11月3日の昨日は、寄ってこハウスでおしゃべりサロンを開催し、3家族10名が参加しました。今回は、小さな子どもでも楽しめるよう、クリスマスに向けたモビールづくりです。ステンレスの針金に、クリスマスっぽい飾りやビーズ、自分の名前を模った字などを釣り糸に通し、バランスを取りながら飾りつけをします。細かな作業もありましたが、子ども達は思いのほか集中して作ってくれました。
片づけを済ませたあと、子どもたちの希望でスライムも作ってみました。洗濯糊に好きな絵の具を垂らし、洗濯用洗剤を入れてかき混ぜると、液体が徐々にスライムに変身!子どもたちはねばねばした感触を楽しみながら、服が汚れるのもお構いなし(汗)
短い時間でしたが、たくさんしゃべって、たくさん笑って、楽しい時間を過ごしました。また、参加したお母さんに、おもちゃの片づけについても、素敵なアイディアを教えてもらいました。早速我が家でも実行してみようと思います。
投稿者: ogawa
嘉穂郡社会福祉協会文化祭
11月3日、社会福祉法人 嘉穂郡社会福祉協会の文化祭におじゃましました。
母子生活支援施設や保育園、児童養護施設や特別養護老人ホームで働く職員さんや利用者さんたちが手作りで開催している文化祭です。秋晴れの下で、たこ焼きやラーメン、ソフトクリームを食べる方やステージを楽しんでいる方など、みなさんの笑顔があふれていました。
嘉穂郡社会福祉協会は、かま福祉ネットワーク委員会に加入され、市内の社会福祉法人と一緒に地域の社会貢献に取り組んでおられます。6月の九州北部豪雨で被災した東峰村にも行き、職員さんたちがボランティア活動に参加されました。その時、目の当たりにした東峰村の様子を気にかけておられ、今回の文化祭でも何か役に立てればとの思いから、東峰村の出展ブースが設けられ、つづみの里から5つの窯元の作品が出展されていました。
つづみの里の職員さんに話を伺うと、「豪雨で大きな被害が出ましたが、たくさんのボランティアさんの力で片づけが進み、今も様々なイベントにお声かけいただき、東峰村は少しずつ元気になっています。ありがとうございます」と、素敵な笑顔を見せていただきました。私たちも、ボランティアセンターの手伝いをする中で、何か力になれたのかなぁと、とても嬉しく思いました。
熊ヶ畑のかかしまつり
訪問途中の道すがら、沿道にたくさんの人がいるなぁと思ったら、リアルに作られたかかし達でした。ご近所の方に話を伺うと、10月22日に開催予定だったトロッコフェスタ&かかしまつりに展示されたかかしだそうです。残念ながら、台風のためイベントは中止になりましたが、「熊ヶ畑案山子作り体験」で作成されたかかしやコンテストに出展されたかかしなどが展示されています。
牛の模様に、嘉麻市にまつわる文字が描かれていますが、みなさん読めますか?地域の方々が中心となって支えているイベントです。11月26日までは展示されているそうなので、ぜひご覧下さい。
平成29年度 福岡県日常生活自立支援事業専門員研修会
10月27日(金)、福岡県社会福祉協議会が主催する日常生活自立支援事業専門員研修会に参加しました。
長崎県大村市社会福祉協議会 事務局次長 山下浩司さんから、「権利擁護と専門員業務の実際」について話を聞きました。相談者を、ストレングスを有する存在として捉え、その人らしい生き方や価値観を尊重すること。また、障がいを生きづらさとして捉え、丁寧に支援することが大切であることを共有したのちに、日常生活自立支援事業を展開する上での注意点や技術を学びました。専門員としてできることとできないことを整理して、関係機関で役割を分担し、チームでサポートすることの大切さを確認しました。
その後は、3つのグループに分かれ、専門員としての援助方針の見立てや関係機関との連携について、事例検討をとおして考えました。
提出した事例を、他の専門員から検討してもらい、聞き取りができていなかった部分や見落としていた視点などが確認でき、また、新たな課題を発見することができました。
家族環境の変化から…
先日、あるケアマネージャーさんから、奥様に先立たれた一人暮らしの方の相談を受けました。お金の管理から様々な手続きなどの全てを奥様に任せていたために、何をどうしてよいかわからず、困っていらっしゃいました。郵便物を一つひとつ整理しながら、必要な手続きをサポートし、収支状況を確認しながら当面の生活に必要なお金を割り出しました。今後は地域の方々にも協力していただき、日頃の声かけや見守りなどをサポートしていただける体制を整え、地域の輪を広げていければと考えています。
生活する上での悩みや困りごとをお持ちの方だけでなく、誰かのために何かしたいとお考えの方、ぜひ、本会にご連絡ください。
今月の一冊
社協だよりえがおNo.140今月の一冊で掲載した、遠藤周作さんの「落第坊主の履歴書」を紹介します。
著者は有名な芥川作家であり、その飄々とした風貌や気さくな言動から、多くのファンが存在しています。しかし小説は「沈黙」、「海と毒薬」、「深い河」など、宗教や死をテーマとした作品を多く著わしており、歴代の芥川賞受賞作家の中でもその「重厚」な作風は際立っています。
