12月25日(月)、春日市クローバープラザで開催された、平成29年度福岡県日常生活自立支援事業 生活支援員研修会(実務者編)に参加しました。
午前中は、九州ルーテル学院大学 人文学部 心理臨床学科 准教授 西章男さんから、日常生活自立支援事業における精神障がいを持つ人への生活支援について学び、午後からは、久留米市社会福祉協議会 生活支援員 富松和夫さんの活動報告を聞きました。
その活動事例をもとに、ご本人の思いを考える→ご本人の周りで起こったこと、起っていることを確認する→必要な支援とその支援をする人(機関)を確認する→役割を決めて演じてみる→見えてきた課題、実践にいかせそうなこと等についてふりかえりをする という方法でグループワーク演習を行いました。
西さんから「人と課題を切り離して考えてください」とアドバイスがあり、障がいはその方の全てではなく一部であって、そこをお手伝いすることで生活のしづらさが解消できれば、その方らしい日常生活が送れるのだということを改めて感じました。
また、様々な事態には全てメッセージが含まれており、課題に対しての解決策はご本人自身が持っている。表出している現象が全てではないからこそ、傾聴が大切になってくるのだと学びました。
グループの方が「普段の支援の中で抱えているジレンマや考えていることを話せて、自分の視点と比べることができた」と感想を話されました。他の社協職員の話を聞きながら、自身の価値観を問う場にもなりました。今回の研修で学んだことを、これからの業務に生かしていきたいと思います。
カテゴリー: 地域係
銭代坊行政区 もちつき
12月24日(日)、銭代坊行政区で行われたもちつきにおじゃましました。

銭代坊公民館には子どもと大人合わせて50名ほどの方が集まっていました。
「まだもちつきしてない人は?」の声に子ども達は手を挙げて、杵を持ち、もちつきを手伝っていました。
子ども達に声をかけると、「盆踊りの時に仲良くなった子と、また会えたから嬉しい。前よりお茶目になってたよ」と話してくれました。
稲築東地区では「幅広い世代の方が交流できる居場所づくり」をテーマに協議体で話し合っているところですが、このような地域の行事も多世代が交流できる良い機会だなと感じました。
こころ音(ね)の会 平成29年12月
12月23日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、3名が参加され、現在抱えている悩みや関わり方について意見交換をしました。
認知症の方は、自分の考えに固執しがちになり、周りの意見を受け入れられなくなることもあるが、介護者は説得するのではなく納得してもらうように心がけて接っすると、伝わることが多いと教わりました。また、最近寒くなり、体調が心配なので、小さな変化にも気をつけていかなければならないと共有しました。
次回の開催は下記のとおりです。ぜひ、ご参加ください。
嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」
日時:1月27日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス
認知症の方を介護しているご家族が集まり、お互いの体験や情報を交換しています。参加をお待ちしています。
漆生中央行政区 もちつき
12月23日(土)、漆生中央行政区で行われたもちつきにお邪魔しました。30名を超える方が集まられ、蒸したもち米を杵でこね、「よいしょ、よいしょ」と声をかけ合いながらつきました。
できあがった餅は、なめらかでコシがあり、大根おろしやきなこで食べました。「〇〇姉ちゃんポン酢とって」、「このかわいい孫は誰の孫?」など、気さくな会話が飛び交い、賑やかで楽しい雰囲気でした。
地域の行事が人々をつなぎ、何年もかけて素敵な関係が紡がれているんだなぁと感じ、温かな気持ちになりました。

心配ごと相談のご案内
毎日、夜明けが遅く日が暮れるのは早く、段々と年末の空気を感じています。
先日、地域支え合い事業で草取りを利用された方のお宅に伺いました。持病で外に出るのが億劫だと話されていた方が玄関先にいらっしゃり、「やりたくてもできなかった草取りを手伝ってもらい、道が見えるようになったから、久しぶりに少しでも外に出てみようと思えた。気持ちがいいね。」と話されました。協力会員さんの力が、その方の気持ちを変え、生活の変化に繋がった瞬間に立ち会えたように感じ、とても嬉しく思いました。
庭には金柑の実がたくさんなっていて、太陽を浴びてとても綺麗でした。

