今月のあっとふるやまだは、昨年の西日本豪雨で土砂崩れが発生した道路のある三菱第一行政区で開催しました。
以前開催したミニ協議体後に移動販売をスタートしたことから、開催前と後でどんな風に地域が変わったのかを教えてもらいました。
買い物に困っている人はいますが、大勢というわけではなく、またお店側も準備の手間や売上の問題があり、順調とは言えません。
移動販売だけで全てが解決するわけではないことが明らかになったので、次の手立てを考えていきたいと思います。
移動販売をきっかけに、久しぶりに会った方々がおしゃべりを楽しんだり、声をかけあったりといった場面があったことから、居場所作りについても模索中だとの話も聞きました。
さらには、認知症のAさんを見守る体制や支えあいの仕組みづくりについても共有しました。
月: 2019年6月
ご注意ください
6月29日、強い風が吹き、雨も激しく降っています。福岡県には土砂災害や竜巻が発生する恐れがあるそうです。
今後は、注意報から警報に切り替わる可能性も十分にあります。情報をしっかり確認して早めの避難を心がけて下さい。
嘉麻市認知症家族の会 こころ音の会6月
先日の認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」には、3名が参加されました。
参加されたAさんが、「奥さんの通院で病院に行った際にもらったよ」と認知症の方の気持ちがどのようなものなのかが書かれた漫画冊子を持ってきてくださり、参加者のみなさんで共有をしました。Aさんは、「漫画を読んでいる内に、奥さんがどのような気持ちで生活をしているのかが少しわかった気がする」と話されました。認知症の方の気持ちを全て理解することは難しいかもしれませんが、今後もみなさんで認知症の方に寄り添った支援の方法を考えて共有していけたらと思います。
嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今か抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話ししてみませんか。
次回の日時は以下の通りです。
日時:7月27日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス
福祉募金を頂きました
6月26日、直方市中央公民館にて開催された遠賀川地域労働者福祉協議会第24回定期総会において、福祉募金の目録贈呈を受けました。
この福祉募金は、労福協が、毎年福祉施設等に贈呈する募金で、今年度は本会が頂けることになりました。
村上会長に代わり目録の贈呈を受けた渡辺次長は、「この貴重な浄財を、市民に有効に還元するために、本会が365日実施している配食サービスの冷凍冷蔵庫が15年以上経過しているため、その買い替え費用に使わせて頂きます」と、感謝の意を伝えました。
令和元年度 福岡県日常生活自立支援事業 専門員研修会
6月25日、春日市クローバープラザで開催された、福岡県日常生活自立支援事業専門員研修会に参加しました。
ルーテル学院大学 総合人間学部 教授 福島喜代子さんから「判断能力が十分でない利用者に対する”本人の意思を尊重した支援”の在り方」について話を聞きました。日常生活自立支援事業とは、日常的金銭管理が主たるサービスではなく、福祉サービス等利用支援が主たるサービスであることを確認した上で、支援のポイントを共有しました。専門員の役割=「判断の手伝い」をするとき、もし、本人の言動の結果、生活状況が好転しなくても、失敗体験に付き合いながら、本人に寄り添うことが大事であると学びました。
午後からは、2つの事例をもとに演習を行いました。意見交換をする中で、自分では気づかなかった視点やものの考え方に気づくことができました。また、インフォーマルな社会資源が、長く地域で安定した生活をする上で欠かせないものであるということ、本人の理解を深めるとともに、誰に寄り添っているのかという立ち位置をしっかり把握することが重要だと学びました。
誰かのために
今日は、Aさんと一緒にお一人暮らしの高齢者Bさん宅に、草取りと雨どいの掃除に伺いました。
Bさんは、数年前からご主人が入院され、裏の斜面から伸びた草を切ることができず、枯れ草が雨どいに詰まり、雨が降るたびに不安を抱えていらっしゃいました。
Aさんは、最近まで体調を崩され、不安な日々を送っていらっしゃいましたが、体調の回復とともに誰かの役に立つ活動がしたいと考え、支えあい事業の協力会員に登録されました。
活動後にBさんの「梅雨入り前に間に合ってよかった。ありがとう」という言葉に、Aさんはとても嬉しそうにされていました。
なつきちゃんひがし③
6月21日(金)、枝坂公民館にて2019年度第三回協議体「なつきちゃんひがし」を開催し、12名が参加しました。
5年後、10年後を想像してみて、何に困ると思うか尋ねたところ、免許証返納後の移動手段や買い物について心配という意見が多くあがりました。その中でも、買い物については、荷物を運ぶ問題などがあるため、買い物をサポートする仕組みができたらいいねとの意見がありました。
そのためにも、「まずは隣組内で、顔の見える関係づくりを進めて、お互いに助け合える関係がつくっていけたらいいね」との声があがりました。
次回は、7月18日(木)、10時より平第一公民館(下平公民館)で開催します。ぜひご参加ください。
嘉麻い隊うすい③
6月21日(金)、昭嘉公民館で碓井中学校区の協議体を開催し、12名が参加しました。
1月に開催したアンケート調査の結果を振り返りながら、みなさんで意見交換を行いました。自分たちにできることを考え、支えあいの仕組みづくりを話し合うも、相談窓口や必要な支援の見立て、活動現場の確認や集金など、誰かが担うにはハードルが高く、地域で仕組みの全てを担うことが難しいと感じていらっしゃることが分かりました。
また、昭嘉行政区では、自主防災組織を作っていくために組長会を開催しますが、仕組みづくりにとどまらず、声かけや見守り活動の必要性などについても話し合っていく予定だそうです。
なつきちゃんにし③
6月20日、漆生中央公民館で第3回協議体「なつきちゃんにし」を開催し、13名が参加しました。
今回初めて参加された方が7名いらっしゃったため、はじめに協議体の目的を振り返りました。また、現在は、見守りのしくみづくりについて話を進めていることを説明し、意見交換を行いました。
70代、80代の一人暮らしの参加者からは、「元気にしていますか?」と月に一度でもいいので、声をかけてもらいたいとの意見が出されました。
そこで、誰が呼びかけ訪問活動を行うかをみなさんと考えましたが、自分が訪問するとなると、普段関わりのない人の家に自分が行ってもいいのだろうか、トラブルにならないかと一歩が踏み出せない状況でした。
サロンなど人が集まる場所で呼びかけ、訪問希望者の名簿を作成するという案も出されたため、次回の協議体では、しくみづくりのための具体的な流れを共有することにしました。
次回は、7 月18日(木)13時30分~漆生東公民館で開催します。ぜひご参加ください。