第8回 支えあいのまちづくりサポーター養成講座のご案内

今年度は、嘉麻市社協が設立して10周年の節目にあたります。『孤から個へ 個から地域へ』をテーマに、いろいろな問題を少数者の側から提起し、課題を共有しながらともに学ぶ「支えあいのまちづくりサポーター養成講座」(全10回)を開催しています。
第8回目のテーマは、水俣病です。水俣病の公式公認は1956年。そこから長い年月がたち、患者さんたちが声をあげてきましたが、いまだに水俣病事件は終わっていません。
そこで、今回は水俣病資料館で語り部をされている杉本肇さんに、水俣病について講演いただき、差別や偏見のない地域をつくるために何が必要なのか考えたいと思いますので、ぜひご参加ください。

●日時 11月18日(水)13時30分~15時30分
●場所 稲築地区公民館(嘉麻市岩崎1141番地)
●テーマ 『水俣病と家族の歩み』
●講師 水俣病資料館 語り部 杉本肇さん

お問い合わせ
嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751

職員自主勉強会で菊池恵楓園へ

今日は、職員自主勉強会として、ハンセン病回復者の方々が生活されている国立療養所菊池恵楓園へ行きました。
現地に到着し、まずは、入所されている杉野芳武さん、桂子さんご夫妻の講話を聴きました。
入所するときの複雑な思い、収容所のような生活、様々な差別を受けてきたことを話されました。辛い過去を振り返り、お話をしてくださる、このことをどう受け止めていくのか、職員一人ひとりが考えていかなければいけないと感じました。
また、社会交流会館学芸員さんから差別についての話がありました。自分の中にある差別の心に気づくことが大切だと思いました。
その後は、社会交流会館歴史資料館や園内を見学しました。納骨堂には、故郷に帰ることができないたくさんのご遺骨が置かれ、その数は1000を越していました。無言の叫びを胸にとどめ、フィールドワークを終えました。
様々なことを学んだ勉強会となり、これからの仕事につなげていきたいと感じました。
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男性料理教室

11月11日(水)に山野第一公民館で開催された男性料理教室にお邪魔させていただきました。

男性8名の方が参加され、女性の方からサポートを受けながら、調理されていました。
毎年参加されている方は年々手際が良くなっているそうで、かに玉、煮物、サバの味噌煮、すまし汁等、計6品を予定時間より早く完成させていました。

できあがった後は「年々作る料理のレベルがあがってきた」などと感想を言い合いながら、みなさんで和気あいあいと話しながら楽しく食事をされていました。

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みんなの力で地域を支えあう

今日は、みんなの力で地域を支えあうフォーラムを開催しました。
第一部は、「市民後見人の役割と成年後見制度の活性化〜2025年問題を考える〜」をテーマにNPO法人高齢者・障害者安心サポートネット理事長の森山彰さんから講演いただきました。
団塊の世代が75歳を迎える2025年には、ますます成年後見制度の利用が増えること、その担い手として市民後見人が注目されていることなどを教わりました。自己決定を大切にしながらその人らしい生活を送ることを地域で支えるための成年後見制度であることを改めて感じました。
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午後からは第二部として、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート福岡支部の副支部長加藤丈雄さんから「成年後見制度の問題点と民法改正について」をテーマに講演いただきました。その後は2つの分科会に分かれ、グループワークをしながら成年後見制度の実務を学びました。
分科会1では、引き続き加藤さんにファシリテーターをしていただき、法人後見をしている社協を対象に課題を共有しました。
分科会2では、山鹿市社協の芥川智之さんにファシリテーターになってもらい、「なぜ、社協が成年後見制度に取り組むのか」について考えました。
たくさんのみなさんと地域で安心して暮らせるまちづくりについて、学ぶことができた1日でした。

相談援助の基本を考える

毎朝、センター毎の情報を共有し、連携するため、ミーティングをしています。今日は、日々の相談事例を振り返り、相談者のリアルニーズは何か、そこからどうやって支えあう地域を作っていくのかについて考えました^_^
今年度は、6つのセンターができたこともあり、半年で2,000件もの相談がありました。おひとりお一人の大切な声にしっかり向き合っていかなければと気を引き締めました。
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「全国一斉奨学金問題ホットライン」開催のご案内

日本弁護士連合会・福岡県弁護士会による「全国一斉奨学金ホットライン」が開催されます。
大学入試に必要な費用をどう準備したらよいかわからない、収入が不安定で返せない、借りたいが返せるかが不安…など奨学金に関する相談を受け付けています。
奨学金の返済について各種救済制度の利用や法的整理・訴訟対応について弁護士が無料で相談に対応します。これから奨学金のご利用をお考えの方もご相談ください。他にも、奨学金の返済と関連した多重債務などの借金問題、奨学金返済が困難となるきっかけとしての解雇・賃金未払いの労働問題など多様な法律相談にも対応します。