今日は、心配ごと相談をご案内します。
12月27日(水) 13:00~15:00
稲築住民センターにて開設します。相談員が困りごとの相談に応じます。予約の必要はありませんが、先に相談されている方がいらっしゃる場合は、お待ちいただくことになりますので、ご了承ください。
今年最後の開設になります、ぜひご利用ください。
鮭献祭のはなし
12月13日に大隈の鮭神社で行われた鮭献祭の写真を、地域の方が社協に持って来てくださり、祭のようすや鮭神社のことを教えていただきました。
当日は、氏子をはじめとする地域住民や水産業関係者が一同に参拝し、遠賀川を上ってきた鮭を鮭塚に奉納したそうです。境内には鎌倉時代に植樹されたといわれる嘉麻市指定天然記念物の「夫婦楠」もあり、縁結びや夫婦円満の御利益があるとのことでした。

以前、鮭神社の清掃活動に参加したとき、境内から階段を下りたところにある木の前で「これは博打の木と呼ばれていて、この葉っぱをお財布に入れたらお金が溜まるよ」と地域の方に教えてもらいました。その事を思い出し、話をすると「いや反対の意味なんよ、博打で負けてスッカラカンになる木よ」と言われました。落ち葉を拾って手帳に挟んだのを思い出し、複雑な心境になりつつ、地域の行事や言われを知るのは楽しいなと思いました。
今年の鮭献祭を振り返られ、笑顔で話を聞かせてくださり、行事をすることで集いの場が自然とできていることを感じました。地域の大切な行事を知ることができた貴重な時間となりました。
木蓮の蕾
街路樹の葉は落ち、路面に落ち葉がたまっています。そんな中、サルビアパーク近くで、木蓮の蕾を見つけました。

木蓮は、秋から蕾を成長させ、冬は寒さから身を守るように銀色の綿毛をまとい、春に花を咲かせる準備をするそうです。
他県に住んでいた曽祖母宅の井戸の脇には、ゴールデンウィークの頃に鮮やかな紫色の花を咲かせる木蓮の木があったのを思い出しました。
今年も残すところあと2週間。新年に向けてやり残しのないよう過ごしたいですね。
もちつき大会

12月17日(日)、山野第一公民館で行われたもちつき大会におじゃましました。
もち米や付け合わせの準備、火起こし、もちつき、丸めて袋詰めするなどの行程ごとに分かれて作業され、子ども達も粉まみれになりながら、1つ1つ丁寧に丸めていました。「子ども会が主催していた頃よりも、子ども達の参加が減って寂しくなった」との声もありましたが、地域住民だけでなく、地域で働いている方々の参加もあり、とても賑わっていました。雪がちらつく寒い中でのもちつきでしたが、多世代で助け合いながら作業される姿に、とても温かい気持ちになりました(^^)
嘉麻北日中一時支援事業所 音楽の時間
12月16日(土)、嘉麻北日中一時支援事業所にて音楽の時間を開催しました。

あわてんぼうのサンタクロースやジングルベルなどの演奏に合わせて、楽器を手にリズムを刻んだり、歌ったり、それぞれの楽しさを表現しながら過ごしました。
在宅介護者の集い「こころ」定例会 平成29年12月
12月14日(木)、稲築住民センターにて在宅介護者の集い「こころ」を開催し、本会の職員も含めて6名が参加しました。
最初に協議体についてみなさんで話しました。本当はいろんなところに行きたいけど、移動手段が無くて困っている人が多いのではないか。外出すると気分転換や人との関わりができるから、もっと送迎サービスが増えるような仕組み作りを考えると良いのではないかとの意見が出ました。
次に認知症や介護について話し合いました。認知症になると、少しずつ身の回りの事に支障が起こってくる。元気がなくなり、外出が億劫になる場合もあるので、介護者は急かさずに優しく声をかけて見守まもりながら対応することが大切だと、ご自身の経験を交えながら話してくださいました。また、介護する側は、時にはあまり深く考えずに、楽しく気分転換できるものを見つけるのも、介護を長く続ける一つ方法だと教わりました。
次回の定例会は、1月11日(木)13:00から山田ふれあいハウスで行います。ぜひご参加ください。
