嬉しい連絡

先日、約3年前に相談を受けたAさんが来所されました。Aさんは、かま自立相談支援センターを開設した当初、年金が少なく、様々な工夫をしながら支出を減らし、生活されていましたが、いよいよ食べるものにも困り、センターに電話されました。生活保護基準額を大きく下回る収入だったため、生活保護につなぎ、さらには就職先を一緒に探して、紆余曲折を繰り返しながら、3年間が経過しました。
本会で始めたフードバンク事業は、Aさんとの出会いからでした。
今回の来所は、「保護の廃止手続きを終えて、給与と年金で生活できるようになったのを報告しにきたの」と、とても嬉しいお知らせでした。
Aさんの晴れ渡る笑顔と新たな目標を語る力強い目に、大きなパワーを頂きました。

恋あい神社

 先日、碓井地区を訪問した時に恋あい神社と表記してある赤い鳥居があり、名前に惹かれて思わず写真を撮りました。確認してみると、元々はこの表記はなく、「スーレ様」(須藤様)と呼ばれるお堂があり、中には6個の自然石があり入学試験や病気平癒などにご利益があるといわれていたことからお参りに来る方が多かったそうです。しかし、ここで恋愛のお願い事をすると成就するこという噂が広まり、お参りに来る方の目的が変わってきたことから、数年前から恋あい神社と名付けたそうです。地域におけるパワースポットを知り、嬉しい気持ちになりました(^^)

 

時代と共に

先日、旧碓井駅の近くに住んでいる方から、「炭鉱の記憶」を楽しみに読んでるよ!と声をかけてもらいました。生まれも育ちも、職場も旧碓井町で過ごしたAさんは、下臼井西にあった石炭の積込場やボタ山の様子、たくさんの商店がならび人の往来があった当時のエピソードや活気ある生活を話してくださいました。
Aさんは、「炭鉱を知らない世代の人たちにも、当時の様子や生活を知ってもらいたい。たくさんの人に読んでほしいね」と、積み込み場で働いていた人を紹介してくれました。取材に応じてくださる方を探すのは、大変苦労していることですが、こうやって人から人へと繋がれる喜びを感じることができました。

桜の木

今日は、久しぶりに雨が降りました。
嘉麻市には桜の木が沢山ありますが、風や雨で花びらが舞っているのを見て、それもまた綺麗だなと思いました。
先日お伺いした方の家の近くにも桜の木があり、思わず写真を撮りました。

以前は、この木の近くでお花見をしていた人がいたそうです。「最近は、お花見に来る人がいないなあ」とAさんは寂しそうに話されていました。
徐々に暖かくなっているので、いつもは家の中で過ごされている方も外へ一歩出てみると、違った景色に癒されそうです。

かま権利擁護センター

本会では、高齢者や障がいを持った方々の権利を擁護することを目的に、かま権利擁護センターを設立しています。
①一人でいろいろなことを決めるのに自信がない方からの相談
 ・訪問販売で、高価なものを何度も買ってしまう。どうしたらいいか。
 ・成年後見制度を利用するようにすすめられたが、どうしたらいいか分からない。
 ・もの忘れがあり、通帳やはんこをどこに置いたか分からなくなる。
 ・年金や手当、給料をもらうと、すぐに使ってしまい、残らなくて困っている。
②これからのことを今のうちに考えておきたい方からの相談
 ・将来のことを考えると不安になる。今からできることはないだろうか。
 ・自分にもしものことがあった時の財産をどうするか、きちんと決めておかないで大丈夫かな。
 ・社会の役に立つようなことをしてみたい。
このような困りごとがある方や困っている人を知っていらっしゃる方は、かま権利擁護センターにご相談ください。
センターの職員がご自宅を訪問して、どんなことにお困りなのか、お話を伺います。そして、その困りごとの解決に向けて一緒に考えます。お気軽にお電話下さい。
お問い合わせ先い
かま権利擁護センター ☎0948-42-0751

