嘉麻市認知症家族の集い こころ音の会9月

9月22日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、3名が参加しました。
参加者から、家族について近況報告があり、病院から家に移り調子がいいことや月に何度か外に出たけたりなど、住み慣れた町や家で過ごすことの大切さを再確認しました。
また、認知症サポーター養成講座に話が移り、嘉麻市でも若い人のキャラバンメイトが増えてくると、認知症を通じたつながりがもっと拡大していくのではないかとの意見がありました。
嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、お互いの体験や情報を交換をする場です。次回の開催は下記の通りになります。事前申し込みは必要ありません。お気軽にご参加ください。

日時:10月27日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス

ふれあい・いきいきサロン「グーの会」

「ふれあい・いきいきサロン『グーの会』で牛乳パックの椅子作りをするよ」と教えてもらい、9月19日(水)具島公民館におじゃましました。農繁期で忙しい中、約7名の方がいらっしゃいました。
午前中は、発砲スチロールを切り、牛乳パックを詰める作業をしたあと、12パックを1個にするために糊付けしました。次回は、牛乳パックに布を張り付けて完成となるそうです。公民館には、以前作った椅子が置いてあり、利用されていました。
お昼は皆さんで昼食を取り、「うちの桜は春と秋に咲くよ」「シカの群れを見に行くよ」などお話に花が咲いていました。
本会からは、6月に伺った際に聞いた話をもとに作成したマインドマップを見てもらいました。また、西日本豪雨を振り返り、小学校や家族のところに避難したことや具島公民館が床下浸水したことを聞きました。参加した方から、今バックの中に懐中電灯や予備の電池、飴やお菓子、ペットボトルの水、携帯の充電器をいつも持ち歩いているよと教えてもらいました。全国的に台風や地震や大雨などの災害がいつどこであるか分からないので、日頃から備えるのが大事だよねとみなさん話されていました。
最後に、メンバーから市バスに乗ったことがない、市バスを使って嘉穂校区をまわりたいなど話があり、来年度に市バスを使うお出かけを一緒に考えていくことになりました。

もう一つの地蔵祭り

先日、光代公民館で行なった碓井校区の協議体で、光代行政区に伝わる、地蔵祭りについて教えてもらいました。
毎年、7月の第3木曜日に行われており、別名三浦様と呼ばれています。いつから始まったかは不明ですが、江戸時代から始まったのではないかとも言われているようです。
公民館の横には大木と、当時この地に住んでいた三浦貞右エ門森継さんを祀った祠がありました。
以前は、子供たちが提灯を作って飾っていましたが、子どもが少なくなったことから、老人会の方々が準備から片づけをされています。年々規模が小さくなっているそうですが、長く受け継がれたお祭りです。ぜひ、続けていきたいですね。

在宅介護者の集い「こころ」定例会 平成30年9月

 9月13日(木)、山田ふれあいハウスにて在宅介護者の集い「こころ」を開催し、6名が参加しました。
高齢者施設には、特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など様々な種類があり、参加者からは「昔に比べると施設の種類が増え、住まいの選択肢が広がったね」との意見がありました。
 一方で介護職員や介護をする人は減っており、介護職員の人材確保についても話が広がりました。

 次回の定例会は、10月11日(木)13:00から稲築住民センターで行います。ぜひご参加ください。

芥田行政区雁金納め

6月の嘉穂ますます会で、「芥田行政区では、9月13日に雁金納めがあるよ」と教えてもらいおじゃましました。
雁金納めとは、毎年9月13日に行われる水神祭に奉納される狂言のことで、「火事や災害から守られるため、村の家が3軒になるまで続けなさい」という言い伝えを地域で守って、400年以上も前から続けているそうです。
学校や会社が終わったあとに集まって、練習を重ね、今年も無事に雁金納めを奉納することができ、みなさん安堵した様子でした。
1年に1度の伝統ある行事を、次の世代に言い伝え守っていく瞬間に立ち会うことができ、地域のつながりを肌で感じました。

