市民後見人養成講座 2日目

6月27日、第5期嘉麻市市民後見人講座(基礎編)2日目を開催しました。

弁護士の松尾朋さんから、「成年後見制度の基本的な理解」「法定後見制度と任意後見制度」をテーマにお話いただきました。
1コマ目は成年後見制度の目的や基本的理念、おおまかな流れや法定後見制度と任意後見制度ついてなど基本的な部分を教わりました。後見制度の3類型(成年後見、保佐、補助)については、グラフをもとに対象者やそれぞれがもつ権利や支援の範囲についてわかりやすく話していただきました。

2コマ目は、事例をもとに成年後見開始の審判が確定した後に成年被後見人が行った法律行為は取り消すことができることや、成年後見制度において申立権者が見つからない場合は市町村長が申立て権限を有することなど詳しい内容を学びました。
また、審判申立にかかる費用は申立人の負担になることや候補者については専門職か否かを問わないこと、法人か私人かを問わないことなどついても教えていただき、成年後見制度についての知識を深めることができました。

下臼井東西部サロン

6月23日(金)、下臼井東西部サロンにおじゃましました。毎月第2・第4金曜日に集い、午前中に買い出しと調理、午後にお食事会とおしゃべり会と行っているとのことで、午前中の調理の時間帯におじゃましました。
食材のおいしい匂いが料理場を包んでおり、みなさん真剣な眼差しで料理していました。93歳の方もメンバーに入っておられ、毎回20名近くの参加があるそうです。

今日のメニューは、お吸い物、酢の物、お煮しめです。お煮しめは、鶏肉から出汁をとり、じゃがいもやこんにゃくなど具だくさんにしているところが好評だそうです。
野菜を切る人、食材を煮る人、盛り付ける人など、参加された方みんなに役割分担があるそうです。参加された方は、「みんなで協力しあって楽しく作っている。またここに来たいと、いつも思うよ」と言われていました。

こころ音(ね)の会 平成29年6月

6月24日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、現在抱えている悩みや家族との関わり方について意見交換をしました。
「介護をしていて、何回も同じことを言われると返答が雑になってしまう」との意見や「基本的には言ったことに対して否定をしないように意識している」との意見がありました。また、介護施設にはいろんなタイプがあり、よくわからないとの意見もありましたので、次回は市内の施設に関する情報を整理することにしました。
初めて参加されたAさんは、「家族にしかわからないことが多く、こんな風に話が出来る場がほしかった。今日は、いろんな話を聞くことができたので、良かった。」と話されていました。
次回の開催は下記のとおりです。ぜひ、ご参加ください。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」
日時:7月22日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス
認知症の方を介護しているご家族が集まり、お互いの体験や情報を交換しています。

山田地区会員募集世話人会

6月21日(木)、山田ふれあいハウスで平成29年度山田地区会員募集世話人会を開催しました。
本会 村上曙生会長より開会の挨拶があり、その後、会員募集協力のお願いについて資材の確認と意見交換、そして協議体の話をさせていただきました。協議体については、「何人くらいの方が参加しているのか」「送迎があるのか」などの質問がありました。協議体で送迎は行っておりませんが、できる限り地域の方がお越しになりやすいよう開催場所を工夫しています。山田地区では、山田生涯学習館のほか、下山田公民館、山田活性化センター、山田市民センターでの開催を予定していることを説明しました。

今回の世話人会では25名の参加がありました。みなさんおひとりお一人のご協力により、本会の地域福祉活動が支えられていることを感じることができました。

平成29年度生活福祉資金事務説明会

福岡県社会福祉協議会で行われた生活福祉資金事務説明会に出席しました。
大きな変更点はありませんでしたが、日本学生支援機構の奨学金拡充に伴い、申込が少し緩和されました。

高校や大学へ進学する際の教育支援資金の相談は、申込から入金までに1ヶ月ほどかかります。合格してからではなく、受験料を支払った際の領収書や受験票でも、ご相談をお受けすることができますので、お早めにご相談下さい。

稲築志耕館高等学校 ボランティア学習

 6月22日(木)、稲築志耕館高等学校でボランティア活動についての講演を行いました。講師として、本会事務局長の木山が、これから授業の一環としてボランティア活動をされる約240名の生徒のみなさんに、継続性や守秘義務などについて活動を行う上での心構えの説明をし、どんな種類のボランティアがあるのかというところでは災害ボランティアについて話をしました。
 これから超高齢社会が到来するといわれているからこそ、身近なちょっとした困りごとを地域で支え合うという関係づくりが重要になり、それが私たちの地域をお互いに住みよくすることに繋がっていくということ、また、「なんのためにボランティア活動をやっているのか、決してやってあげているのではなく、お互いが平等で対等であることを忘れないでほしい」という思いなど、色々な話をさせていただき、本日の講演が終了しました。
 