・日時 2015年11月18日(水)13:00〜19:00
・電話番号 0120-459-783 特設番号です。当日以外はご利用いただけません。

研修二日目

今日は、昨日に引き続き、平成27年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修を受講しました。
まず初めに、高齢者に係る地域アセスメントの手法についての講義があり、介護保険制度改正は、社会保障のピンチであるが、これから地域で何をつくっていかなければならないのかを考え、住民のニーズに合わせて支えるというような地域に変えていくことができるチャンスであるとのお話がありました。コーディネーターとして行わなければならないアセスメントは、アウトリーチしながら、ネットワークづくりや新たなサービス開発、福祉教育などを進めていくことが大切であるということを学びました。その後、グループワークで事例検討をし、生活支援コーディネーターとしてどう相談に対応するか、ニーズは何か、地域にどのような支援が必要だろうかということを話し合いました。既存のサービスだけではなく、どんな資源を作り出さなければならないかみんなで考え、コーディネーターとしての視点を再確認することができました。
午後からは、北九州市における地域支援コーディネーターの活動についての講義があり、取り組まれているふれあいネットワーク活動について、コーディネーターが取り組んでいる地域資源の発掘や組織化についての話を伺いました。その次に、足りない助け合い活動の創出についての講義があり、地縁活動を活性化することや居場所を作ること、有償ボランティアの考え方、高齢者の社会参加について、さわやか福祉財団が取り組まれていることを教わり、必要な資源をどのように作り出していくのかを勉強しました。最後のグループワークでは、カードを使ったゲームを行いました。「草取りしてほしい」「一緒に出かけてほしい」などと要望が書かれたカードがたくさんあり、1人3枚選びます。自分が選んだカードの内容をお手伝いしてくれる人、または手伝ってくれる方を紹介してくれる人をグループ内で探します。話が終わった後、全体で、お手伝いしてくれる人が見つからなかったカードが何だったのかを発表し、じゃあそれはどこに頼むのか、有償なのか、そのようなコーディネーターの視点をゲームをとおして考えました。
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2日間で、コーディネーターとして考えなければならないことをたくさん学ぶことができました。

生活支援コーディネーターを学ぶ

今日は、吉塚合同庁舎で開催された福岡県生活支援コーディネーター養成研修を受講しました。
まず初めの講義では、地域包括ケアシステムのポイントや生活支援体制整備事業について、コーディネーターと協議体の構成のことなどの説明がありました。地域にどのようなニーズがあるのかを把握する個別支援と、サービスや資源を開発する地域支援、それぞれの専門性が連携することが大切で、社協の活動の大切さを改めて感じました。
次の講義では、生活支援コーディネーターの役割についてを主に学びました。地域のニーズと資源の状況の見える化、関係者のネットワーク化、目指す地域の意識の統一など、たくさんの求められるものがあることが分かりました。
その次は、高齢者の生活支援ニーズと生活支援サービスについてというテーマで、うきは市で取り組まれているコミュニティづくりや資源アセスメントについてを伺いました。
最後は、生活支援コーディネーター及び協議体の選出についての話があった後、グループワークで協議体をどう設置するか、メンバーをどうするかということを話し合い、発表しました。
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どのように取り組んでいかなければならないか、具体的にイメージしながら学ぶことができました。

理解を深めた分科会

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今日も昨日に引き続き、生活困窮者自立支援全国研究交流大会に行ってきました。
2日目の今日は、分科会形式だったので、3つの分科会に職員が分かれて参加しました。
第1分科会は、「再入門!生活困窮者自立支援法」をテーマに、必須事業である相談支援事業や就労支援の考え方を、実践実例から支援を拒否される方へのアプローチなどを学びました。
第2分科会は、「自立相談支援 どう受け止めるか、いかにつなぐか?」をテーマに、実践報告がありました。多様なつながりをいかにつくっていくのか、当事者の主体性をいかに引き出していくのかを考えました。
第6分科会は、「貧困の連鎖をとめる 子ども・若者支援」がテーマでした。貧困の連鎖を防止するために必要な新しい支援の輪や学習支援でつながる子どもたちとの関わり方について学びました。
最後に、全大会として今回の大会のまとめがあり、この制度は、これから現場で作っていくものであり、地域を作っていくものであるとの話がありました。二日間の研修でたくさんのことを学び、困りごとを抱えた方と一緒に地域を作っていくことの大切さを深く感じました。

SOSが言えない方を支える

今日は、福岡大学で開催された第2回生活困窮者自立支援全国研究交流大会に職員3名で参加しました。
生活困窮者自立支援法の施行から半年が経ったことを踏まえ、この制度の意義や背景、現場での課題などについて、基調鼎談やディスカッション、徹底討論などがありました。生活困窮者自立支援全国ネットワークの主催の大会で、全国から集まった支援関係者は、約1600名もおられました。満員の会場は、学びを深めようという熱気に満ちていました。
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本会では、嘉麻市から委託を受け、かま自立相談支援センターを今年の4月に開設しました。話を伺いながら、いろんな方から受けた相談が頭に浮かびました。寄り添い、一緒に考えていくことの大切さを改めて感じ、前向きな気持ちになりました。明日は、2日目で、分科会があります。しっかり勉強してきます^_^