平成30年度福岡県生活支援コーディネータ―初任者研修

5月29日、福岡県吉塚合同庁舎で福岡県生活支援コーディネータ―初任者研修が開催され、職員3人で参加しました。
最初に、福岡県保健医療介護部高齢者地域包括ケア推進課の方から「県内の状況と今後の方針」について説明があり、県内で生活支援体制整備事業実施状況として第1層が39協議体、第2層が12協議体あることの話がありました。
次に、福岡市社会福祉協議会の藤田さんから「生活支援コーディネーター及び協議体とは」、公益財団法人さわやか福祉財団の阿部さんから「」生活支援コーディネーターと協議体に期待される機能と役割」について話がありました。
午後からはグループに別れて本会木山事務長から「生活支援コーディネータ―が行うアセスメントと支援の視点及び地域アセスメントの手法について」、公益財団法人さわやか福祉財団の阿部さんから、「サービス開発の方法」について話があり、最後に「サービスの開発って難しい」をテーマにグループワークを行いました。「サービスっていう言葉が分かりにくい」「困っていることを地域であげようとしてもなかなか出てこない」「あったらいいなぁー」「いいところを探す」などの意見が出ました。
1日という短時間の研修でしたが、中身の濃い研修となりました。県内や広島県の他の市町村の方々と話し合い、また事例を聞くことで、協議体や地域づくりの視点を学ぶことができました。今日習ったことをしっかり整理して、来月からの協議体にいかしていきたいと思います。

ひよこが生まれました

千手の方のお家を伺った際に、たくさんの鶏を飼われていました。お話を聞いたところ、熊本まで鶏を飼いに行かれているそうです。いまは、鶏の卵をご自身で作られたふ化装置でふ化させていました。また、鶏が温めているところをみさせていただきました。


「昨日生まれたよ」「温度調節が難しいんだよ」ととてもうれしそうに話していただきました。
ひよこはとっても可愛くて「ぴーぴー」と元気に鳴いていました。

こころ音(ね)の会 平成30年5月

5月26日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、3名が参加されました。
参加した方から、「最近被害妄想が強くなっており、対応に困る。言い合いになることもあり、どうすればいいか悩んでいる」と相談がありました。認知症の方は元々こだわりがあると更に強くなり、それを否定すると、気分が落ち込むのと同時に自分自身が否定されたと思い込み、被害妄想が出ることがある。同じこと言っても穏やかに接っすることで、聞いてくれる人がいる。と思ってもらえることが大事。心が平穏になれば、静まるかもしれないと、同じ経験や悩みがあるからこその意見がでました。
介護は終わりが見えず長期戦になりがちです。不安や悩みを抱えている方同士で、ご自身の思いを話してみませんか。事前申し込みは必要ありません。お気軽にご参加ください。

次回日時:6月23日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス

折り紙

 先日、地域支え合い事業の相談でAさんのお宅を訪問したときに、折り紙で作ったうさぎや鶴などを見せてもらいました。400枚程の折り紙を積み重ねて1つの作品が完成します。

 普段は自宅にいることが多いため、指先の運動になればと、たくさんの作品を作っているそうです。「デイサービスの人に、次はドラえもんを作ってって言われてるんよ」と嬉しそうに話されました。

下臼井東西部サロン

 5月25日(金)、下臼井東公民館にて行われた下臼井東西部サロンにおじゃましました。午前中は、食材は参加者が持ち寄った食材で調理をされていました。参加者それぞれが、畑で作った野菜を持ち寄り、集まった食材をみて今日の献立を決めます。何を作ろうか考える段階から楽しいよと話されました。調理中もおしゃべりをしながら、みなさんで協力し合い、楽しそうな雰囲気が伝わります。


 午後からは2年前に実施した地域アセスメントを見ながら、下臼井東地区について教えてもらいました。8軒程度の隣近所で管理するお稲荷さんや行政区内の神宮の掃除をしたり、老人会を通じてのつながりがあることや小学校入学前の子どもが増えていることなどが分かりました。悩みは、働く場が少なく若者が県外に出ていく事や昔と比べると川などの自然が汚れているそうです。短い時間でしたが、たくさんのことを教えてもらいました。

気兼ねなく集まれる場所

協議体やサロンなどに参加した方に、地域の行事や集まりの場について尋ねると、井戸端会議や茶話会のような集まりが、たくさんあることが分かりました。気の合う仲間が自然と集まり、お茶を飲んだりおしゃべりしたり、楽しく過ごされています。
気軽に集まれる居場所が、地域に広まったらいいなと思い、取材させてもらってます。随時、ブログや広報紙で紹介していきたいと考えていますので、集まりの場をご存知な方は、ぜひご紹介ください。

気になる一冊

本会の広報紙えがおには、今月の一冊というコーナーがあります。広報紙に携わるようになってからは、どんな本を読もうかと意識するようになり、新聞の記事だけではなく広告欄にも目を通すようになりました。ついつい、福祉をテーマにした本を選びがちですが、最近は子育てや趣味、終活など、自分が生きていくうえで「気になるな」「知りたいな」と思う本を読むことが増えました。
今日も、面白そうな本を見つけたので、ぜひ読んでみたいと思います。

中学校体育会

今日は、市内の中学校で体育会が開催されました。
数日前までの天気予報では降水確率が高く、延期になるかもと心配しましたが、晴天に恵まれ、カラッとした風が吹き、気持ちのいい一日になりました。
児童委員や民生委員さん、毎朝通学路で子どもたちの安全を見守る地域の方々などが来賓として呼ばれ、声援を送りました。
小学校入学から見守っている方は、子どもたちの頑張りに、「体だけでなく心も成長し、立派な上級生になったね」と嬉しい言葉をかけられました。「いつも、ありがとうございます」と、元気な声で答える頼もしい中学生の姿を見ることができました。

尾浦第一サロンで

 5月16日(水)、尾浦第一集会所で行われたいきいきサロンにおじゃましました。
 2年前に実施した地域アセスメントを見ながら、更に詳細な情報を集め、変わったことや解決したことを整理していきました。
 経営者は変わったが、鮮魚や生花を売る商店があったり、送迎時に銀行やお店に寄ってくれる病院があったり、空き家や気になる人の情報を出し合ったり、思い出話をしたり、楽しみながら自分たちの地域のことを話し合いました。

 参加者の中に94歳の方がおられ、樋口炭鉱が栄えていた頃の話をしてくれました。70歳代の方がご存じないこともたくさんわかり、驚きの声が上がりました。後日、炭鉱の記憶の取材に伺う約束ができたので、とても楽しみです。