本会の社協だより「えがおNo.148]今月の一冊で紹介した「買物難民~もうひとつの高齢者問題」を紹介します。
この本は、日本の高齢化率が20%を超えた直後の2008年に、高齢者の買い物の実情を「買物難民」という言葉で表現し書かれた一冊です。私は、入職してすぐに、中学校区ごとの協議体に参加しました。その中で、高齢者の買い物について考える機会があり、一人暮らしをしている私の祖母も、このような問題に直面していることから、もっと深く学びたいと感じ、この本を手に取りました。
私の祖母は車を持たないため、両親や私の車に乗り、買い物に行っています。家族が忙しいときには生協や鮮魚9の移動販売を利用しており、とてもありがたいと話していました。しかし、週に利用できる日は限られて、移動販売自体も減っているのが現状です。
近年、大型店舗やスーパマーケット、コンビニエンスストアは増え続け、昔ながらの商店は減る一方です。小売業界の勢力図の変化や利便性を求める消費者側の事情もありますが、店先で顔を合わせ、話しながら買い物をするよ生文化が減ってしまうことは、とても寂しく思います。
この本には、高齢者にとって買物は、栄養摂取や健康管理につながり、生きることそのものである。買い物ができない環境は生きがいをなくすことになりかねないと書かれています。
嘉麻市でも、買い物に困っている人たちを支える仕組みづくりを考えていきたいです。
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小野谷でゆたか保育園児との交流
6月7日(木)、太宰府市にあるゆたか保育園から、58名の園児が来て、小野谷行政区のみなさんとの交流を楽しみました。

午前中は芋を植えました。「虫がこわーい」と言う子やもみ殻で遊ぶ子など、反応は様々でしたが、地域の方々の話を一生懸命聞きながら植えました。
その後、小野谷公民館に移動し、女性陣が朝早くから用意したおにぎりと豚汁をたくさん頂きました。午後からは、田植えと餅つきをすることにしているそうです。
この交流は5年程続いており、てきぱきと役割分担しながらスムーズに作業されていました。
その他にも、農事組合法人でお米やユリなど色々作っていることを教えてもらいました。
ほたる同好会
先日、熊ケ畑で出会った山田中学校ほたる同好会にお邪魔し、ほたるについて教えてもらいました。
雌は、雄に比べて一回り大きく、お尻にある2本の線のうち1本はオレンジ色です。ほたるを繁殖させて来年の2月に山田川に放流するそうです。

みやのさわやかサロン
6月5日(火曜日)、お昼からみやのさわやかサロンに参加しました。みやのさわやかサロンは毎月第1、第3火曜日に、上、宮吉、小野谷、桑野の4つの地域から15名程の方が参加されていました。
午前中は脳トレーニングをして、食事後は2チームに分かれて手作りお手玉を使って縄投げゲームを楽しまれました。その後、平成28年に作成したマインドマップを参考にしながら、4つの地域の良いところを付箋に書いてもらい、模造紙に貼っていきました。「お宮もお寺もあるよ」「ホタルも出るよ」「紫陽花がきれいだよ」「いのししやシカが出て、シカの鳴く声が聞こえるよ」などたくさん教えてもらい、地域の繋がりの深さを肌で感じることができました。
今日、作ったマインドマップは9月10日に旧宮野小学校で開催される「嘉穂ますます会」でも、みなさんに見てもらい、共有できたらと考えています。
6月の総合相談
今日は、6月の総合相談をご案内します。
●法律相談(予約が必要です。先着順となりっていますのでお早めにお申し込みください)
6月7日(木)13時~16時 山田ふれあいハウス
●心配ごと相談(会場は、いずれも稲築住民センターです)
6月13日(水)13時~15時
6月27日(水)13時~15時
キックベースボール
6月1日(金)、旧宮野小学校のグランドで行われた子ども会のキックベースボールの練習にお邪魔しました。
今月には大会が行われるそうで、みんなで声を掛け合いながら、ボールを蹴ったり、走る姿を見て、こちらが元気をもらえました( ◠‿◠ )

広報紙えがお148号を発行しました
6月1日、広報紙えがお148号を発行しました。
嘉麻市社会福祉協議会ホームページからもご覧になれます(^-^)
http://kama.syakyo.com/kouhou.htm
表紙は、中益サロンで行われた新聞紙をの様子です。その他、下記のような内容を掲載していますので是非ご覧ください♪♪
表紙・・・中益サロン~新聞紙でコサージュづくり~
p2・・・稲築社会福祉センター体操教室、漆生東行政区「皆唱会」
p3・・・在宅介護者の集いリフレッシュ事業のご案内、コラム交差点子どもの安全を守る、今月のえがお
p4・・・協議体「嘉穂ますます会」、平成30年度かま福祉ネットワーク委員会
p5・・・今月のブログ(辻中篭行政区獅子舞、カーブーツ嘉麻に行ってきました)、ご案内
p6・・・かまボランティア・市民活動センター情報、ボランティア募集
p7・・・ 今月の一冊、炭鉱の記憶
p8・・・成年後見制度Q&A、7月の総合相談、山田ふれあいハウスからのお知らせ、指定葬祭場紹介
p9・・・香典返し・寄付、会員会費お礼
p10・・・ふるさとへの手紙、社協だよりクイズ、編集後記
話せたらいいな
先日、外国の方からの相談を受けました。日本に来て間もないAさんは、言葉も分からない知らない土地での生活に孤独感を感じ、ふさぎ込みがちで、さみしい思いをされているようです。
Aさんの国の言葉も世界共通語と言われる英語も話せない私は、いろいろな人に助けてもらいながら、Aさんと同じ国の方につながることができました。
明日は、電話でしか話したことのないAさんと、初めてお会いします。自己紹介くらい、Aさんの母国語でできたらいいなと思い、本を買ってみました。早速開いてみると、アルファベットの上に不思議なマークがついた文字がたくさん並んで、聞きなれない音を出す発音が続きます。簡単にはいかないものです…
せっかく繋がったご縁です。Aさんの国のことをたくさん知っていけたらいいなと思っています。
下臼井西のアセスメント
今日は、うすい人権啓発センターあかつきで開催された料理教室にお邪魔して、みなさんから下臼井西行政区について教えてもらいました。
昔行われていた組対抗の運動会やおくんちなど、地域の行事は減っているが、リサイクル活動や子供会、老人クラブなどを通したつながりがあることやあかつきでは毎週勉強会が開かれていること、10月には碓井中学校にうどんやそば作りを教えに行っていること、3月の県立高校の受験前に運そばを提供していることなど、たくさんの活動が行われています。
困っている人がいれば民生委員さんやあかつきに連絡すれば、相談に応じてくれるなど、困ったときの相談ルートが確立されているそうです。気になることは、高齢化が進んでおり若い人が組に入らくなってきているなど、他の校区と共通の課題があることが分かりました。
「下臼井西は人と人とのつながりがあり、施設もそろっているから住みやすいところだよ。ここにいて良かったと思っている。」と話され、住みやすく感じている方がたくさんおられました。