半面エッセイには「ぐーたら人間学」や「ぐーたら社会学」など、小説の重さとはかけ離れた人間味溢れる、寛大な、人への優しい視点から綴られた作品が数多くあります。
本書もその中の1冊です。著者は幼少時中国の大連で過ごし、本人曰く「ヘマばっかりの少年時代」であったと言います。雨の降りしきる朝、雨合羽を着て「ジョーロ」で庭の花に水をかけていたところ、その光景を見てびっくりした兄が母に注進し、注意を受けながらあまりに愚かな自分にひどく落ち込んだそうです。小説家として名を成した後、親しい作家と雑談した折に、その作家から『出版社の若い編集者が急に原稿を取りに来たので、「君、前から電話をくれないと困るよ」と注意したら、次は家の前のタバコ屋から電話をして、原稿を取りに来たので笑ってしまったよ』と聞かされ、遥か昔の「ジョーロ」の苦い記憶がよみがえってきたということです。
本のタイトルは忘れましたが、昔「読書は最高に贅沢な趣味である。好きな時に、好きな場所で多くの人の思いや考えに触れることができる。という文を見たことを、このコーナーを書くにあたって思い出しました。読書を心からお勧めしたいと思います。
福岡県共同募金会嘉麻市支会からのお知らせ
10月6日(金)に予定しておりました街頭募金は、雨天のため中止となりました。週末はお天気の予報ですので、下記の通り開催いたします。みなさまのご協力をお願いします。
※10月7日(土)
●カッホ―馬古屏 8時30分~10時30分
●スーパーおおさと 10時00分~12時00分
●トレードマート稲築店 10時30分~12時30分/16時00分~18時00分
●ゆめマート稲築店 10時30分~12時30分/16時00分~18時00分
●スーパー川食碓井店 10時30分~12時30分/16時00分~18時00分
●スーパー川食山田店 10時30分~12時30分/16時00分~18時00分
●food way稲築店 16時00分~18時00分
※10月8日(日)
●カッホ―馬古屏 8時30分~10時30分
●道の駅うすい 10時30分~12時30分/15時30分~17時30分
●スーパーASO稲築店 10時30分~12時30分/16時00分~18時00分
●food way稲築店 10時30分~12時30分/16時00分~18時00分
●スーパー川食山田店 10時30分~12時30分/16時00分~18時00分
移動販売についてのお知らせ
10月10日(火)に予定しておりました移動販売は、諸事情により10時から行う山田活性化センターのみの開催となりました。
チラシをご覧になり、楽しみにしてくださった方には、大変ご迷惑をおかけします。
山田地区の買い物については、今後もあっとふるやまだ(協議体)で、市民のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
出前講座(出川公民館)
9月28日(木)、出川公民館で協議体の出前講座を行い、17名の方が参加されました。
碓井地区の協議体「嘉麻い隊うすい」では、災害をテーマにした地域づくりを進めています。その中で、Aさんの困ったやBさんの不安だよの声に気づき、届けてくれるアンテナ役の人を地域に増やしていきたいと考えていることやみなさんの思いや声を地域づくりにつなげるために協議体に参加していただきたいことなどを話しました。
講座の後には、参加者のみなさんに出川行政区のことを教えていただきました。災害のリスクが高いと言われている琴平山に面していることやご近所のCさん宅の裏庭の草が伸びていること、地域のみなさんで見守っているご家庭があることなど、その地域にお住まいだからこそ気づける情報をみなさんと共有しました。
協議体の全体会を開催
今年の4月に発足した5つの協議体が、半年を迎えました。住み慣れた地域で暮らしていくために、自分たちのほんの少し先の生活に思いを馳せながら、楽しく、熱く、そして時には厳しく、協議体で話し合ってきた内容を発表し合いました。
いつもは顔なじみのメンバーとの話し合いですが、今日は、5つの地区からメンバーが集う日です。協議体を代表して発表する方々は、他のメンバーの思いを背負って緊張した面持ちでしたが、丁寧に伝えてくださいました。
●なつきちゃんひがし(稲築東)・・・花壇づくりを通して居場所づくりに取り組んだこと
●嘉麻い隊うすい(碓井)・・・地域づくりのために自主防災組織から学んできたこと
●なつきちゃんにし(稲築西)・・・社会福祉法人の協力を得て買い物の仕組みを考えていること
●嘉穂ますます会(嘉穂)・・・乗り合いタクシーや移動販売について進めていること
●あっとふるやまだ(山田)・・・移動販売について考え、お試しでやってみる計画をしていること
5つの協議体それぞれから、地域の実情に応じた取り組みを聞くことができ、お互いに参考にできることがたくさんあったのではないかと思います。また、それぞれの協議体を、今後どう進めていくべきか悩むところもありましたが、昨年の勉強会で道しるべをしてくださったさわやか福祉財団の阿部かおりさんから、全国の取り組みを伺い、第1層と第2層の協議体の役割を学ぶことができました。
今後も、地域の方と一緒に、自分たちにできることを考えていきたいと思います。