千手大学におじゃましました

 9月12日(水)、千手いこいの家で行われた千手大学におじゃましました。参加者は18名で、男性が多く参加されていたのが印象的でした。
初めに千手交番のお巡りさんから、秋の交通安全運動が9月21日(金)から始まり、飲酒運転の撲滅運動について話されました。また、酩酊状態を体験できるゴーグルをつけて、館長さんが歩かれましたが、まっすぐ歩けず、フラフラされていて、いかに飲酒運転が危険かをみなさんで共有しました。
次に市の出前講座があり、てしま歯科クリニックの手島先生から「歯科医師によるお話し」がありました。噛むことの大事さや唾液の役割を詳しく教えてもらい、歯の大切を学びました。
また、千手大学におじゃましたいと思います。

平成30年度九州ブロック地域福祉研究会議

9月6日からの2日間、ヒルトン福岡シーホークで行われた平成30年度九州ブロック地域福祉研究会議に参加しました。
全国社会福祉協議会地域福祉部長の高橋良太さんから、「地域福祉の推進と社会福祉協議会の役割」について、厚生労働省社会・援護局地域福祉課地域福祉課専門官の玉置隼人さんからは「地域福祉をめぐる制度・施策の動向と今後の期待」について、話を聞きました。

身近な圏域で市民のみなさんが主体的に地域の困りごとや課題を発見して、解決を試みる体制づくりの支援が求められているなか、「我が事・丸ごと」地域共生社会の実現に向けて、社協の存在意義を問われており、身の引き締まる思いでした。
また、分科会では5つのグループに分かれて、事例を聞きながら、テーマごとに協働について学びました。
第3分科会では、本会事務局長の木山が、かま権利擁護センターの取り組みについて発表し、当センターが大切にしているご本人の価値観について、利用者さんとの会話の中での気づきを交えながら話しました。

私の家族

 先日、訪問した家で勢いよく犬が飛び出してきました。最初は驚きましたが、じゃれてくる姿に次第にかわいくなっていき、気付いていたら頭を撫でていました。
 話しを伺うともう10年以上一緒に住んでいるので家族同然であること、この子がいるから今も頑張れると笑顔でおっしゃっていました。
 我々は人と人をつなぐ仕事をしていますが、人と動物の間でも強い絆が生まれつながりができるということを教えてもらった時間となりました。

大切な思い出

先日、ある方の訪問を終え、帰ろうとすると、近くにあるイチジクの木の前で1人の女性に出会いました。「この近くにお住まいなんですか」と声をかけると「私は市外に住んでいるけど、亡くなった姉が住んでいた土地に、時々こうやって遊びに来ているの。今でも、思い出すと涙が出てくる」と話してくださいました。イチジクの木は、昔お姉さんが育てていた木だったと聞き、Aさんにとって大切な思い出のものなんだと感じました。私が普段は何気なく見ているものも、それは誰かにとっては、大切な思い出がつまったものかもしれないということに気付かされたひとときでした。

西郷こども奉納相撲大会

 先日、西郷地区でこども奉納相撲大会が行われました。この奉納相撲は100年以上続いている伝統行事となっており、少し雨が降っていましたが、会場は熱気に包まれていました。
 来賓として碓井小学校の松尾校長先生の挨拶があったあと、幼稚園児同士、小学生同士で相撲を取りました。親御さんから「もっと腰を入れて」「力強く押して」など声援が送られ、子どもたちはそれにこたえようと必死になっていました。次に勝ち抜け戦があり、勝って喜ぶ子や負けて悔しがる子などこの相撲大会にかける意気込みが伝わってきました。また、お互いの健闘を祝い拍手する光景もみられ、時折会場から拍手が送られました。
 この相撲大会は女の子の参加や桂川小学校など他の地区からも参加があり、人々をつなぐ地区の伝統行事がいつまでも続いていけばいいなぁと思います。