今回の学習を経て行われるボランティア活動が、志耕館高校のみなさんにとって意義のあるものになれば良いなと思いました。

市民後見人養成講座 1日目

 6月20日、今日から、第5期嘉麻市市民後見人養成講座(基礎編)が始まりました。

開講式とオリエンテーション後の最初の講義は、福岡市社会福祉協議会地域福祉部長の藤田博久さんを講師に迎え、「成年後見制度の基礎~地域福祉と権利擁護~」をテーマにお話いただきました。
暮らしの単位が「家族」から「個人」へと大きくシフトしていること、判断能力が不十分な高齢者・障がい者が、尊厳のある暮らしができるように成年後見制度ができたこと、そして、市民後見人には本人に寄り添った支援が求められることなどを、わかりやすく話していただきました。

つづいて、本会のかま権利擁護センター センター長の木山が講師を務め、グループワークを行いました。一つの事例をもとに、グループでどのような課題があるかということや、支援の方法などの意見交換をしました。
アルバートエリスのABCDE理論の図で、出来事に対する自分の感じ方や捉え方についてなど価値観を知ることや、支援時に自分の価値観を押し付けないことが大切であることを学びました。また、成年後見制度は民法などこれから学ぶ法律の知識が必要であるとの話がありましたので、これから理解を深めていこうと思います。

かみひがし・ふれあい・いきいきサロン

6月19日(月)、上臼井東公民館にて行われた「かみひがし・ふれあい・いきいきサロン」におじゃましました。50代~80代までの19名が参加され、操体法という体のゆがみを整える体操をされていました。

時間を頂き、体制整備事業や協議体の説明を行った後に、アンケート調査に協力して頂きました。「他の地区と比べると買い物がしやすいね。」「バス停が近くて、交通の便はいいね。」と、碓井地区の良いところを話されていました。

また、身内や組内、行政区内なら困っている人がいたらお手伝いをすると回答した方が多く、地域の絆の強さを感じました。
次回の協議体は、7月14日(金)10時から西郷公民館にて開催します。碓井地区にお住まいのみなさんと一緒に、本当に必要な仕組みを考えていきたいと思います。協議体はどなたでも参加できますので、是非ご参加ください。

ふれあい・いきいきサロンなかます

6月14日(水)、ふれあい・いきいきサロンなかますに参加しました。
「生活を見直そう」というテーマで、元気に長生きするためにはどんなことに気を付けたらよいかなどの話をされていました。
運動量の話があり「草取りを2時間することは、散歩を2時間するのと大体同じ運動量に値するそうで、思っている以上に体力を消耗しているのことがあるので、水分補給や休憩などきちんと対策を立てましょう」ということでした。

また、社協の会員加入に協力しますと言っていただき、手作りの会費箱を持ってきてくださっていました。

みなさまからいただいた貴重な会費が、地域の福祉活動を支えています(^^♪ありがとうございます。

なつきちゃんひがし③

 6月15日(木)、稲築保健センターにて、第3回「なつきちゃんひがし」を開催しました。

 前回の協議体で、「子ども会のお話を聞きたい」という意見がありましたので、4月に立ち上げたばかりの銭代坊子ども会の代表の方にお越しいただいて、現在の活動状況や活動の中での困りごとなどのお話をしていただきました。
 銭代坊では、これまで子ども会に参加ができなかった人ともつながりを持てるように、工夫をされているそうです。世代を超えた居場所についても協議体で考えていければ良いなと思っています。

また、先日、なつきちゃんひがしのメンバーで、40周年記念公園の花壇にお花を植えましたが、大阪から慰霊に訪れていた方がお花を見て、「綺麗にしていただいて嬉しい。そして地域の方が何十年経っても6月1日のガス爆発事故のことを忘れないでいてくれていることに感動した。」とたまたま居合わせた協議体のメンバーの1人に話してくださったそうです。
そのエピソードを聞いて、協議体のメンバーみんなが笑顔になっていました。

 次回の協議体は、「なつきちゃんにし」と同様に7月20日(木)10時から、稲築保健センターで開催されます。ぜひご参加下さい(^^)