広報紙えがお 146号発行

4月1日、広報紙えがお146号を発行しました。

EPSON MFP image

嘉麻市社会福祉協議会ホームページからもご覧になれます(^-^)
http://kama.syakyo.com/kouhou.htm

表紙は、あかり保育園の子どもたちです。
その他、下記のような内容を掲載していますので是非ご覧ください♪♪

表紙・・・あかり保育園~お別れ会~
p2・・・協議体「なつきちゃんにし」、介護体験記(介護を楽しくする工夫)
p3・・・サロン紹介(尾浦第一元気クラブ)、お知らせ、ご案内
p4・・・山口県地域生活定着支援センター視察研修、3社協エリア別事業公開講演会、嘉麻北日中一時支援事業所
p5・・・今月のブログ(フラダンス)、今月のえがお、配食サービス配達員募集
p6・・・かまボランティア・市民活動センター情報、ボランティア募集情報
p7・・・ 今月の一冊、炭鉱の記憶
p8・・・成年後見Q&A、山田ふれあいハウスからのお知らせ、5月の総合相談、指定葬祭場紹介
p9・・・香典返し・寄付、会員会費お礼
p10・・・ふるさとへの手紙、社協だよりクイズ、編集後記

れんぎょう

年度末の慌ただしい日々を癒してくれるように、沿道の桜は満開です。今日は週末の夜ということもあり、いくつかの行政区では、地域の方々が集まって、お花見が開催されています。地域のつながりが希薄化していると言われていますが、桜を通した繋がりの場も素敵ですね。
先日、お伺いしたお宅の庭先で、れんぎょうの花を見せてもらいました。弓なりに長く伸びて垂れ下がった枝に、鮮やかな黄色の小花が枝いっぱいに咲いています。緑と黄色のコントラストにわくわくした気持ちになりました。

出前講座(山野第一行政区)

 3月28日、山野第一行政区ふれあいいきいきサロンで出前講座を行い、協議体を中心に社協で行っている様々な事業や地域づくり、災害時の活動について話しました。
 住み慣れた地域で暮らしていくために、稲築西にお住いのみなさんに集まってもらい、住んでいるからこそ分かる困りごとを話し合い、必要な仕組みづくりを行う協議体の振り返りを紹介しました。山野第一行政区には、すでに見守りや声かけ活動の仕組みがあります。また、ご近所へのおすそ分けや井戸端会議のような繋がりもあります。誰かが気付いてあげられる強みを持った地域だからこそ、これらの取り組みが、更に広がっていけばいいなと感じました。

4月の総合相談

暖かな日が続き、桜もそろそろ満開の季節です。
今日は、4月の総合相談をご案内します。
●法律相談(予約が必要です。先着順となりっていますのでお早めにお申し込みください)
4月5日(木)13時~16時 山田ふれあいハウス
●心配ごと相談(会場は、いずれも稲築住民センターです)
4月11日(水)13時~15時
4月25日(水)13時~15時

こころ音(ね)の会 平成30年3月

 3月24日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、4名参加しました。
 本日は参加者Aさんより、本の紹介がありました。その本には認知症の方でも自分が衰えていく事がわかっているが、認める事が出来なくて時に周囲にあたってしまう。支援者は否定せずにありのままを受け止めることで、認知症の方は安心感し、落ち着きを取り戻せると、書かれていたそうです。Aさんは今まで喧嘩をよくしていたそうですが、現在は本人のありのままを受け入れようと努力し、少しずつですが日々が落ち着いてきているそうです。
 その話を聞いて参加者Bさんより「支援者は時に認知症の方を患者としてみながら対応してしまうことがある。認知症の方にも自分があるから、そこを理解しようとして接していけば伝わると思う」と話され、全員で大きく頷きました。
次回の開催は下記のとおりです。ぜひ、ご参加ください。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」
日時:4月28日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス
認知症の方を介護しているご家族が集まり、お互いの体験や情報を交換しています。