛情を持って穏やかに接し、つかむのではなく包み込むようにして体に触れながら介護をしていくことで認知症の方はストレスを感じずに介護者を受け入れてくれると、教わりました。
参加者より、「現場でも急に入ったために相手を驚かせて、その後の介護が難しくなったことがありました。」「こちらの気持ちは相手には伝わっていると思います。尊敬の気持ちが大切ですね。勉強になりました」と、感想を述べられました。
最後に互いに気になっている本なども紹介し合い、今後も他業種を交えながら認知症や介護について勉強していくことにしました。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今か抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話ししてみませんか。

次回の日時は以下の通りです。
日時:3月23日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス

子ども駅伝

2月17日、山田生涯学習館前で子ども駅伝が開催され、市外からたくさんの陸上クラブチームが集結しました。市内からは野球チームやバスケットチームの子ども達が参加していました。
運営スタッフの中には、行政区長さんをはじめ、協議体に参加されている地域の方々がたくさんいらっしゃいました。
普段は車が通る道を、子ども達がタスキをつなぎ走る姿に、沿道からは大きな声援が送られました。